浅草文庫亭

"大哉心乎"
-大いなる哉、心や

メンチカツ、カニコロッケ、皇居、

2006-10-17 22:09:58 | 食べ物
お昼ごはんは近所の洋食屋へ。洋食屋と行っても定食屋みたいなもんであまりきれいじゃないしカウンターだけ。店先にロウ細工のカレーライスが飾ってあるような。でもまぁ美味しい。これぞキングオブ揚げ物、という感じの「メンチカツ カニコロッケ定食」キャベツ山盛り。



この店、安いし早いしそれなりに旨いから僕は好きなんだけど同僚には評判が悪い。なぜか?「いたたまれない」とのこと。どういうこっちゃと言うとこの店、カウンターにマスターとおかみさんみたいな人が入ってる。マスターが料理を作り、それにあわせておかみさんみたいな人がライス、味噌汁を用意する。そのマスターの指示がどうにも嫌味くさいんだよね。

小言で
「ほらほら、味噌汁がでてませんよ…」
「そっちの小皿じゃありませんよ…」
と、どうもこき使ってる感じ。

当然夫婦なんだろうな、と思ったけどどうやら夫婦じゃないらしい(と、ある同僚が言ってた。なんでわかったんだろうね?)

確かにそういうの聞きながらご飯食べてるとあまり美味しくない。

そういう空気感というのは大事だからねぇ。

昼飯を食べながら週刊誌のSPAを読む。はっきり言うけどこの雑誌、たいしたことは書いてない。いかにもてるか(うーん、もてるか、というより「出会い」とかも最近多いし)とか「簡単な株投資の始め方」とかかなりどうでもいい特集ばかり。

ちなみに今週号の特集タイトルは…
実は金融のプロも採用[神秘的(オカルト)投資術]で儲ける!
[遅咲きアイドル大量発生]現象を読み解く!
[ネットで結婚相手を探す女たち]の実像!

ってな感じ。

それでも買ってしまうのはたまーに「なるほど」と思ってアイディアにつながることもあるから。

今日「ナヌッ」と思ったのは「レンタルお姉さん」というのが記事。「グラビアアイドルの高年齢化」という特集でグラビアアイドルだけではなくて他の業種はどうなのか、というところに「メイド業界」「キャバクラ業界」なんかとともにあったんだけど。「レンタルお姉さん」ですよ。「ハンカチ王子」並みにインパクトある。どういう職業かというと何時間か家に訪問して雑談をする、という職業らしい。すごい…。

通常の女性だとたまに相手の精神状態にひきづられて大変だったりするのでレンタルお姉さんはほとんど夜の職業の経験者の方らしい。なるほどな。

昔大学の頃、酔っ払いながら「宅配膝枕」なんてサービスあったら儲かるんじゃないか?とか言ってたけど現実味が出つつあるね。とか考えてたらいろんな「レンタルなんとか」の商売が出てくるんじゃないか?とか思った。昔、鴻上尚史の舞台で「レンタル家族」みたいなシーンがあった。おばあさんがなくなるんだけどその葬式に出ているおじいさんも、お母さんもお父さんも子供もみなレンタル、というやつ(記憶が定かではない)。

こういう風に「ひとつのパッケージがあって、そのコンテンツだけを変える」というのが一番簡単なニュービジネスだと思うんだけどね。「メイド喫茶」が流行ったら次、「ツンデレ喫茶」にしてみる(ほんとにあるらしい)とか。何せ「未来を予測できる」ってのが一番優秀なコンサルタントらしいですから。未来を予測するためには今何が起こっているのかを知らなくてはいけない。…なんて高尚な気持ちじゃなくて単に暇だから読んでるんですけどね、週刊誌。

仕事で皇居のほうへ。天気いいですな。


都内を移動することってほんとすくない。JR(山手線とか京浜東北線とか)なんてここ2週間くらい乗ってないもの。新幹線は1週間に2回位乗ってるけどね。
コメント (3)
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