久しぶりに訪ねてくれた友人とおしゃべり三昧の時間を過ごしました。
友人は、とても面倒見のいい人です。
義姉の3人は認知症で、家族はいますが手助けが必要な状態です。
困ったときには、友人夫婦が駆け付けいろいろな世話をしているそうです。
その姉の一人は徘徊があり、高齢のご主人は全く面倒を見ず経済的な問題もあり友人は頭を抱えていました。
もう一人の姉はもう家族の判別もできない状態ですが、同居の娘さんは持病があり日によっては自分のことさえ出きない不自由な体でお母さんを 看ています。
そこの家でも友人は頼られています。
通院や日常生活のサポートはできても、この娘さんも友人も疲弊するばかりでしょう
「このお姉さんは介護施設へ入所したほうがいいのでは」と提言しましたが、娘さんは「費用が大変だ」と二の足を踏んでいるようです。
介護の問題は、介護の情報が一般の人たちに行き届いていないことです。
実際の費用を知っているわけでもなく、介護施設の種類も知らず、世間から聞こえてくる噂だけで判断して「うちは介護施設などとても無理」と思い込んでいる人が大勢います。
ケアマネージャーの役目さえ気が付いていないので、相談も持ち掛けていません。
私とのおしゃべりで一時の気分転換はできても、このままでは解決できないことばかりですね。
しかし、いかに認知症の方が多いのか再認識させられました。