38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

青空マーケット、渚は稲刈り。

2012年10月07日 | 農と暮らしの日記
渚が久しぶりの農作業。
この田んぼに足を踏み入れるのがそもそも初めてかも、と本人が言うのを聞いてびっくり。本当に農家の子か?

いや、渚と真は「農家の子」ではない。
というのも、うちは「農家」ではないと最近は言うようにしていて、「作家」とか「陶芸家」とかは本人の職業を指す言葉だけれど、「農家」は「家業」として農を営んでいる(専業であれ兼業であれ)という意味合いが強いように思うので。うちの場合はそうではなく、たまたま親(僕)が農業に“転職”したというだけ。

それでも小さい頃は二人ともよく手伝ってくれた。
学校に行き始めると、どうしても忙しくなり、写真のような光景は貴重なものになってしまった。
なので、もうこれは「記念撮影」ですね。



日曜、世の中3連休の中日、今日もほぼ終日の秋晴れ。
渚は午前中のみ新居浜西高校で合同練習、真はひうち体育館で終日の合同練習、薫は偶数月恒例「青空マーケット」出店で丹原町へ。

朝:5時半過ぎからスーパーフジグラン西条に出す野菜の荷作り。6時からごはん。
午前:8時頃から臨時の出荷分の収穫、戻って荷作り。
10時半頃に市街に出てフジグラン西条に出荷。戻って、ひとりで早い昼ごはん。

午後:正午前から畑に出てトラクタ耕耘作業。
管理機で畝立てして、ほうれん草、小松菜、大根などをまた少しずつ播く。

15時に帰宅し、練習から戻った渚と一緒に裏の田んぼへ。
冒頭の通り、一昨日からぼちぼち始めている稲刈りの続き。二人いるので稲木をまた1列立てた。一人でもできなくはないけれど、“助手”がいると作業が速い。稲木を立てたあとは二人とも、隅刈りしてある稲を結束、稲木に掛ける作業。

渚は途中、ユニフォームを洗濯しに帰ったり干しに帰ったり。
動きが主婦みたいだ。スポーツをしているから体力もあり、それなりに要領もいいのでとても助かる。毎日いてくれたらいいけど、高いもんにつきそうだな。

途中、16時頃に新居浜の土日産直「こんかい屋」に残り野菜の引き取り。
戻ってまた稲刈り作業、17時にあがり。

夕方:僕ひとりで別の畑へ。
白菜の定植を200株ほど。そして明朝出荷分の野菜の収穫を30分ほど、18時過ぎに戻って晩ごはんの用意。

19時頃、薫も出店から帰って来て、みんなで晩ごはん。
20時頃にまた少し雨。



青空マーケットはまずまずの販売実績だったようだ。
今回は薫の手作り品はなく、野菜少しと地粉うどん、小麦粉全粒粉、それに渚が前夜がんばって作ったクッキー。

次回は12月2日(日)の予定。
冬野菜の最盛期だから、にぎやかになりそう。ぜひ足をお運びください。近くなったらまたご案内します。
コメント
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