浅草文庫亭

"大哉心乎"
-大いなる哉、心や

屋台村

2013-02-21 16:50:30 | 食べ物
昨日は鹿児島でした。

すごく暖かい。そして花粉が飛んでいる。目がかゆい。

「なんだか鹿児島の雲は灰色だなー」と思ったけど考えたら桜島の噴煙なんだね。

ちょっと遠いですが桜島。常にもくもく。

少し早めに仕事が終わって駅に向かっていたら温泉があった。

鹿児島には銭湯がほとんどない。お湯沸かすより地面掘ったらすぐ温泉でてくるから。

ついつい入ってしまう。15時に温泉入ってるなんて非常に申し訳ない。

あとは博多に戻ってホテルにチェックインするだけなので結構時間に余裕がある。駅前から少し外れて(といっても500Mもないくらい)大久保利通像にご挨拶。

看板の説明なんて見ていると西郷隆盛の実家と大久保利通の実家は本当に近かったのね。川挟んで向かい側。

さーてご飯は何を食べようかなーと思って歩いていたら屋台村がありました。

最近、地方都市にちょこちょこある新しく作った屋台村。八戸にもあるし函館にもある。

僕、このビジネスモデルは悪くないと思う。

地方ターミナル都市の駅前って案外過疎化していて(地元の人は車で郊外のイオンとか行っちゃうから)遊休地が結構ある。そこを駐車場なんかにするよりこういう屋台村作ったほうがいいと思う。本当の繁華街(鹿児島だと天文館という繁華街がある)に人が来なくなってしまうかも知れない恐れはあるけど。鹿児島中央の屋台村もついこないだ出来たと思うけど(建設中の時に見かけた覚えがある)、けっこう人が入っている。小さな店がたくさんあるという方が一件撤退しても全体のにぎわいには影響ないから不景気のビジネスモデルとしてはいいと思う。

早めに空いてる店でモツを食べる。串2本とビール1杯飲んで外に出ると多くのお店が開店している。歩いていると別の店の看板娘、いや、20年前くらいには娘だったかもなー、という看板娘から「どうですか?」と話掛けられる。せっかく鹿児島なので美味しいさつま揚げが食べたいんですがあります?と聞くとその店にはないとのこと。

代わりに向かいの店のさつま揚げは美味しいですよ、とおすすめされる。こういう感じも屋台村の感じよね。

勧められたとおりにさつま揚げ。

注文受けてから揚げてくれる。うまーい。少しだけ、気づかないくらい魚の苦みがある。そしてそれが焼酎にあう。

始良(たいら)という場所でよく食べられるという豚のアゴ。

安い、うまーい。ギュッと言う感じのお肉なのでこれはご飯より焼酎ですなー。ぐびぐび進む。

気分がよくなり店を出たらさっきの看板娘から「さつま揚げ美味しかったでしょう?」と声を掛けられる。

そうなるとその店入るしかないよねー。

つまみはそら豆の黒糖揚げ100円。

うまーい。


この店のおすすめらしい料理。えーっとねー、豆腐と明太子と海苔と鰹節となんか。案外知られていないと思うけど、鹿児島は豆腐が旨い。どこで食べてもがっかりしない。更にその豆腐を使った厚揚げがまたうまい。

屋台村出たらまだ19時。でもべろんべろん。