浅草文庫亭

"大哉心乎"
-大いなる哉、心や

探偵がいるBAR

2013-02-27 23:16:18 | DVD、映画
見ました。

元々、原作はよく読んでいた。あと原作者の人ってよく札幌で見かけた。僕、記憶にあるだけでも3回は見たことある。なぜか全部、南北線の駅で。ちょっと今の時代にはキザすぎるかなと思うけど、チャンドラーのハードボイルド小説っぽくて嫌いじゃない。

そもそも舞台が札幌ってのがうれしいじゃないですか。札幌を知っている身からすると「ああ、あそこね」って感じがしてさ。

それが映画になるって聞いてどうかと思ってたけどいやいや全然悪くないっすよ。

僕としては舞台が札幌でしっかりジンギスカン食べるシーンが出るってだけで1億点です。いい感じの札幌感があったなー。あと小樽も出てくる。これもまたいい感じの小樽感で悪くない。

札幌映画として「こんなの札幌じゃねーよ」って思う人はあまりいないんじゃないかなー。

大泉洋もね、ぜんぜん悪くなかった。とぼけた感じとシリアスな感じのバランスが非常にいい。「そんなこと言わねーよ」っていうキザな台詞が多い役だけど大泉洋ならいいじゃないですか。
コートも非常に似合ってる。このコート欲しいな。

あと何と言っても松田龍平だよねー。僕はこの映画の松田龍平が最高得点なんじゃないかと思う。とぼけててそれでいて実は強い、という現実離れした感じだけど松田龍平だもの、まったく文句ないです。もっと出番が多くても良かった。とにかくこの映画の松田龍平が見たい。スピンアウト作品とか作ってくれてもよかですよ。

この二人、キャラクター的に逆にしても面白かったんじゃないかと思うよね。

ああ、そうそう。探偵のいるバー「ケラー・オオハタ」なんだけど、あれってタイハーラのある通りなんじゃないかと思うけどどうでしょうね。

今年続編も出来るらしいので非常に楽しみ。

映画『探偵はBARにいる2』


(最近の女優の名前とかあまり分からないんだけどこの女優が結構好きだと最近きづいた)
コメント
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