38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

秋冬野菜、育苗開始。

2012年08月12日 | 農と暮らしの日記
つるむらさきも収穫が始まった。
隣(写真奥)の空芯菜、さらにその奥のモロヘイヤとあわあせて夏の葉もの3兄弟が出そろったわけだ。これらがぼちぼち採れれば、茄子、ピーマンなどの果菜類が少し不調な日でも安心して野菜セットを組むことができる。



日曜、午前中は晴れ、昼頃からまた雨。夕方は晴れてまた夜に少し雨。
朝:ごはんのあと7時から収穫、10時前にフジグラン西条に出荷。
午前:さつま芋の畝間の草を1列ぶん刈り払い、昨日播いた人参の水やり。あれだけ降ったのにもう乾いてきているので。その後、最初の人参の除草を始めたけれど、どうやら雲ゆきが怪しく、方針転換して人参の種を取りに戻り、また2列播く。播き終えて寒冷紗をかけているところで大粒の雨が落ち始め、本降りのなか作業終了して軽トラに避難、13時に帰宅。

午後:机しごとを少し。
15時前に昨日初出荷した新居浜の産直市「こんかい屋」に野菜の引き取り。

夕方:この秋最初のキャベツをセルトレイに6枚分播く。
18時半あがり、晩ごはん。



日航ジャンボ機墜落事故から27年。
月日のたつのは本当に早い。「27年前」などというと、子どもの頃はずいぶんと昔のことに思えたものだ。「戦後27年」は1972年だから5歳の時。僕がいまの真の年齢=10歳だった1977年の27年前なら1950年、朝鮮戦争勃発の年であり、翌51年はサンフランシスコ平和条約締結である。子どもたちにとって「御巣鷹」はもはや歴史のひとこまなのだろう。
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久々の雨、こんかい屋出店。

2012年08月11日 | 農と暮らしの日記
さつま芋の除草が進行中。
梅雨の間は草が伸び放題だったが先日写真を載せたように右手の畝から順次除草が終わっている。除草の終わったところは畝から引き剥がした蔓も自力でまた畝の上に葉を伸ばし始めている。左手は毎日のように薫が作業中。さつま芋は夏場のこの除草が終われば、あとは収穫まで放任でなんとかなる。



土曜、朝から曇りで午前中に梅雨明け以来と言ってもよいくらいの、少しまとまった雨。
朝:6時半過ぎからごはん。収穫を8時まで。
午前:荷作りして10時前にフジグラン西条に出荷。そのまま新居浜方面に走り、国道11号線の「土日限定」産直市場「こんかい屋」に初出荷。ここは特定非営利活動法人「eワーク愛媛」が運営しており、今日がグランドオープンで、青函連絡船「羊蹄丸」の部品や書類なども販売・オークションされ、また、新居浜・西条地域のいわゆるご当地グルメも出店されていた。藤田家族はピーマンと長茄子(白&紫セット)を少しずつ並べさせていただいた。

場所はJR中萩駅の少し東寄り(新居浜市街寄り)の国道11号線沿い(北側)。
いったん帰宅して机しごと。

午後:渚がバレーから帰って来て、ふたりで遅めの昼ごはん。
15時に上記の「こんかい屋」に野菜の引き取り。残があったのでそのまま保管していただき、明日も引き続き販売予定。

夕方:最後の胡瓜の種播き。
すでに定植が済んでいる畝の欠株部分に補植を少し。さらに、今夜から明日にかけてまた雨模様だというので、2回目の人参を計10条分播く。19時前あがり。



真はバレーのサマーリーグで、ひうち体育館。
薫も当番で。


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島根へ、JA青壮年部の旅。

2012年08月10日 | 農と暮らしの日記
大きく余裕のあるスペースにトラクタなどが整然と並ぶ。
島根県出雲市斐川町の「おきす営農組合」の農機具庫。

今日はJA西条・青壮年部会の視察研修。
年に一度の行事なのだが、昨年は台風の影響で延期になったまま結局中止になり、2年ぶりの実施。一昨年は県内・南予地方への視察で、そのときが初めての参加だった。今年は「集落営農の組織化」をテーマに上記の組合が視察先に選定され、部会員のほとんどが従事している水稲の作業暦の合間を縫っての日程設定、この週末かお盆頃には早い作型の稲刈りが始まる。

