38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

梅の収穫、オクラ除草。

2010年06月14日 | 農と暮らしの日記
梅雨入りしたので、梅を分けていただきに行った。
梅干し用と梅酒用。今年は初めて、以前からお世話になっている市内西部の方の山の梅をとらせてもらうことになり、お父さんのあとを追いかけて軽トラで山道を登った。この辺りにこんなふうに登っていける山があったなんて全然知らなかった(いや、だいたい18歳までしかいなかったから生まれ故郷とはいえ西条市内のことを全然知らないのですが)。

で、梅は取り放題。
お父さんによると十数年前に蜜柑畑だったのを梅に変えて、しかしそれも時代の流れで収益性が低くなり、いまはもう経営用ではなくなっているようだ。というような話を聞きながらひたすら梅をとり、そうしているうちに話は梅から稲の話になり、やっぱりうちももう少し田んぼを広くやらないとなぁと思った。自分ちで食べるぶんだけ作っているんじゃいけないなぁという感じで。

山は景色が素晴らしかった。
ほとんど真下に水の張られた小さな棚田群を見降ろし、その先に一枚一枚が広大な干拓地、そしてさらに大きな一枚の瀬戸内海という具合に水の世界が広がっている。こうなると自分の住んでいるところが陸地なんだか水上なんだかわからなくなってくる。人は陸の生き物のようで、実は水生動物なんじゃないかと思わされる。



月曜、梅雨入り二日目は雨なし、曇りのち午後は晴れ。
朝:5時過ぎから収穫1時間ちょっと、戻って6時半過ぎからごはん。
午前:セット荷造り。あとの仕上げと配達は薫に任せて、10時前に僕は畑へ。雨が降っていないのを幸いにオクラの草とり。雨が降る前は地面が固くて除草どころではなかったし、降ればぐしゃぐしゃで作業できないところだけれど、昨日降って今日は上がっているので土は適度に湿って格好の除草日和。2時間半ほど作業して正午過ぎに戻り、昼ごはん。
午後:13時過ぎに家を出て冒頭の梅の収穫、16時前帰宅。再びオクラの除草に出かけて2時間で一応終了、18時過ぎから明朝出荷ぶんの一部収穫、人参まびきなどして19時前帰宅、今日は子どもたちもバレーのない月曜なので早めの晩ごはん。

明日はまた未明から雨の予報。
当初は午後から雨という感じだったから朝のうちに畑しごとの心残りだったところをやってしまおうと思っていたのに、雨ではできない。1時間でも2時間でも雨が遅れてくれるといいのだけれど。

<本日の野菜セット>例
人参、新玉葱、まびき大根、べか菜、わさび菜、サニーレタス、サンチュ、茎ブロッコリィ、いんげん、ズッキーニ、などから。
コメント
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