38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

小麦と玉葱、収穫。

2010年06月11日 | 農と暮らしの日記
飯岡小学校の遠景。
校舎が映っている水面はうちの畑のお隣りの方の田んぼで、仕上げの代掻きが終わったばかり。うちの畑は校舎と田んぼのあいだ、そのうち画面左手に赤い脱穀機が見えるところが小麦畑で、きょうめでたく刈り取りと脱穀が終わった。

昨年は小麦の穂先を摘み取って収穫した。
それを家に持って帰って、雨の日などに手作業で脱穀、籾摺りしたのだが、今年は少し量を増やしたのでそれは無理と判断、さてしかしそれではどうするかと悩んでいるうちにどうやら梅雨入り間近の週間予報が出始め、とにかく刈り取って脱穀までしてしまい、乾燥が必要ならそこから先に考える、ということにして本日決行。

まず刈り払い機で3条ずつ根もとから刈る。
反時計まわりに畑の外側から内側へと刈っていくので、刈り倒したときに小麦の穂先が外に向くようにしなければいけないのだけれど、これが最初はうまくいかない。どうしても歯をあてたほうに倒れ込んでくるので、それを刈り払い機をうまく使って外側へ倒して根もとも揃えてやる。このコツがつかめたころにはもう刈り取りも終わり。

薫と二人で作業なので、並行して脱穀。
稲作にも使っているこの機械、しかしやり始めたらどうもうまく脱穀できてない感じ。メーカー(Y社)の担当者の方に電話したらすぐに来てくれて、稲と麦は回転数を変える必要があることを実際に脱穀してみながら教えてくれた。ただで近くの方にいただいた機械なのに、こんなに親切に対応してもらってありがたい。

刈り取りと脱穀は二人、途中中断しつつ約5時間で終了。
薫はさらにこれと並行してすぐ隣の畑の玉葱の収穫もすべて終えた。梅雨入りの前に小麦も終わり、玉葱も終わり、田んぼも来週の代掻き仕上げと田植えを待つだけということで、とても気持ちいい。



金曜、予報通り終日の晴天、しかも高温。
朝:4時半起床。薫が時計見間違えた(「5時半や!」)ので。だけど今日は忙しいからちょうどいい。5時前から収穫、6時半過ぎ戻って朝ごはん。
午前:7時半過ぎに市街に出て保育園納品、スーパー出荷。8時半頃からセット荷造り。11時半頃から市街配達、13時前戻り、昼ごはん。
午後:14時前から上記の小麦収穫、脱穀、並行して玉葱収穫。途中で薫は小学校の用事で抜け、また、真が僕の実家にバスで一人で行くというのでバス停まで一緒に行き、そんなこんなで19時前に終了、あとは畑であれこれ細かい世話をして、19時半、小学校にバレーボールの渚のお迎え、20時前帰宅、ごはん。

<本日の野菜セット>例
人参、まびき大根、新玉葱・赤玉葱、新じゃが(試し掘り)、プチブロッコリィ・茎ブロッコリィ、リーフレタス(赤・緑)、玉レタス、サンチュ、小松菜、べか菜、わさび菜、いんげん、ズッキーニ、などから。
コメント (4)
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