おきす営農組合は組合員43人(戸)。
出雲空港に隣接する約50haの水田は3a規格に圃場整備され、水稲、大麦、ハダカムギなどを栽培している。また、麦作の合間の夏場の雑草対策や飛行機からの景観も考慮してヒマワリも約10ha栽培、食用油に利用されている。実質的に作業をしているのは60~70代の約10人で、機械操作・一般作業の区別なく時給は1,200円。聞かせていただいた話を総合すると、年間の総作業時数は1万時間くらいのようだ。

現地では組合長さんと副組合長さんが対応してくださった。
1時間近く、豊富な資料でわかりやすく概要を説明してくださったあと、写真のハウスをはじめ複数ある農機具庫やヒマワリ圃場を見学させていただいた。自分自身の経営に関していえば集落営農との関わりはあまり深くはないけれど、地域で農業を営むうえで勉強になることが多く、また、農機具庫の様子などにもヒントがたくさんあり、やはり「百聞は一見にしかず」をまたまた実感する視察だった。

参加した部会員からの質問も絶えることなく、予定を大幅に超えて約2時間にも及んだ。
おきすのみなさん、お忙しいなか本当にありがとうございました。



金曜、愛媛県地方の予報は曇り時々晴れ、視察中それぞれ現地の天気は晴れ時々曇り。
まる1日かけての視察研修のため、特別の出荷体制となった。

朝:4時半起き、なでしこ決勝をラジオで聴きながら5時前から人参にたっぷりと水やり。
途中30分ほどオクラと葉ものの収穫をして、6時過ぎに帰宅。他の野菜は昨夕収穫済み、大半は夜のうちに荷作り済み。以降の出荷作業はすべて薫におまかせ。

午前:7時、貸切バスが近所に寄ってくれたのでそこで乗車。
他の参加者はすでに市内の各支所で順次乗車しており、市の東端の僕が最後。事務局1人、部会員7人、運転手さん2人。

近くの西条ICから高速に乗って、あとは瀬戸大橋~岡山~鳥取~島根へ。
途中、いくつかのSAなどで休憩しながら。

お昼前に松江市に到着。
市街の「海鮮問屋 博多」でランチ定食「かにまま」を頂きながら部会内の情報交換会。この「かにまま」、2杯目は出汁をかけるのがスタイルのようで、そういえば会社員時代に社用でご馳走になった「みな美」の鯛めしも出汁がおいしかった。それにしても、夏の真昼に涼しい部屋で豪華な昼食、まさに極楽です。何か善い行いでもしたかなと胸に手を当てて考えてみても思いつかない。

午後:13時過ぎから、出雲市に移動、冒頭の「おきす営農組合」での視察研修。
15時前に終わって移動、出雲大社を参拝。そのまま近くにある島根ワイナリーも見学(というか、ワインの無料試飲)。出雲大社は上にも書いた会社員時代の出張で、そのときの仕事相手の方が大社の地元の方だったので案内してくださったことがる。また、別の方にもワイナリーや日御碕灯台を案内していただき、どんな話の流れからかその方が、「田んぼならうちにもあるよー、ここで農業やりますか?」などという話をしたことが思い出される。そんな出張の時に就農の話なんかしてたんだっけな。してないはず。

夕方:すべての視察研修が終わり、帰途に就く。
途中、米子でICを降り、18時頃から市街の全日空ホテルで晩ごはん。こんなところ、普段の泥つき地下足袋では絶対に入れない(というか、近所のスーパーにも本当は入らないほうがよいです)。大山そばと天ぷらの上品な御膳をゆっくりと味わいながら、今日一日の反省会。

19時過ぎに出発、一路西条へ。
往きと同じく何か所かのSAなどで休憩しながら、西条ICを22時半頃に降りて、僕が最初に下車、23時前に帰宅。

部会員のみなさん、事務局のIさん、運転手のみなさん、ありがとうございました。
名前だけだけど部会長としてビッグイベント無事終了で、ほっとひと息。



そして、留守の一日、出荷その他にフル回転の家族のみなさん、ありがとうございました。
おやすみなさい。島根日帰りは、座ってるだけでもやっぱり疲れます。
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人参草とり、しながら水やり。

2012年08月09日 | 農と暮らしの日記
本日、多忙につき写真なし。
また何かよいのがあったら後日入れておきます。



木曜、長崎原爆の日。
今日も「ところにより雨」の予報は時候の挨拶くらいに受け流して、かんかん照り。

朝:5時過ぎから収穫、9時前に戻って朝ごはん。
午前:荷造りしていつものようにフジグラン西条に出荷、今日は9時40分頃。
帰宅して10時頃から人参の水やり、並行して人参の草むしりに着手。発芽が揃ってからでは草も揃いすぎるので、人参の芽がちらほら出ている2~3cm幅を残してその両脇の草をとり、軽く土をほぐしてやる。数メートル終わったらすぐに如雨露で水やり。いまのところ発芽率は5%くらいか。かなり厳しい状況。
正午に帰宅、昼ごはん。

