浅草文庫亭

"大哉心乎"
-大いなる哉、心や

コミュニケーションはストレートに

2011-06-23 18:19:39 | 仕事
あくまで仕事上での話なんですが。

先日、こういう話がありました。

後輩がお客さんのところに行ったけどただウチの会社の話をだーっとして帰ってきた。帰社後、話を聞いてもお客さんの情報を何も聞いていない。「なんで?」と聞くと「名刺交換した直後からすごく時間が無い感じだったんで…」とのこと。

こういう人たまに、いや、よくいます。

で、だいたいこういう人に「あのさ、『時間無さそうだなー』と感じたときに『大変失礼ですが、もしかして次のご予定などあってお急ぎですか?』とか聞いたの?」って質問すると大体聞いてないんだよなー。

こういうの僕、すごく無駄だと思うんです。

「あ、忙しそうだな、早く話の結論つけないと…」って勝手にこっちが考えてるけど、実は単に「せっかち」な人で時間はたっぷりある、ってことだってあるでしょう。

もちろん本当に時間が無くて「そうなんだよ、急に予定が詰まっちゃってあと10分しか時間ないんだよ」って場合もあるかも知れない。

だからもし「あれ?なんか急いでそうだな?もしかして今日時間無いのかな?」って感じたら聞いちゃえばいいだけの話なんだよ。

前者だったら気にせず話を聞いたり、話したりすればいいし、もし後者だったらさ「そうですか、ではまた日を改めましょうか?」ってのもありだと思う。

昔、上司に「コミュニケーションはストレートに」って教わった。

たとえばお客さんと話していてどうも相手が喧嘩腰だとする。この時にはもうストレートに「大変申し訳ございません、何か私が失礼なことしましたでしょうか?」と聞け、とね。それで「そうだよ、あなたがあのとき…」と言ってくれてそれでこちらに非があれば謝ればいいだけの話。

もちろんこちらに対して怒っているんだけど、聞いても「いや、別に」と言ったときでも「あ、怒ってないんですね」と言えばいい、というわけじゃない。そこはそこで「口では怒ってないって言っているけどやっぱり何か気にかかってることがあるんだろうな」とちゃんと捉えて自分の行動を振り返ることは大事よ。

あとあくまで仕事上で、ですから。友達関係や恋人関係はまた別ね。
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする