38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

宇和島は都会、肱川は美しい。

2010年07月29日 | 農と暮らしの日記
あやしげな照明をつけて、ひた走るバス。
JA青壮年部会、年に一度の視察研修で、主に「南予」(愛媛県の南部地域。西条は東予、松山は中予)の直売所や道の駅をめぐる日帰りの旅に参加してきた。写真は99枚撮っていたけれど、まあほとんどが直売所の様子などの「資料映像」なので、ここに載せるのは意味のないこんなのにしてみました。

ほぼ一日家をあける旅なので、本来は出かけている場合ではない。
就農してJAの組合員になってからずっと青壮年部には入っていたけれど、この視察研修にはいままで参加したことがなかった。のだけれど、今年は青壮年部の飯岡支部のお世話をするお役目がまわってきたので、自分ひとりの都合で欠席というわけにもいかず、まあ来年からは行かなくてもよいかもしれないけど初年度くらいは顔つなぎということもあるし、というわけで。もちろん、家族3人は留守番、というかそれぞれの仕事、それぞれの勉強、それぞれの日常。



視察先は各地のJAのいわゆる産直市、それと道の駅。
で、そのそれぞれの特色とか何とかはとりあえずおいておいて、ここでは今日、僕が視察研修をさらに深めるための「持ち帰り資料」として購入した品々を記しておく。けっして「お土産」ではなく、あくまでも経営改善のために必要な……。大洲のJAたいき産直市「愛たい菜」では、小麦粉(ミナミノカオリ)、もち麦粉、コーレーグス(島唐辛子)。西予市の宇和・どんぶり館では視察のみ(ちなみに、この近くの愛媛県歴史文化博物館には西条市の「だんじり」が常設展示されてます。川原町の旧屋台)。昼食は宇和島の天赦園(伊達家の庭園)横の「さがの」で。

午後は宇和島のみなとオアシスきさいや広場から。
ここでは鮮魚のイサキとアジ、じゃこ天など練物各種、続いて鬼北町の道の駅日吉夢産地では、にんにくと、南予(八幡浜市)が発祥という魚肉ソーセージ。大洲市肱川町の道の駅清流の里ひじかわでは、肱川らーめん(醤油味)持ち帰り用、そして夕食は伊予IC近くの「そば吉合掌苑」で。



全体的な感想を簡単に記すと。
大洲まではびっくりするほど近かった。自動車道の便利さはふだん使わないからわからなかったけど大変なものだ。そして、宇和島は幼い頃に一度行ったことがあるらしいけどまったく記憶がなく、今回ほとんど初めてという感じだったけれど、「大きな街だなぁ」ということ。合併で人口は西条市のほうが大きくなったけれど、そういうのとは違って、もともとの街(中心市街地)の広がりや重厚感は、「やっぱり都会だなぁ」という印象。それと、宇和島からの帰路、車窓に延々と続く肱川流域の風景に、愛媛の山の深さを感じた。「ゆっくり旅したい、愛媛。」、とつぶやいてしまう。みなさん、この夏、いかがですか?



木曜、予報は雨のち曇り。野菜セットは宅配便が中心。
朝:5時から収穫1時間半、6時半過ぎに戻って朝ごはん。
以降の荷造り、出荷作業は薫に任せ、7時過ぎに家を出て上記の視察研修へ。JAの各支所単位でバスが拾っていってくれる仕組み。
日中:上記の視察研修。
夕方:予定より1時間ほど早く19時前に飯岡着、そのまま帰宅。
夜:20時すぎ、子どもたちがバレーボールから帰ってくるのを待って晩ごはん。

<本日の野菜セット>例
じゃが芋、茄子、ピーマン、胡瓜、ゴーヤー、オクラ、トマト各種、青紫蘇、とうもろこし。
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