スピノザの『エチカ』と趣味のブログ

スピノザの『エチカ』について僕が考えていることと,趣味である将棋・競馬・競輪などについて綴るブログです。

敬称&ニーチェの反論

2006-08-05 22:15:24 | NOAH
 僕がNOAH現在形と評した4人のうち,丸藤選手と森嶋選手はキャリア8年,力皇選手とKENTA選手がキャリア6年になります。プロレスの世界では一般的には年齢に関係なくこの世界に先に入門した方が先輩ということになり,先輩は後輩を呼び捨てにし,後輩は先輩をさん付けで呼ぶのですが,NOAHでは少し事情が異なります。この4人のうち,大相撲からプロレス入りした力皇選手だけは30代で,あとの3人はまだ20代ですが,先輩である丸藤選手は力皇選手のことを「力さん」と“さん”をつけて呼びます。それどころか自衛隊出身で昨年暮れにデビューしたばかりの谷口選手のことさえ,丸藤選手は「お谷さん」と呼んでいます。おそらくこれは,NOAHの前身である全日本プロレスを設立したジャイアント馬場さんの教えを踏襲したもの。馬場さんは,プロレス界では先輩でも,年上の人間には「○○さん」と呼ぶように指導していたようです。たぶん馬場さんが,プロレスに入門する前に,プロ野球界に身を置いていたことが影響しているものと思われます。
 ふるさとダービー富山,明日は2日目で峻峰剱賞(何と読むのでしょう?)が行われます。並びは,関東単騎の平原選手に佐藤選手と坂本選手の北日本,小嶋選手と加藤選手の中部に佐々木選手,渡辺選手ー大塚選手ー紫原選手の西国勢で3分戦。勝ち上がりにまったく無関係なので難しいのですが,平原選手○の先行が予想され,佐藤選手◎が中心。もちろん小嶋選手▲と加藤選手△であっさり捲ってしまう可能性もあるでしょう。

 ニーチェとスピノザの対立点として,ニーチェはスピノザの因果論を,目的論の変種とみなしているといいました。なので,たぶんニーチェは公理三を認めないと思います。ただ,ニーチェの論述というのはあまり体系立ってなく,スピノザ,なかんずくエチカと比較した場合には断章といってもいいくらいです。ここでこれから考えていくことに関しては,ニーチェに負っている部分がかなり大きいのですが,こういった事情ですから,ニーチェの哲学そのものではなく,僕が部分的に解釈した限りでのニーチェの哲学という形でこれを利用していきます。したがって,僕はその都度ニーチェの名前を出すことはしないということを初めにお断りしておきます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする