福井記念＆第一部公理五まとめ①

　福井記念は予想通りに森田選手と松岡選手で激しい先行争い。制したのは森田選手の方で北日本の先制。松岡選手は後退しましたが市田選手が4番手に入りました。しかし後方から吉田選手が先捲り。これに合わせて番手から発進した山崎選手が優勝，山崎選手マークの有坂選手が2着で，吉田選手の捲りに乗った合志選手が3着となっています。
　優勝した福島の山崎芳仁選手は6月の高松宮記念杯を制するなど今年になって一気に大ブレークした新鋭。自力選手ですが，北日本は若い先行選手が多く，今日のように番手を回る機会も多いので，これからもどんどん優勝を積み重ねていきそうです。記念競輪は3月の熊本記念以来で，これが2勝目です。

　明日は大井でサンタアニタトロフィーがあるので予想してみます。距離が1000メートルも短縮されるのですが，大井記念の1・2着のエイシンチャンプ◎とボンネビルレコード○が中心になります。牡馬相手で距離もやや短いのですが，この相手ならテンセイフジ▲も侮れません。あとはナイトスクール△とインターセフォー△ということになります。

　第一部公理五を正しく理解するために最も重要なのは，ここで共通点といわれていることをきちんと理解することです。
　ＡとＢに共通点があるとは，ＡとＢに思惟の属性以外に何らかの共通する属性があるという意味です。共通点がないという場合には当然ながらこれとは逆になるわけですから，もしもＡとＢに思惟の属性以外に共通する属性がない場合には，いい換えれば，すべてのものは思惟の様態として存在するので，もしもＡとＢに共通する属性が思惟の属性だけであるなら，ＡはＢを，また逆にＢはＡを，認識することができないというのが，この公理の文章の前半部分の意味になります(後半部分はここでのテーマで扱っていないので割愛します)。