「ローマ人の物語」を僕が読み続けているのはご存知のとおり。
このシリーズは元々単行本で15冊出版されている。まぁ1000年間くらいの話だからね、ロングシリーズ。
単行本だと場所も取るし値段も高いので僕は文庫本で揃えています。だいたい単行本1冊が文庫本3、4冊くらいになるので、15×3で文庫本でも45冊くらいになる。(たっぷりあるんで本棚の一番上に並べといたらこないだの地震で全部落ちてて大変だった)
文庫本のほうは年に一度9月ぐらいに刊行される。次の9月に最終刊「ローマ世界の終焉」が出て、文庫本シリーズ終了の予定。
とはいえ作者自身の単行本のほうもまだまだ出ていて、「ローマ人の物語」の後日談「ローマ無き後の地中海世界」という単行本が出てる。たぶんこれも同じ形態で文庫本になるだろうからそれ待ち。
そして現在、作者が5冊シリーズで出している単行本が十字軍の話。
ローマ帝国の成り立ちと終焉まで(紀元前40年くらいから紀元後480年)のあと、十字軍の話(紀元後1000年くらい)にというのは非常に楽しみ。僕自身は十字軍についてほとんど何も知らないからね。
ま、こちらも文庫本を待とうと思っているから読むのはかなり先だなー、と思ってたんだけどシリーズ第一作が図書館にあったのでつい借りちゃいました。
絵で見る十字軍物語
この本は「十字軍シリーズ」の予告編的なもの。ドレという画家が描いた十字軍の物語の絵がメインで文はその解説。絵が大きめにで、細かいことは載っていないけどだいたいの流れを頭に入れるにはちょうどいい。
だいたいの主要登場人物も絵で見て分かるしね。隠者ピエール、サラディン、リチャード獅子心王なんかがキーパーソンだ、ということは分かった。「カノッサの屈辱」なんかも出てくるのかなぁー。
そして、この簡単な「予告編」だけを読んでも分かることは「神がそれを望んでおられる」を合言葉にしたこの戦いは終わりが見えないなぁ、と言うこと。
キリスト教側はイスラエルという聖地の奪還を「神がそれを望んでおられる」を合言葉に正義の戦いとした。一方、イスラム教側もこの戦いを聖戦(ジハード)と名づけた。
その結果、神が一番望むわけがない多くの戦いと人の死が繰り返されることになる。残念ながらそれは第一回十字軍から約1000年経った現代でも終わっていない。
ため息をつくしかない。
このシリーズは元々単行本で15冊出版されている。まぁ1000年間くらいの話だからね、ロングシリーズ。
単行本だと場所も取るし値段も高いので僕は文庫本で揃えています。だいたい単行本1冊が文庫本3、4冊くらいになるので、15×3で文庫本でも45冊くらいになる。(たっぷりあるんで本棚の一番上に並べといたらこないだの地震で全部落ちてて大変だった)
文庫本のほうは年に一度9月ぐらいに刊行される。次の9月に最終刊「ローマ世界の終焉」が出て、文庫本シリーズ終了の予定。
とはいえ作者自身の単行本のほうもまだまだ出ていて、「ローマ人の物語」の後日談「ローマ無き後の地中海世界」という単行本が出てる。たぶんこれも同じ形態で文庫本になるだろうからそれ待ち。
そして現在、作者が5冊シリーズで出している単行本が十字軍の話。
ローマ帝国の成り立ちと終焉まで(紀元前40年くらいから紀元後480年)のあと、十字軍の話(紀元後1000年くらい)にというのは非常に楽しみ。僕自身は十字軍についてほとんど何も知らないからね。
ま、こちらも文庫本を待とうと思っているから読むのはかなり先だなー、と思ってたんだけどシリーズ第一作が図書館にあったのでつい借りちゃいました。
絵で見る十字軍物語
この本は「十字軍シリーズ」の予告編的なもの。ドレという画家が描いた十字軍の物語の絵がメインで文はその解説。絵が大きめにで、細かいことは載っていないけどだいたいの流れを頭に入れるにはちょうどいい。
だいたいの主要登場人物も絵で見て分かるしね。隠者ピエール、サラディン、リチャード獅子心王なんかがキーパーソンだ、ということは分かった。「カノッサの屈辱」なんかも出てくるのかなぁー。
そして、この簡単な「予告編」だけを読んでも分かることは「神がそれを望んでおられる」を合言葉にしたこの戦いは終わりが見えないなぁ、と言うこと。
キリスト教側はイスラエルという聖地の奪還を「神がそれを望んでおられる」を合言葉に正義の戦いとした。一方、イスラム教側もこの戦いを聖戦(ジハード)と名づけた。
その結果、神が一番望むわけがない多くの戦いと人の死が繰り返されることになる。残念ながらそれは第一回十字軍から約1000年経った現代でも終わっていない。
ため息をつくしかない。