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景気回復期待発言好感、NYダウ1万ドル回復(学校で教えてくれない経済学)

2009-11-06 10:09:56 | 経済学
GMがオペル売却計画を取りやめ1万人規模のリストラで乗り切ることを決めた結果、首切り反対のストライキがドイツで始まった。WSJ紙は、AmericanAirlinesがJALとの提携交渉を積極的に進めていると報じたが、ここでも大幅人員カットが見え隠れしている。

一方、NY株式市場は、CiscoSystemのCEO(最高経営責任者)が米景気の先行きに強気のコメントを出したことと新規失業保険申請件数が予想以下だったことを材料に、前日比203ドル高、10,005ドルで取引を終了したとNHK・BS「おはよう世界」が紹介していた。

今朝のCNNテレビは、英国中央銀行は政策金利を現行の年0.5%据え置きを決めた。イギリスの第3四半期のGDPはマイナス0.4%と発表、元英国蔵相のラモント氏が、テレビ出演して、イギリス経済はこの先少なくとも2~3年は低成長が続くと発言していた。

世界景気に関するニュースとしては、WSJ紙が、中国経済は、今年第2四半期は2ケタ増と突出して成長率が高かったが、来年以降は、7~8%程度の成長率に落ち着くだろうと今朝のWSJ紙は解説していた。世の中にはマイナス成長の国が多く存在している。今朝NYダウが急反発したが、アジア中心のハイテク需要の回復が底流を流れている。

一方、日本はどうか。経済アナリストの森永卓郎氏の直近の講演記録によれば、「民主党議員は経済危機の認識が薄い。子供手当など一連の景気対策が実施されるのは来年以降となる。今すぐ対策を打たねばならない。「二番底」が日本で十分ありうる」と指摘していた。

NY外国為替市場では、1ドル=90.70~74円、1ユーロ=133.95~134.09円と比較的落ち着いた動きを示している。ただホンダが年後半の為替レートをドル90円、ユーロ115円で計算したと説明していた。特に対ユーロで、円高が一気に進むと見ており注目される。

先日のインド中央銀行がⅠMFから金の延べ棒を200トン買った二ュ-スの余韻が残っており、11月5日のNY金先物相場はトロイオンス1,088ドルと堅調に推移した。原油(WTI)相場は小幅下げたが、79.62 ドルで堅調に推移している。ドル先安が背景だろう。

中国の株式市場や不動産市場が賑わっている。中国政府が人民元高にブレーキをかける政策を変更しないため、余剰ドルが溜まりに溜まっている結果であろう。米国も人民元高にクレームをつけなくなった。中国中心に進む異常な金余り現象が生んだバブルであろう。

NYヤンキースの松井選手が米大リーグワールドシリーズで日本人初のMVPを獲得した。実に素晴らしいことである。よくやったと素直に喜んで欲しい。現実は厳しい。しかし、難しい顔をして、ぶつぶつ言っても何も解決しない。今日も笑顔で明るく頑張りたい。(了)

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