11月17日(木)曇り時々雨
6時30分起床、上甲板でラジオ体操。
船はすでにグレインを出港してリンツに向かって航行している。
朝食は和食だ、ご飯は少々柔らかいが味噌汁が美味い、お代わりをした。
10時からは3階の展望ラウンジで”和菓子のティータイムと船や航路の話”があるので聞きに行く。
川の高低差はスタートしたブダペストで85m、我々が下船するパッサウで210mと130mもある。
川船は底が浅いがドナウ川で一番の浅瀬では川底と10cmぐらいしかないところもあるそうだ。
ドナウ川の船は水は多くても10万リットルぐらいしか積んでいないがセレナーデ号は25万リットルも積んでいる。
他の船にはシャワーはあるが風呂(バス)は無い、セレナーデ号は風呂がついているためそれだけの水を積んでいるのだそうだ。
途中で水門(堰)を通過するので写真を撮るため甲板に出た。
水門の中に入ったので船の後側の扉が閉まり始めた。
後ろ側の扉は完全に閉まってしまった。
今度は船の前方の写真だ。
水が徐々にドックの中に入ってきた。
やがて船はドックの上の方まで浮き上がって来て進行方向の水位と同じ高さになった。
水門が開き、信号機が青になったので前方に向かって推進し始めた。反対側のドックは水は空っぽのままだ。
ドックを出て前へ進む、今まで何度か水門を通過してきたが明るい時は初めてなのでよく見えた。
リンツの町が近づいてきたようだ。
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