つらいと思う日々に

いたずらにわが身世にふる・・・

愛が佐く

2009-09-13 | Weblog
世の中はこれより
ますます悪化していき、過去例を見ないほどの乱れに入る。
地位と名誉を求め、己の欲望を満たそうとして、世の為人の為と
社会にうそをつき、後ろ向きに舌を出す事、人の常。
腰を低くして手をさすり、お蔭で一応人のうえに立ち、誉をつくって誇りを持った。周りより、
あそこの家(うち)はと羨まれて時はすぎても、
地位も名誉も金も置き捨てて、皆あの世のお化けとなった。
現世の利益にのみ費やした人生は、何も残さず、あの世の不安とつながっていく。
ただ生まれてきた人の、命の真実を知らずに生きる、ただ生きるとした人生は、
苦と楽とを累々と刻んでいくだけ。
他の動物は善悪をもたず、生きていく為に命を食すもので、そのために地獄に堕ちることがないが、情けを持たないが故にその界を出ない。永遠と生死を繰り返す。
人もまた、情けをもたず、目先の(今生)ためだけに、欲望のまま、ただ生きただけなら、界を崩して地獄に堕ちる。
あの世は、来世は、人の常識の判断では、なかなかはかれない。
自然から学んだ智慧、情け、優しさ、愛、これが終の答えを出す行為。
そして、「幸せに暮らしたとさ」と言う答えになる。
地位と名誉と金という欲望に囚われず、施し分かち合える愛に生きる人生こそ、
自分の為としての世の為人のためとなる人生。乱れることの無い、終には幸せとなる。

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