38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

ゴーヤー定植、オクラ播種。

2015年05月17日 | 農と暮らしの日記
じゃが芋の花が咲き始めている。
だけど、葉の広がりがちょっと寂しい。畝間を覆うように葉が成長してから花が咲くというイメージがあるが、今年はまだ土の色がしっかり見えていて、この段階で花が咲くということは、もしかすると芋の生育にも響くかもしれない。
植えるのが遅かったか、植えてから気温が高かったか。



日曜、予報どおり終日の晴天。
朝ごはんはトーストで、ツナマヨ、チーズ、リーフレタスのサラダ。

午前:荷造りして、7時頃にフジグランの出荷。
8時から町内行事の般若入れ、そして溝さらいの共同作業。
9時頃から臨時出荷の荷造り、9時半頃から畑に出てズッキーニの草とり。
正午頃にフジグランの出荷。

昼ごはんは、おにぎり、大根と板天ぷらの炊いたの、大根葉の味噌汁。

午後:ゴーヤーとバジルの定植、オクラの種播き。明日出荷分の収穫。
晩ごはんは、ズッキーニとさつま芋の天ぷら、肉じゃが、リーフレタスのサラダ。



明日は昼頃から雨の予報。
その前に植え付けと種播きがまた少し進んでよかった。ここで降ってくれれば、さつま芋も確実に活着するだろう。



ラジオのニュースで「東予学舎」のことをやっていた。
今年度の入寮生が1人にとどまり、寮生全体も現在は10人ほどで定員割れしているとのこと。

この東予学舎は愛媛県から首都圏の短大・大学等に進学する若者のためのいわゆる「県人寮」。
京王線の西調布駅が最寄りで、30年近く前に上京した僕はその2駅先の「武蔵野台」駅近くのアパートに住んでいて、東予学舎には高校の同じクラスからも友人が入っていたから、時々遊びに行ったことがある。

入寮生が少ない背景に、首都圏への進学者の減少があるという。
西条や新居浜あたりの県立高校生の東京方面の「合格者数」を見れば、僕たちの頃と比べると明らかに減っている。おそらく実際の進学状況にもそれは反映されていているだろう。大都市圏への地域人材の流出(流亡)という見方をすれば、この傾向はいいことだともいえる。一方で、地方の浮き沈みも結局は中央の人々が握っているのだと考えれば、地方の活力のためにも若者は中央に出ていったほうがよいともいえる。
単純な答えは出ない課題ですが。
コメント
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