晋ちゃんの気ままな散歩道

あっちこっち横道にそれたり休んだりしながら気ままに散歩しています。

美しく青きドナウの船旅(13)

2008-11-16 09:44:33 | 海外旅行
  
昼食はカレーライス、13時20分メルクの船着場で下船、市内観光へ。

  
バスに10分余り乗ってメルク修道院に到着。
11世紀、バーベンベルク家がメルクの城をベネディクト修道院に寄進。
1682年トルコ軍の侵入により修道院は焼け落ちてしまい、1702年当時流行のバロック式で再建された。
「横に伸びた摩天楼」とも呼ばれ、バロック様式の荘厳華麗な建物としてバッハウ渓谷のシンボルにもなっている。

  
さらにハクスブルグ家の所有になり400ほどある部屋はマリア・テレージャが住居,饗宴会場などとして使用、モーツアルトの演奏会なども行われその時弾いたパイプオルガンが残っている。
広い廊下には一族の大きな肖像画が掛かっている。
大きな図書館もあり修道女達が黙読、講読で勉強し、更に自分達が手書きで作った図書が残っている。
高い壁の両側には立派な蔵書がビッシリ詰まっている。

  


回廊を通って建物の上に上がるとメルクの町並みが見下ろせる。

  
聖堂も広くて立派、昨日サンクスギビングデーの祭礼が行われたそうだ。

  
修道院の出口の門を通って石畳の道を市街地へ行く。

  
街中を散策した、静かな落ち着いた街だ。
地図を見ると近くにメルク駅があるようなのでそっちへ向かった。


少し距離があったが駅はすぐに見付かった。


メルク駅に入るとすぐに電車が入って来た。


ウイーンから鉄道と船とを利用して「バッハウ渓谷」を日帰り旅行するには「バッハウコンビチケット」がある。
これは、まずウイーン西駅からメルクへ直行し、メルクで遊覧船に乗り換え船でクレムスまでドナウ川を下る(私達の船とは逆向きになる)。
メルク~クレムス間が世界遺産”バッハウ渓谷”になる。
クレムスで再び鉄道に乗り換えウイーンフランツ・ヨーゼル駅へ戻るコースになっている。
さらにメルク修道院の入場券も付いており割安である。


子供たちが大勢乗り込んで行く。


駅から街中へ引き返す途中で修道院の建物がよく見えた。


市街地を歩いてワインを売っている店を探した。
狭い抜け道の途中にWEINの看板が見えたので入ってみた。
ここでは白ワインしか売っていない、この辺りは白ワインの有名な産地だそうだ。
地下の酒蔵に入って少し説明を聞き10.5ユーロのワインを買った。
その時説明してくれたパンフレットを欲しいといったら50セントだというのでそれも買った。
バス乗り場まで歩き4時に船に戻った。
5時にメルク港を出航、10時30分グレイン(オーストリア)入港の予定。
夕食のあと8時30分からクイズとビンゴ大会があったが風呂に入ったら眠くなったので8時30分就寝。


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