午後:12時半頃にフジグラン西条に追加の出荷、ピーマン。
戻って13時頃から人参草むしりの続き。17時頃から、明日出荷分の野菜を前倒しで収穫。この時期に前日収穫は極めて異例で、それは明日ほとんど一日、畑をあけて外出するので。明日は日中の水やりもできないから、収穫後にまたたっぷり水やり、いよいよ暗くて見えなくなった19時40分頃まで。

夜:帰宅してそのまま野菜の荷作り。
夏としては異例の“夜鍋”。フジグラン西条の出荷分と、セットの7割くらいまで。オクラはひと晩で大きくなるから明朝収穫予定。
22時あがり、ひとり晩ごはん。



ロンドン五輪、今夜、というか明日未明は重要な試合が目白押し。
なでしこ決勝、女子バレー準決勝、レスリングやら何やら。でもさすがに今日はもう15時間以上働いているのでとりあえず寝ます。

<本日の野菜セット>例
茄子2~3種、ピーマン、伏見甘長唐辛子、ゴーヤー、オクラ。葉ものは空芯菜・モロヘイヤのいずれか。
セットによって他に、じゃが芋、赤玉葱、胡瓜などから。

<本日のフジグラン西条>
茄子、白長茄子、ピーマン、オクラ、万願寺唐辛子など。
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甲子園開幕、胡瓜にも水。

2012年08月08日 | 農と暮らしの日記
胡瓜の草刈りをして、ここもまた畝間に水を流し込んだ。

どこもかしこも草だらけで、胡瓜もようやく、ということで。
ここを刈らないと隣のゴーヤーにも水を入れられないので焦っていたのだけれど、ようやく時間がとれて、そうしたら思いのほか速く1時間ほどで片付いて、モーター汲み上げの地下水をたっぷりと流し込んだ。これで少しは持ち直してくれるだろうか。いまは茄子やピーマンなど他の夏野菜が好調だから野菜セットを組むのに胡瓜やゴーヤーがなくてもなんとかなるけど、やっぱりあったほうがいいし、他の野菜だっていつまでも好調というわけにはいかないだろうから。

同じ畑では薫が黙々とさつま芋の草刈り。
このところさつま芋の草刈りははっきりと“分業”になってしまい、薫が蔓を起こして株もと周辺の草を鎌で刈り(1列2時間くらいか)、1列終わったら僕が刈り払い機で畝間に残る大きな草を刈る(5分くらいか)。

2時間vs.5分。
手作業vs.機械。なんだか一人だけ籠に乗って「あーせい、こーせい」言ってる殿様みたいで、ちょっと胸は痛んでるのですが。



水曜、セット出荷のない曜日、だけれどセットのある曜日と同じく今日も晴天、高温。
ほんとうにまあ、「ところにより雨」というのはどこで降っているのか。「世界の天気、リトアニアの首都ヴィリニィウスは雨です」というのと変わらない。

朝:真がラジオ体操から帰って来て、ゆっくりめに6時半過ぎから朝ごはん。
午前:7時に収穫に出て8時半戻り、9時半頃に市街スーパー「フジグラン西条」に出荷。戻って10時過ぎから人参その他の水やり、13時頃まで。帰りにさつま芋の草刈り1列を刈り払い機で。

午後:昼ごはんのあと、14時頃から冒頭にも書いた胡瓜の草刈り、などなど。
ひたすら鎌で手刈り、うっかり3本ほど胡瓜の株も切ってしまった。15時頃から胡瓜、ゴーヤーの畝間に水を流し込む。隣の茄子、ピーマンンの畝間にも。

夕方:16時半頃から別の畑で人参その他の水やり。
18時半頃まで。帰りにホームセンターに寄り、プリンタのインクやらコピー用紙やら買って19時帰宅、みんなで晩ごはん。



このところの藤田家族の晩ごはんは、オクラ三昧。
ほとんどはおひたし(さっと茹でて輪切りにしたもの)で、たぶん毎日ひとり10本分以上は食べている。普通の家庭で、いくらオクラ好きだといっても、4袋(約40本)を毎日買う家はあまりないだろう。1袋で安くても100円くらいなので(藤田家族は約10本100gで120円)、1日400円×30日=1か月で12,000円もオクラに費やすというのはまずありえない。

