38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

雪の日、トマト香る。

2006年03月14日 | 農と暮らしの日記
朝からの雪が、やがて吹雪き始める。
しかし、積もることはない、春先の雪。

昼頃から陽射しも出てきたので、トマト類の鉢上げ。
2月中旬に播いた大玉、中玉、ミニトマト合わせて120株ほどをポットに移植する。移植前に如雨露で水をやった瞬間、夏の光が蘇る、あの香りが、した。

苗はおおむね7~8㎝丈。
セルトレイで窮屈そうにしていたのが、手近にあった直径9㎝のポットに移ったら移ったで、さして余裕のない印象。もう一度、大きめのポットに移植してから定植……という段取りになるだろう。

午後、普及所の方が来訪。
先日依頼していた土壌分析の簡易の結果が出たとのことで、参考資料とともに持ってきてくださった。十数枚に及ぶ農地それぞれから採種した土をもとに、今回はEC(電気伝導度)とph(酸度)、それに「無機態窒素」という数値が示されている。「田んぼなら、こんなもの」だが、「野菜を作るなら肥料分を補う必要がある」というような数値だそうだ。「化学肥料で調整するという場合には参考にしやすいですが、堆肥の場合は、まあ長い目で見て……」とのご助言。とりあえず特定の成分が過剰になっているということはないようなので、ひと安心である。

夕方、踏み込み温床の手当て。
どうも温度が上がってこないので、もう1層、落ち葉と米糠を重ねて踏み込んでおく。この温床が使いものになってくれないと、追加の果菜類の種が播けない……。

今日の気温は自測で最低1℃~最高12℃。
明日は快晴の予報。
コメント (2)
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