お城を見に行こうと入口に向かった。
お城の入り口。
いざ入城と勇んでみたが本日臨時休業。
お濠では暖かい日だまりを求めて鴨が集まっている。
お堀の向こうに母校も見える。
私達の頃と比べるとずいぶん立派な校舎になっている。
ここは「かまぼこの別寅」の社員寮だそうだ。
私が一番歩いてみたかったのは「かむろ坂」へ通ずるこの道。
敵の侵入を防ぐため曲がりくねった道に沿って崩れかけた土塀が続く道。
高校の登下校時に毎日通った懐かしい道だ。
60年も経つと土塀も崩れ白壁や竹垣に代わっている。
反対側は土塀も無くなり可愛い戸建ての家に代わっている。
この道の先に「かむろ坂」があるがその傍にでかいマンションが建っている。
こんなマンションは折角の景観を台無しにしてしまう。
「かむろ」とは子供の髪型、遊女の召し使う幼女のことだそうだ。
この「かむろ坂」の先、堺町には昔から遊郭があった。
私が小学生の頃は検番もあった。
また「かむろ」とは「禿」と書き人の頭を意味する。
昔この辺りに刑場があったらしい、人の首が刎ねられた場所から
「かむろ坂」と呼ばれたとも聞いた。
「かむろ坂」を下って、岸和田駅下がりの商店街まで来た。
この店でお土産を買った。
和泉銘菓「時雨餅」、本町にある「村雨餅」がルーツらしい。
最後は岸和田三大美女のお母さんの店
「コシノ洋裁店」の前を通って岸和田駅に向かった。
今回は「だんじり会館」へは行けなかった。
また20年ほど過ごした街とはいえあまりにも
知らなかったことが多々あった。
45年過ごした大阪狭山市に比べて岸和田市が
歴史のある奥の深い街であるか改めて思った。
ブログを拝見して、今は少し寒すぎますが、お天気の良い日に行ってみたくなりました。
こちらのブログをガイドに、歩かせていただきます。
そういえば、あの村雨も長いこと食べてないので、懐かしく思います。買いに行こうと思います。
だんじり会館へ行く時間がありませんでしたが皆さんに満足してもらえました。
私も知らなかった所が多々あり楽しかったです。
暖かくなったら是非ウオークに行って下さい。