浅草文庫亭

"大哉心乎"
-大いなる哉、心や

焼肉と、四匹の猫

2013-02-07 23:58:35 | 食べ物
村上春樹のエッセイでビーフステーキの事を書いてるものがあった。

たまに「肉、不足してまっせ」と脳から指令があってそういうときはビーフステーキを食べたくなる、って話だったと思う。

僕もたまに身体が「肉、不足してまっせ」という時があってそういうときは僕はステーキより焼肉を食べたくなる。

昔は週に一回くらいは「焼肉喰いてー」と思ってたけど今はそうでもない。2,3か月に一回くらいでいいかな。


大阪出張で難波に泊まってて焼肉が食べたくなったので道頓堀の「空」へ。

ここは一品一品の量が多くないしカウンターもあるので一人焼肉にいい。

ここのオススメは牛の肺です。プップチだかプリプチだかいうんだけど忘れた。とにかくかわいい名前。

肺っていうとちょっとグロい気持ちもするけど案外クセが無くて美味しいよ。なんだかフワフワした食感。大阪で一般的なのかどうかわからないけど僕は他の店では見たことない。

あとここのユッケジャンスープが最高なんだけど一人にはちょっと多すぎるので今回はパス。もう頭真っ白になってダバダバこぼしながら食べちゃうくらい美味いんだけどね。

(ここのユッケジャンスープの話は昔書いた⇒「大阪もっきりスープの夜」)

一人焼肉はあまり種類が食べられないという不利があるんだよな。ここは一品の量が少ないけどそれでも2、3皿しか食べられない。3皿ったらホルモンとサガリとプチッチだかプチプリだかで終わりですよ。タンとかシマチョウとか食べたかったなー。

食べ終わってまだ飲みたかったので久々に初めての店に飛び込んでみる。

4gatsというバー。「クワトロ ガッツ」つまり「四匹の猫」ってことだな。イタリア語で言うと「quattro gatti」かな。

飛び込んだ割にはよい雰囲気。

椅子が一人用ソファで落ち着く。バーって座りづらい高い椅子のところが多いから。やっぱりバーの椅子ってすごく大事だと思う。バーを始めるなら椅子にはとにかくこだわったほうがいいと思うなー。

この店はもいっかい来てもいい。