38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

人参畑すっきり、初夏の慈雨。

2015年05月16日 | 農と暮らしの日記
2週間ほど前、みどりの日に草むしりに着手した人参の畑。
数日おきに2、3時間ずつという感じで作業を進め、ようやく昨日、春作2回目のこの4条×2畝、のべ200m分の草とりが終わった。

ただし、既に今度はまびきが待ったなし。
かなり厚播きになってしまったので、発芽はきれいに揃った一方で、まびきが遅れるとその後の生育に影響する。草むしりと同時にできれば理想的だったが、それほどの時間の余裕はなく。
こんど時間がとれたら、半日2~3時間で一気にやってしまいたい。

のべ200mの人参といえば。
あくまでも計算上のことだけれど、10cmに1本の人参が採れるとすれば1mで10本、ということは2,000本。仮に5本1パックなら400パック。これの前に同じく約200mの第1作があるから、この春作で合わせて800パック。仕上がりの人参の出荷は6~7月の2か月間。
いや、実感として、2か月でそんなには出荷できない気がする。



土曜、予報通り昨夜からの雨が昼前までしとしと降り続いた。午後は曇り時々晴れ。
朝ごはんはスコーンで、ツナマヨ、蜂蜜、レタスのサラダ。

午前:荷造りしてフジグラン出荷、図書館返却。
単品の出荷、収穫、戻ってまた荷造り。
昼ごはんは、鯖のソテーと大根おろし、新玉葱まるごとスープ。

午後:荷造り仕上げてフジグラン追加出荷。
温室内で育苗の種播き、つるむらさき、空心菜、2回目のズッキーニ。
夕方は畑に出て収穫、日没で帰宅。
晩ごはんは、ズッキーニのフライ、大根と板天の炊いたの、明日葉ちりめんじゃこ。



予報通りに降ってくれてよかった。
さつま芋はこの雨予報をあてにして植えたから、降らなかったら水やりの労力が大変なことになるところだった。午後も青空が広がらなかったのがありがたい。明日一日の晴天をなんとかやり過ごせれば、月曜からまた傘マーク。畑仕事は遅れがちだけど、まずは雨だ。

空豆がもう終わりに近づいている。
2週間はしっかり採りたいところだったけど、今年はそこまで伸びがない。毎年わかっていることながら、豆というのはほんとうに一瞬で駆け抜けていく。畑の利用効率や収穫・出荷の手間を考えると、割に合わないナンバー1ではないだろうか。
だけど、やっぱり作ってしまうんです。
コメント
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