柴田典子の終活ブログ「エンディングノート知恵袋」

エンディングデザインコンサルタント柴田典子のブログ。
葬儀に関わらず「賢い老い支度」として終活全般のお話もしています。

悲しみの訪問

2011年12月18日 | 私の半径100メートル
弔問のために友人を訪ねてきました
喪中ハガキをくれた友人です

新しい仏壇に手を合わせて泣きました
子供の頃の面影が少し残っている写真が飾られています
凛々しい若者になっていました

職場で有望視され、一生懸命に生きた顔が写真に写っています
その前で、いきさつを聞きながら、友人と一緒に泣いて
最近までの彼の様子を聞き
幼いころの思い出を語りました

帰るまでには笑い声も立てました

悲しいけど現実です

友人から
「この子は好きなように生きてきた、初めは事故を恨んだけれど
良く考えたら、すべてをやりきって神様に迎えられたんだと思うの
そうしか考えられない・・・」と言っていました
そして
「彼の職場と住まいに行って、私と離れて暮らしているうちに
どんなに周りの人に愛されていたのか、みんなが教えてくれた
私の知らない立派に育った子供を知った」
とも、言っていました

その言葉に頷いて帰ってきました

一緒に訪ねてくれたのは
やはり以前に娘を亡くした友人です
その人が言葉をかみしめるように
もう一人の子どもを亡くした友人に話しかけてくれました

しばらくは辛い日々ですね

力になりたい、と思います


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