漫画家のつげ義春が編集者と写真家との3人で今から50年ほどまえ、前回の万博の頃(1970年頃)旅をした記録を編集した本 狭山の図書館にはなかったが和泉市の図書館から借りてきてくれた
下北半島から始まり、東北、北陸、四国お遍路、国東半島とお婆さんの多い湯治場を巡る
下北半島 ここは行っておきたかった、大湊、大間、仏ケ浦、尻屋崎、九艘泊(ここは船が9艘しか停泊できない)、横浜町 聞いただけで体がウズウズするがもう行くことはできない
しかし半世紀を経た今、ここ青森県むつ市には東電と日本原子力発電が共同出資した中間貯蔵施設が計画されており ここに造られる建物内で金属容器に入れて最大50年間保管される予定、とても怖くて近づけない
次の岩手県の夏油温泉(げとう♨)には600人のおばあさんが湯治に来ており、昼間から酒盛りし、千昌夫の「星影のワルツ」を唄うとある 当時私たちの会社の慰安旅行でもカラオケなどはなく手拍子で歌い、宴席が盛り上がったものだ
今さら一人で歩き回るのは無理、近場で仲間を誘って歩きに行くのが関の山
2年後の大阪万博など行けるのかどうか?
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