オクラ作っててよかった、という夏の夜ですね。
ま、毎日ひとり10本食べなくてもいいのでは、という常識的な気持ちも若干ありますが。



毎日、体重計に乗っている。
毎日、50.0kgちょうど。ほとんどこの数年、夏も冬も変わらない。最近のように炎天下で汗だらだらで働いても、たまにごはん食べ過ぎた気がしても、変わらない。たぶん、からだが、「この人は(=僕のこと)50kgのときがいちばん機嫌よく動いている」とわかっていて、それに合わせて新陳代謝をしているのだろう(多く摂取すれば多く排出、足りなければ少なめに排出)。

すごいことだ。
人の健康というのは、自分のからだにこういう心構えになってもらうことだという気がする。我ながら優秀なからだだ。

と、書いていて、だけどふと思った。
からだには、体重管理の部署のほかに、やはり個別の器官の調子を見る部署もあって、もしかするといまは、体重管理部長が幅を利かせていて、個別器官管理部の部長はともかく(あさってな人)、その各課長に圧力をかけている可能性がある。とすると、こういう50kgぴったり現象はむしろ「アヤシイ」印かもしれない。個別器官がいくら悲鳴をあげても、その声が上層部に届いていない可能性がある。

これはいけない。
明日からはもう少し給湯室にこまめに出入りしてみましょう。
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オクラにも、畝間灌水。

2012年08月07日 | 農と暮らしの日記
オクラの畑にも用水から水を引いた。
乾燥続きの毎日で、もっと早く水を引きたかったのだけれど、一昨日昨日で草刈りが進んで、やっと水を入れてもよい状態になってきたので。



火曜、今日も予報にある「曇り」とか「ところにより雨」とは縁がなく。
朝:5時過ぎから収穫、8時前に戻って朝ごはん。
真にも手伝ってもらいながらスーパー出荷の荷作り、9時過ぎに市街に出て出荷、10時前戻り。

午前:セット荷造りは薫に任せて今日も畑へ。
人参の水やり。ちらほらと発芽が始まっている。全体の1%くらいか。

午後:残りのセットの伝票書き、箱詰めなど。
16時におとなり新居浜市で営業開始する産直市の説明会、17時過ぎに終わって畑に直行、人参その他の水やり、冒頭のオクラの畝間灌水。
19時あがり、ごはん。



ロンドン五輪は今夜、注目の試合が目白押し。
まず女子バレーの準々決勝・中国戦。卓球の団体決勝、こちらも中国戦。そして深夜からは男子サッカーの準決勝、メキシコ戦。
眠いけど、寝るまで起きてます……。
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降らない、曇らない。

2012年08月06日 | 農と暮らしの日記
里芋のうち、1列だけ栽培しているいわゆる「赤芽」の里芋。
この数年はほとんど「女早生」一本できたのだけれど、「赤芽」は親芋も柔らかくて使いやすいというので、試しに、というか来年の種採り用に少しだけ植えてみた。種芋はJAの直売所で春先に売られていた1袋100円くらいのを2袋買って。小粒ぞろいだったから、おそらく種芋のつもりで出荷されたものだろう。



月曜、広島原爆の日。今日もほぼ終日の晴れ。
予報では「曇りで、ところにより一時雨」なのだけれど、雨どころか曇りでさえない。

朝:5時過ぎから収穫、8時に戻ってごはん。
午前:スーパー出荷分だけ荷作りして市街へ、9時過ぎに出荷。
戻って10時頃から人参その他の水やり、昼前に戻ってごはん。

午後:セットの荷作り、薫が市内配達。
僕は畑に出て、いんげん豆の支柱組み立て、オクラの草刈りまた1列、そしてまた水やり。
明朝出荷分のオクラの一部を収穫して、19時あがり。



真は小学校で陸上の練習が始まった。
渚は毎日、午前か午後かの部活動練習。
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なまず、呼び出し電話。

2012年08月05日 | 農と暮らしの日記
除草を急いでいるさつま芋の畑。
右側が除草の終わったところ、左側がこれから。除草の終わった畝の芋蔓は、いまはこんなふうに乱雑にひっくり返さえれていても、数日立てばまた畝の上にきれいにかぶさってくれる。



