ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

利益確定売りが出て、NYダウ93ドル安(学校で教えてくれない経済学)

2009-11-13 09:21:22 | 経済学
「新聞という過去の遺物を救済するな」というタイトルの記事が、近着のニューズウイーク誌日本版に出ていた。「米議会で新聞再生法案が審議されている。これは馬車や蒸気機関車や白黒テレビを救う法律を導入するようなものだ」と手厳しく批判している。

近くの喫茶店のおかみさんに聞いてみると、週刊誌を手にとって見る人は多いが新聞を読む人はへった。ただ、スポーツ紙を読んでいる人は多い。この店は一般紙を神戸地方紙と他に2紙とっているが、来年から一紙減らしたい。経費が馬鹿にならないと言っていた。

先のニューズウイークの記事によると、新聞の記事の内容がお粗末すぎるということと広告で新聞社が成り立っている以上まともな記事は書けない点を指摘していた。ドイツでは新聞購読者は減っていないと以前ドイツのテレビ局の番組をみたが、広告に頼らない経営者が多いからだと解説しており納得した。広告を止めると言われると手も足も出ない。

二ューズウイーク誌の今週号は「本と雑誌と新聞の未来」と題して、ネット時代での活字文化をからませ、失敗例、成功例も並べている。関心のある向きには、面白い読み物になっている。新聞を読まなくなった人が益々増えているから関係者は他人事ではないだろう。

テレビではNHK・BSにはまっている。NHKの方もむしろのびのびやっているような感じがする。一つのテーマをじっくり時間をかけて、写したり解説したりしてくれるから、現役時代ではとても無理だが、自分の裁量で時間を作れる退職組にとっては実に有難い。

海外の動きに関心があるから、「おはよう世界」を必ずと言っていいほど見るようになった。経済関係では、ブルームバーグを見る。NY株式の一日の動きを一気にまくしたてるが、4~5分程度の中で何を取り上げるかに興味を持って見ている。

今朝のブルームバーグでは、NYダウは前日比93ドル下げ、10,197ドルで取引された。6連騰で500ドル上げたあとだから利益確定売りが出て当然だろう。NY原油(WTI)先物相場は、米国の原油、ガソリン在庫が増えたことを嫌気して下げ、バレル76.94ドルで取引された。NY金先物相場はオンス8ドル下げて1,106ドルで取引された。

NY外国為替市場では、1ドル=90.24~29円、1ユーロ=134.11~22円で取引された。ドルにやや買い戻しの動きが出ている。しかし、NY金相場が1,100ドル台でしっかりしていることからみて、どこまでドル買いが続くか不透明だろう。

オバマ大統領が今夕来日する。アフガニスタン増派問題で頭が一杯だろう。日本ではお金の話は歓迎されない。ただ金の切れ目は縁の切れ目だから日米会談には油断出来まい。(了)

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