浅草文庫亭

"大哉心乎"
-大いなる哉、心や

あなたは何番?

2006-10-11 22:04:14 | 食べ物
ラーメンですが、ラーメン専門店もいいんだけど「中華料理屋」のラーメンもかなり好き。何が違うかと言うと種類の多さですね。ラーメン専門店だとまぁメニューは醤油、塩、味噌、餃子、ライス、そしてその他のトッピング、というくらいですが、中華料理屋だと坦々面、タン麺、ワンタンメン、マーボー麺、パーコー麺、五目固焼きソバと列挙に暇がないくらい種類がある。ラーメン食べたくて入ったけど天津丼にしよう、と軌道修正もきくし。

うちの会社の近所は結構中華料理屋多い。

今日の昼ごはんは「蒸し鶏ソバ」。

塩味スープに蒸し鶏と青梗菜の炒め。あっさり目でいい。この店は「香港楼」という名前。むかし何かで読んだんだけど「楼」というのはもともとは「高い建物」という意味で、それが宿が多くて、食事も提供していたので、そこから転じて「食べ物屋」をあらわすことになった、とかなんとか。。。中国語はほとんどわかんないだけど。

で、中華料理屋の名前と言えば「~番」というのが多くないですか?僕が行ったことあるのは(しかも地域はバラバラ)「百番」「五十番」「一番」。これは何を表すんだろうね~。「そんな中華料理屋聴いたことないよ」と思うかも知れないけどインターネットタウンページで調べたら、

東京都に

・百番という中華は10件
・一番という中華は54件
・五十番という中華は18件

ついでに札幌で検索してもそれぞれ2、3店舗ずつは出てくる。

だから、「中華料理屋に百番、五十番、一番という名前の店が多い」という理論はあながち間違ってないと言っていんじゃないか。

ちなみに中華料理屋と言えばの「来々軒」ですが、なんと東京には「来々軒」「来来軒」あわせても16店舗。つまり、五十番より少ない。一番なんかよりもっと少ない。すごいな「一番」。圧倒的じゃん。


気になるのは、「どれが一番先か?」ということですよね。

まぁ「五十番」というのはないにしても、「一番」が先か「百番」が先か…。

僕なりの仮説。

1、最初に「やはり中華料理業界でNo1になろう!」と思った人がいて「一番」という名前をつけた。それに憧れた誰かが「そっちが一番ならこっちは百番だい!100倍うまいぞ」とかなんとか言って百番をつけた。そして次の人が、「うーん、一番、百番ももう取られたからじゃ間取って五十番だな」と名づけた。

2、最初に「縁起がいいのでうちは百番」と名づけた。それに憧れた誰かが「じゃうちは味で勝負で一番だい!」と名づけた。そして次の人が…(中略)、五十番と名づけた。

3、実はもともと全部チェーン店。順番に「一番」「二番」「三番」…と名づけていった。でも残念ながら二番とかは閉店。

さぁどれでしょう?

ちょっと餃子食べたくなってません??





…ちなみに東京都内で中華料理屋の名前で、
二番=0店舗
三番=3店舗
四番=0店舗
五番=4店舗
六番=0店舗
七番=1店舗
八番=2店舗
九番=0店舗
十番=3店舗

とのこと。五番優勢。えーっと十番以降は…調べてませんけど。