日曜、未明に少し雨。日中はほぼ晴天、そして高温。
朝:セット出荷のない曜日なので少しゆっくりし、7時頃からごはん。
午前:畑で収穫してきて9時過ぎに市街に出てスーパー出荷。戻って人参の芽出しの水やり、上記のさつま芋の草刈り。

午後:近所にある苺のTさんの育苗場へ。
なまず2匹を頂いて帰る。また畑に出て水やり、さつま芋の草刈り。19時あがり。



NHKの「ラジオあさいちばん」は畑しごとのお供。
今朝は家で聞いていたが、土曜・日曜担当の古谷敏郎アナウンサーが幼いころのエピソードとして、家には電話がなく、隣のラーメン屋さんの電話番号が学級名簿に「(呼)」と添え書きされて記されていたことを話していた。「呼び出し」である。普段の話から、古谷アナは僕より2つ3つ年上だろう。僕も小学校の低学年頃までは家に電話がなく、クラスでも数少ない(呼)だった。うちの場合は残念ながら隣にラーメン屋さんがなくて、歩いて5分ほどかかる町内の商店(通称「いとうみせ」)の電話番号。それは不便だっただろうと思われるかもしれないが、そんなことはなく、なぜなら「呼び出し」に電話なんかしたら、かけたほうが面倒なのはかけるほうでわかっているから、そもそもかけてこない。「ま、明日でいいか」という感じだろう。

ちなみに、呼び出しの商店に電話がかかってきたときは。
「○○さん、○○さん、お電話です」という放送が大きなスピーカーから町内に流れるのである。この同じ町内放送のスピーカーから、夏休みのラジオ体操も大音量で流されていた話は前に書いた気がする。



渚はお友達と南予のほうへ海水浴に連れて行ったもらった。
泳いだあとは温泉、夜は花火と、うらやましい夏休みだ。

真も近くで川遊び。
こちらもお友達のお母さんに連れて行っていただいて。ありがたいことです。
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さつま芋、除草に着手。

2012年08月04日 | 農と暮らしの日記
きのう支柱を立てて網を張ったいんげんの、その西側がこの写真。
こちらはいわゆる「パンダ豆」で、乾燥豆で収穫する予定。さらに右の白い寒冷紗は連日の水やりの対象である人参、今日もまだ芽は出ていない。そして、奥には軽トラに散水用のポリタンク。



土曜、晴天、高温。
朝:5時過ぎから水やりと収穫、7時過ぎにごはん。
午前:荷造りして市街スーパー出荷、ついでに用事あれこれ、10時頃に帰宅。
10時半過ぎ、薫と軽トラに乗ってさつま芋の畑へ。ようやく、ようやくの除草開始。とにかく2週間前の時点でもすでにこんな状況なので、ゼロからの、というかかなりの重荷を背負ってのスタートだ。

つるを片側に返しておき、草だけの畝の斜面を刈り払い機で刈る。
というのを最初はやっていたけれど、どうも手で草を引き抜いていくほうが結果的にはきれいに仕上がるのでそれを基本に刈り払い機も適宜併用して。

並行して隣の茄子の畝間にポンプアップの地下水を流し込む。
定植以来初めての畝間灌水。すでに何度か水を引いている小学校横の茄子に比べて株が弱って来ていたので、なんとかこれから持ち直してほしい。

約2時間の作業で、13時過ぎにとりあえず休止、小学校横の畑に移動。
ここでまた人参その他の水やり。僕が主に人参に、薫がその他の野菜類にいずれも如雨露で水やり、小一時間ほど。14時過ぎに終了、帰宅、15時前から遅い昼ごはん。

渚と真はたまたま揃ってバレーボールが休み。
それで市街近くの僕の実家(おじいちゃん、おばあちゃんち)へ自転車で朝から出かけた。

午後:16時頃からまた水やり、人参、その他。
並行してオクラの草刈りも1列ずつ、千里の道も一歩から。19時あがり、帰宅。

渚と薫は用事があって珍しくお出かけ、真と僕の二人で晩ごはん。
食後、ロンドン五輪の男子サッカー、日本vs.エジプトを僕の携帯で観戦。やっぱりオリンピックが始まるとテレビが欲しくなる。前回の北京オリンピックは借家の押入れに大家さんが使わなくなったテレビを置いていて、それを見せてもらったのだけれど、その後時代は変わって地上波デジタルとなり……。



きのう途中まで書いた女子バレーは結局その第4セットを失って敗戦。
メダル獲得のすべり出しがよいと言われる今回の五輪だけれど、これまでは個人がほとんど。これからの団体競技ではさてさて。
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水やり、水やり、水やり。

