38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

安全第一、トマトは青いうちに。

2010年06月30日 | 農と暮らしの日記
夕方収穫してきたトマトたち。
あまりいい画像じゃないですが。写真がないことに気づいて慌てて作業場の蛍光灯つけて撮ったので。うちのトマトはまだこんな感じ。量が少ないし、「裂果しないうちに」とまだかなり青い段階で摘んできている。ひと晩かふた晩置いて少し赤みが強くなる頃に出荷。毎年、踏み込み温床で育苗して力が入っている割に、実のところは苦手野菜の筆頭格かも。

味は「樹上完熟」で取ったほうがいいのだろうけど。
技術不足、経験不足で自信不足、安全第一。「露地」にこだわって未熟なトマト、それならハウスでいいから完熟のを!というお客さんも多いはず(たぶんほとんどみんなだろう)。露地にこだわる理由が自分の中ではっきりしていない。トンネルは使っているのに雨よけハウスはダメ? 有機農家でもトマトだけは雨よけハウスでという方は多いようだ。ま、自分の場合はこだわりというよりも、温室を維持する手間(水と温度の管理、周辺の草刈りなど)と採算性の観点からという面が大きい。いつかは導入するかもしれない。



水曜、セットのない日、予報は終日の曇りでほぼその通り。
午前:市街スーパー出荷、近所と自宅で用事2時間、畦草刈り2時間半。昼ごはん。
午後:雨も降ってないけど、他の曜日は時間がないから机しごと。夕方、明朝ぶんの収穫。



サッカーワールドカップは昨夜、決勝トーナメント初戦で日本が敗退。
パラグアイを相手に延長前後半30分を含めて120分で0-0、PKで決着。なんだかとても“日本的”な、あるいは”日本人好みの”終わり方という印象だ。「優勝」は夢のまた夢、だからいつかは破れる。その最後が、誰も責められない、みんなよくやったというところに収斂する負け方。それはそれで悪くない。全4試合、実況の音だけ聴いた限りのことで、報道のバイアスを受けているかもしれないけれど、今回の日本代表はサッカーのチームスポーツとしての魅力を伝えてくれたように思う。

岡田さんも本当におつかれさまでした。
代表監督やめたら農業やると言ってたとか。鳩山さんよりはだんぜん向いてそう。トマトは露地栽培? それとも雨よけハウスにします?
コメント (1)
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