38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

予想外の雨、絹莢は鈴なり。

2015年05月09日 | 農と暮らしの日記
絹莢(きぬさや)豌豆がどんどんできて、収穫が追いついていない。
追いつかないと豆が膨らみ、これはこれでまた後日、「実とり豌豆」(グリーンピース)で。

豌豆は夕方に採ることが多い。
何もかも朝採りでは時間がないし、日没前のこの時間帯に逆光の向きで収穫すると、写真のように西陽に莢が透けて中の豆の大きさ(小ささ)がわかるのがいい。採り頃が一目瞭然なのだ。

豆類がどんどん採れているので、野菜セットにもどんどん入れる。
久々に、最近の野菜セットの例はこちら



絹莢は卵とじが旨いと、先日のラジオで「やまけん」さんが熱弁していた。
山本謙治さんは今治出身の食関係の専門家で、「やまけんの出張食い倒れ日記」も有名。

絹莢を卵とじでむしゃむしゃ食べるのは僕も好きだ。
ただ、市販の絹莢はいわば「あしらい」の扱いで、少量で高い。だから、なかなか卵とじでむしゃむしゃというわけにはいかない。うちのも高いといえば高いけど(100gが250円だから野菜セットの1包みは60gで150円くらい)、幸い出荷の残りものが溜まってくるので、それをむしゃむしゃ。

なお、やまけんさんの「全国食べものうまいもの」は過去の番組を聴くことができる。
NHKラジオ「マイあさラジオ」のサイトから。



土曜、未明から思いがけず雨、昼過ぎ頃まで降ったりやんだり。夕方は晴れ。
朝ごはんはスコーンで、ツナマヨ、ピクルス、昨晩の残りの焼きそばなど。

午前:荷造り、フジグラン出荷、臨時のセットや単品の荷造り、追加の収穫、荷造り。
昼ごはんは真とふたりで、鶏と春キャベツ・新玉葱の回鍋肉ふう丼、大根と人参のピクルス。

午後:フジグラン出荷、図書館、温室でトマト移植、胡瓜播種。夕方はあれこれ収穫。
晩ごはんは、ズッキーニのグラタン、白和え、トマトソースのペンネ、真イカの刺身。



予想外の雨で、畑仕事はひと休み。
火曜日頃には台風6号が接近する予報で、大雨になりそうだ。さらには7号も発生し、その後も傘マークが出ている。
あれこれ植える季節なので、今後の予報がかなり気にかかる。

台風への備えは、みなさまもお早目に。
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2015年5月上旬の野菜セット。

2015年05月09日 | 農と暮らしの日記
久々に、最近の野菜セットの例を。
久々なのは、言うまでもなく写真映えするようなセットがなかなかできていなかったから。今年は3~4月頃の端境期も休まず出し続けることができたので、それはそれでよかったのだけれど、やはり無理を重ねてどうにか詰め合わせているから、お客さんにも使い方の工夫をお願いする度合いの強いセットになっており、となれば当然、カメラを向ける気にならなかったので。

というわけで5月上旬、畑がどんどんにぎわってくる季節の野菜セット。
これが「大セット」で2,000円弱くらい。

真ん中の大根はトンネル栽培の春どり、右手が人参まびき菜、早生の新玉葱。
葉ものは大根の左下から時計回りに、青梗菜、サラダ水菜、小松菜、サニーレタス。
その右が豆類で、空豆、絹莢、スナック豌豆、そして唯一の果菜であるズッキーニ。



人参はトンネル栽培の春どりが小さく、セットに入ったり入らなかったり。
玉葱は極早生品種がほぼ終わり、次の早生品種に移ってきた。
葉ものはこのほか、しろな、蕪まびき菜、ほうれん草などからセットによって。

豆類は絹莢とスナック豌豆が先行し、空豆は採れ始めたばかり。
ズッキーニはまさにきょうが初物。まだ数はさほど採れていない。

例年はズッキーニよりも春キャベツ、ブロッコリィが5月の顔だけれど、今年はもう少し先。
葉ものが多い時期なので、今年の感じでいいかもしれない。



野菜セットはしばらく余裕がありますので、お試しなどお気軽にお声かけください。
単品のご注文も、余裕のあるものはお受けします。
080-5658-1492またはメール、固定電話・FAXでどうぞ!
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