38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

台風6号、やまじ風。

2015年05月12日 | 農と暮らしの日記
ブロッコリィは横になってスヤスヤ昼寝。

小さな花蕾もつき始めた、などときのうはウキウキ書いたものだが。
今朝の強風は予想されていたとはいえ、すさまじかった。いわゆる「やまじ風」で、基本的には四国山地から瀬戸内海に向かって吹き降ろす南風なのだけど、畑のようすを見限り、どうやら東からも吹いたようだ。

何度か書いているように、当地の強風は西風が基本。
なので、畑の備えも西風を旨としてある。写真のブロッコリィも寒冷紗は南北で留め、途中の何か所かは西側にピンを刺したりパイプ支柱を重しに載せたりしているのだけど、東から吹かれるとめくれてしまう。左手に見えるキャベツの畝もそう。

ブロッコリィは風で倒れた面もあるが、寒冷紗に引っ張られたかもしれない。
多少の風なら風よけになる寒冷紗も、それ自体が持って行かれると被害を大きくしてしまう。
これは何事にも言えることですが。



台風6号は太平洋側を一気に駆け抜けた。
幸い当地には直接の影響は少なかったようす。上記の「やまじ風」は台風本体の風というよりも、諸々の条件が重なって発生したものだろう。

ブロッコリィはあす風が収まってきたら、起こして株下を踏みつけてやる予定。
ほかにも、ズッキーニ、豌豆、空豆、小麦など、蔓性や背の高いものは被害に応じてそれぞれの対応が必要だ。
あすは出荷のない日でよかった。



火曜、曇りのち雨、夕方から晴れ。台風6号の影響で強風。
朝ごはんはスコーンで、チーズ、ツナマヨ、キャベツ若布など。

午前:庭に出してあった果菜の苗を温室内に撤収。
先に降ればポットの土が湿って重しになったのに、降り出す前に風が吹き始めたから次々に倒れてどうしようもない。
水やりの手間も増えた。

昨夜のうちに荷造りしておいた野菜セットの伝票を書いて、フジグラン出荷、近所の配達。
途中、どこかのお宅からパイプ自転車庫みたいなのが強風で飛んでいるのに出くわし、片づけお手伝い。この頃が風が最も強かったかもしれない。
その足で畑の見回り。一部の寒冷紗は撤収。あれこれとりあえずの補強など。

帰宅して残りのセットの荷造り、フジグラン再出荷。
昼ごはんは、大根と挽肉の炊いたの残りに出汁を追加して冷凍うどん投入、スタミナうどん風で元気出す。

午後:セットを仕上げて伝票書き、14時過ぎ頃から新居浜方面の配達。
帰りに西条市街に回ってフジグラン再追加の出荷。

帰宅して畑に出て、強風の後始末ととりあえずの対策あれこれ。明日出荷分の収穫。

晩ごはんは、水菜とちりめんじゃこのスパゲティ、地鯛のソテー、空豆茹でたの。



台風は次の7号も発生している。
みなさまもお気をつけください。

<本日の野菜セット>例
小さめ大根、ズッキーニ、青梗菜またはしろな、水菜、リーフレタス、絹莢・スナック豌豆のいずれかまたは両方、空豆、赤空豆。
セットによってほかに、小さい人参、新玉葱、から。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする