松茸が何となく物足りなくて消化不良のまま最後の観光地
「美山かやぶきの里」へバスは走りました。
京都府下最大の面積を誇る京都府南丹市美山町は
京都市内から車で1時間程のところにある。
美山町は大野地区、宮島地区、鶴ケ岡地区、平屋地区、
地井地区に分かれており、一番北寄りの地井地区の
集落は50戸のうち38棟がかやぶき屋根で「かやぶきの里」
と呼ばれている。
写真の左側、夕日を受けてひときわ高くそびえる稲荷神社の
トチの巨木は樹齢400年以上、美山町の名木だ。
美山川(由良川)沿いの駐車場でバスを降り散策に向かった。
集落の入り口、公民館の横の赤い郵便ポストは観光客の目印だ。
お地蔵さんもある。
この前の道は福井県美浜市など日本海沿岸から京都に続く
「西の鯖街道」だ。
晩秋の夕日が映える「かやぶき屋根」。
かやぶきの家屋は入母屋造り。
屋根の上には千木(ちぎ)と雪割りを乗せる。
千木は「馬乗り」、横に長い雪割りは「鶯どまり」とも呼ばれる。
雪割りが折れかやぶきにコケが生えている。
この家は住む人もおらず廃屋になるのだろうか。
なんとか頑張っている家もある。
周りを山に囲まれた美山の里は林業や農業が主な産業であったが、
今は観光が主な産業になっている。
駐車場の近くにある集会所ではかやぶき屋根の葺き替えが始まっていた。
帰りは京都から名神高速を通って1時間半ほどで梅田まで帰って来た。
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