ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

ドル先安感台頭、薄商いの中1ドル=87円台(学校で教えてくれない経済学)

2009-11-26 09:54:43 | 経済学
 感謝祭(11月第4木曜日)を控えて、薄商いのなかNYダウは、前日比30ドル高、10464ドルで取引を終了した。NY外国為替市場では、ドルがユーロはじめその他通貨に対して 売られ、1ユーロ=1.5124ドル、1ドル=87.31円、1ユーロ=132.07円で取引された。
 一方、ドルの反面教師である金先物相場は、9連騰、オンス当り前日比1.8%21ドル高の1,186ドル、原油(WTI)相場はバレル当り2.6% 高77.96ドルで取引を終えた。プラチナ、銀、パラジウム、銅、スズ、アルミ、小麦もつれて高くなった。
 今朝のWSJ紙は、米FOMC(連邦公開市場委員会)議事録発表で、米国で目先、利上げ懸念が遠のいたとのコンセンサスが生まれ、金利差拡大の思惑が強まった。この日発表の経済データが予想より良かったためリスク志向が強まった結果だと解説していた。
 ドル相場について、NY,BGC Partners,テクニカルアナリスト、RogerVolz氏は「今日のドル下落は序曲である。6主要通貨指数でみれば08年8月時点の水準を下回るまで下げるだろう」と語ったとWSJ紙は紹介していた。
 この日発表された消費者センチメント、個人所得、失業保険申請件数、新規住宅販売高いずれもが予想以上に良かった。予想外だったことから、今週金曜日から始まるホリデ―シーズン入りを控えて期待感が出て来た。
 WSJ紙は、「クレディットカードを切ってバンバン買い物はできない。豪華ではないが、まあまあのクリスマスは迎えられるだろう。6ケ月前や9ケ月前のことを思えば今の状態は想像さえできなかった。」というある在NYのブローカーのコメントを紹介していた。
 外国為替関連の二ュ-スとして、ベトナム政府が、ドン(Don)の対ドルレートを12月1日から5.4%切り下げ、同時に、政策金利を現行の年7%から8%へ引き上げを発表した。WSJ紙は、昨年8月以降3回目の利上げである。来年末には11%までの利上げを予測する専門家の見通しを紹介していた。
 ベトナムの貿易赤字は今年10ケ月で87億ドルに達した。一方、保有外貨は1年前の220
億ドルから165億ドルへ減少した。通貨を下げて輸出を増やし、金利を上げて外資を呼び込みたいねらいだとWSJ紙は解説していた。
 中国、韓国、タイの保有外貨は増加を続けている。ブラジルも急激な外貨流入が続いてている。ブラジルレアル、韓国ウオン、タイバーツはつれて値上がりした。ただ、中国はドルと連動しているから外資が増えても人民元は変動しない。オバマ中国訪問の際も人権問題同様人民元切り上げに触れなかったと近着の二ユーズウイーク日本版にも書いていた。
 ベトナムの動きについて全て目を通したわけではないが、日本の一般紙には出ていない。
ベトナムドンの公定レートは1ドル=17,961ドンへ下がる。ところが闇レートは19,500 ドンである。日本では闇レートといってもピンとこない。昔日本にも闇市があった。
 日本は、あまりにも平和な時代が続きすぎた。何が幸せで、何が幸せでないかの区別さえ分からなくなった。いただきものをしてもありがとうを言わない子供が増えてきている。
 なぜ金相場が値上がりするのか。ドルの値打ちがさらに下がると感じ取っているからだろう。円がなぜ値上がりするのか。日本の財政は破たんしないと見ているからだろう。(了) 

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第2幕 中国ドラマ「奮闘」(3)

2009-11-26 08:22:10 | 情報や案内及び雑談
中国ドラマ (1)   (2)   (3)  



米莱が陸涛のマンションの部屋をノックする音を聞き、陸涛と夏琳は唖然としてしまう。
米莱は陸涛の部屋から返事がないので、夏琳に電話を入れながらマンションから降りようとしたとき、陸涛の部屋から聞き慣れた電話の受信音が聞こえてくる。
夏琳のバッグの中で電話が鳴っていた。
夏琳と陸涛の顔は絶望的な顔色になる。
夏琳は携帯を窓の外に捨てるが、陸涛は、夏琳が捨てたのは電話だけではないことを知っていた。
夏琳は全てを捨て去り、何事にもかまわず、陸涛と一緒に暮す未来のことを考えていた。

衝撃を受けた米莱は、アメリカに行くことになった。
空港では、米莱の無二の親友である楊暁芸ちゃんが見送りに来ていた。
米莱は、陸涛と一緒に住むはずだった部屋の鍵を楊暁芸にあげた。
胸中恐縮しながらも、夏琳と陸涛も勇気を出して米莱の見送りに来たが、米莱の態度は冷酷だった。

一連の連続的異変の後、皆は各自の方向を決めることになる。
陸涛の義父は建築士で陸亜迅さんという人ですが、陸涛とはずっと仲が悪く、陸亜迅の生活は平々凡々で、本当に普通の生活をしていた。
陸涛は自分の路に沿って歩きたいと思っていた。
そこで、フランスとの合資会社で働くことになり初日を迎えるが、訓練育成に参加するように通知され、その後直接フランスの植民地であるアフリカに派遣されることを知る。

陸涛は面接の結果を米莱に話す勇気がなかった。
夏琳はフランス留学まで放棄して自分と一緒になったのに、どうして夏琳と離れてアフリカなどに行けようか、と。
夏琳も就職活動を続けていて、面接に出かけてはいろいろなおかしな人や出来事にぶつかり、二人の新人卒業生は生活の残酷さを目の当たりにする。

そうしている間に、陸涛は母から、ほんとうのお父さん、徐志森さんがアメリカから帰ってくるので、お父さんと会って欲しいと頼まれる。
徐志森は陸涛と、日を改めて男同士の話をする約束する。

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