2012年08月03日 | 農と暮らしの日記
つるむらさきが来週あたりから収穫できそう。
となれば、同じ畑の空芯菜、モロヘイヤとの「夏の葉もの3人組」が揃う。右手は秋どりのいんげんで、今日、支柱を立てて網を張った。奥に見えるオレンジ色のポリタンクon軽トラは人参その他の水やり用。



金曜、今日も晴れ、高温。
朝:5時過ぎから収穫、8時に帰宅、ごはん。
午前:スーパー分のみ荷造りして市街に出て9時半頃に出荷。戻ってあとは薫に任せ、10時頃から畑に出て人参その他の水やり、13時まで。

午後:昼ごはんのあと、薫は市内配達に出て、僕は残りのセット荷造り、伝票書き、箱詰め。
16時前に畑に出て、またまた人参その他の水やり、合い間に、いんげんの支柱立てと網張り。19時あがり。

夜:帰宅して、ひとりで飯積神社の夏越祭(なごせ)。
家族4人分の「人形さん」でお賽銭を包んでお参り。たこやき1つ買って帰宅、真もバレーボールから戻って20時過ぎから晩ごはん。

ロンドン五輪は女子バレーのロシア戦。
2セット先取されたあと第3セットをとり、第4セットはいま現在19-23でリードを許している22時17分、というところでブログは書き終えます。
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落花生、草から救出。

2012年08月02日 | 農と暮らしの日記
落花生を草の中から救出した。
落花生は会社員時代の家庭菜園では作ったことがあるけれど、就農後は初めて。ゆうき生協の西条・周桑地区会のテーマ「みんなで育てて、作って、食べる」でみなさんが「作ってみたい~」とおっしゃるので播いた。けど、草取りの暇がなく、そろそろ「なかったことにしよう」と思っていたところに地区会のKさんから援農の申し出があり、二人で30分ほど鎌で草を刈り、鍬で土を寄せてご覧の状態までなんとか。

ちょうど落下傘のように地面に突き刺さっていく手前の段階。
播種も遅かったし草取りも今日ようやくだから生育は標準よりかなり遅れているけれど、少しくらいは収穫できそう、かな、どうでしょう。



木曜、セットは宅配便のみ。
朝:机しごとを少ししてから朝ごはん。
午前:7時頃から収穫、9時戻り、荷造りし、10時頃に市街に出てスーパー出荷。戻って畑に出て人参など水やり、12時半戻り、昼ごはん。

午後:セットの仕上げ。
15時過ぎから畑に出て、冒頭の落花生の草取り。そのあといんげん等の草取り、人参などの水やり、19時半あがり。

<本日の野菜セット>例
じゃが芋、胡瓜・ゴーヤーのいずれかまたは両方、茄子2~3種、ピーマン、万願寺唐辛子、オクラ、空芯菜・モロヘイヤのいずれかまたは両方。
セットによっては赤玉葱も。
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台風10号、どうやら“空降り”。

2012年08月01日 | 農と暮らしの日記
畑の隣の飯岡小学校校舎に、きれいな虹。
栄光への架け橋?

今日は台風10号接近で雨、の予報だったのが、ほとんど降らず、午後は晴れ時々にわか雨。
それでこんな虹が出ては消え、消えては出て、という感じで。



水曜、今日から8月。
朝は晴れ、のち時々曇り、午後はまた晴れ、時々にわか雨。

朝:6時過ぎから収穫、昨日播いた人参などの水やり。
午前:ごはんのあと市街スーパー出荷、あちこちトラクタ耕耘。

午後:町内の同世代の方の葬儀。
突然の訃報で、ただただ驚くばかり。子どもが真と同級生で、クラスのみんなも参列。15時帰宅。

夕方:にわか雨のなかタンクに水を入れて畑へ。
予報通りなら今日明日は水やり不要で人参も楽々の発芽、という目論見だったのが、すっかり空振り(空降り?)で、これくらい降ってもしょうがないから雨のなかの水やりという、就農前には考えもしなかった行動を余儀なくされる。

同じ畑で、秋どりのオカヒジキ、オカノリを少しずつ播く。
いんげんの草むしり、台風が過ぎても強風の恐れはあるので、明日出荷分の茄子を収穫して樹を軽くしてやり、少し早めの18時半あがり。



夜に少しでも降ってくれればよいのだけれど。
しかしとにかく、この夏も「人参水やり」が始まってしまった。しんどい毎日になるけれど、始まらないよりは、いい。
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