夏の読書

　　　　　　　　　　

くそ暑い毎日に耐えかねて城之崎へ避暑に来たつもりで図書館で借りてきて読んだ

 

作家4人が大和八木駅近くの焼き鳥屋でしょうもない話をしていた時「城之崎はカニが旨い」の一言で城崎温泉へ出かけた

　その一

12月の末、雪の降る中ポンコツの車で城之崎へカニを食べに出掛けた

吹雪の中走り続けるが空は真っ白、地面も真っ白　

そんな中で一軒の旅館の明かりが見えました

旅館のフロントを奥の方へ進むうち、いろいろなお願いが出てきます

マスクを着けろ、検温をしろ、ワクチン接種の証明書のQRコードを提示してください

さらに進むと「消毒用のアルコールを顔や首にシッカリ塗ってください」

さらに進んで温泉につかる前、体に塩を擦り込め・・・

などの注文が続きます

ここまで読んできて私はハッと気が付きました

これは子供の頃に読んだ宮沢賢治の「注文の多い料理店」のパロディーだったのです

そういえば大阪ミナミのカニ料理屋　道路にはみ出していたハサミをちょん切られたとか