NHKテレビ報道局政治部に在籍し、昨年7月に退職した著者が2000年に安倍担当になってから退職までの20年間余りにわたり 取材してきた軌跡をたどり、安倍の実像を書き残すことが自分の使命であると考え筆を執ったとある
雌伏の5年間と歴代最長政権 小池新党は瓦解すると予測 盟友中川正一の急死、橋下徹総務大臣構想 慰安婦問題と靖国参拝 トランプと地球儀俯瞰外交 拉致問題解決への信念 習近平との対決 生前退位と未来の皇室像 モリカケ問題の発覚によるスキャンダルと財務省 最後は岸家と安倍家の葛藤の中凶弾にに倒れた
思い返せば今から60余年前の安保闘争から始まった日本の歪みがこの凶弾によって変わるのか 相変わらずアメリカさんの手のひらの中で日本という国が沈没して行くのか
この本を読むとその行き先が分かるような気がする
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