さうぽんの拳闘見物日記

ボクシング生観戦、テレビ観戦、ビデオ鑑賞
その他つれづれなる(そんなたいそうなもんかえ)
拳闘見聞の日々。

内山来阪/11月が熱い?/キコさん雪辱ならず/9時から/馬鹿は尾を引く

2014-09-09 06:57:07 | 話題あれこれ


大一番が終わって、ちょこちょこと話題を拾ってみました。

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内山高志が大阪に来ているのだそうですね。
来月6日放送の明石家電子台に出演とのこと。

まあ、あまり無節操にあれこれ出まくるのもどうかとは思いますが、
試合以外での露出は、もう少し増やせるものなら増やした方が、とは思います。

長谷川穂積が「嫁はん怖い」で売った?のも、あれはあれで悪くはないと思いました。
あくまで、きっかけ作りですからね。島田紳助のような有名人が「ホンマのホンマに才能溢れる、
一流のチャンピオンですわ」と言ったのを聞いて、「へえ」と思った人がたくさんいた。
それが回り回って、選手の利益になったわけですし。

今、一番力の確かな王者である内山高志には、もっと多くの注目が集まり、然るべき規模の試合が
どんどん組まれるべきだと思います。それを後押しするものであるなら、何だって良いと。

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で、記事によると待望のV9戦は11月、と語ったそうですね。
場所も相手も当然未発表ですが、さすがに目鼻はついているはずですし、正式発表を待ちたいところです。
マイキー戦がいきなり組まれるわけはないでしょうが、何か出来る範囲で「おお」と思える試合が決まって欲しいですね。
ただ、例えば金子大樹との直接再戦とかは無しでお願いしたいです。違う意味で「おお」ですからね、それでは。

で、11月と言えば、海外情報ではローマン・ゴンサレスの初防衛戦が22日、
相手はルイス・コンセプション、という話だそうです。
これと、山中慎介か三浦隆司の防衛戦が同時開催、という噂もあるようで。
山中も三浦も、1位との対戦が有力視されていると、専門誌なんかにも出てましたし、これまた豪華興行ですね。

この日は土曜日ですし、WOWOWのイベントになったりするのかも知れません。
生中継があれば助かるんですが、はてさて、どうなりますやら。

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キコ・マルチネスはカール・フランプトンへの雪辱ならず、王座を失ったとのこと。

残念な気もしますが、欧州最強と言われるフランプトンはやはり強かったということでしょうか。
このクラス、日本に招聘出来そうな王者があまり見当たらず、例えば和氣慎吾が世界戦をやろうと思えば
最初に思い当たるのがIBF王者、ということになるのでしょうが、新王者プランプトンは果たしてどうなのか。
これまでの情勢がそのまま続くのか、それとも大きな変化があるのか。今後に注目ですね。

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そういえば16日の井岡一翔再起戦は、夜9時からTBSで放送されるとのこと。
世界戦ではない試合が、こういう時間帯に流れること自体は、好ましいことではあります。
とはいえ、あくまで井岡のフライ級における世界再挑戦のため「だけ」の試合、という、
いかにも閉鎖的で、ボクシング界全体への広がりが一切無い意味合いのものであり、
この辺はそれこそ往時の亀田の試合並み、そしていかにも「TBSっぽい」話です。

しかし日本のボクシングは、いつまで特定のプロモーターと特定のTV局による「分割統治」を続けるんでしょうかね。
ボクシング界全体で団結してTV局相手に商売をすれば、例えばローマン・ゴンサレスを頂点にして、
井上、井岡、村中に江藤の四人でトーナメントをやって、優勝者が世界挑戦、という流れで
少なくとも三回は興行とTV中継が出来るのに、と思うんですけど。

所詮、中小の寄り合いだから、って話は、確かに現実でしょうが、もう何十年も同じことを繰り返しては、
結局ジリ貧という現状で、あのヤカラ兄弟のケツ持つときだけは意志統一が出来てたりする。一言、馬鹿丸出し、です。
そろそろ皆さん、少しは賢くなりましょうよ、と言いたくもなります。まあ、言うだけ無駄でしょうが。

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で、その人たちの馬鹿さ加減が未だにこうして尾を引いている、という理解でいいんでしょうね、これ

選手には気の毒な言いようになりますが、仮に入札の結果、海外でやることになったとしても、
それも含めての王座だった、ってことで仕方ないんじゃないでしょうか。
もし漏れ伝わるように、あの相手との防衛戦を見込んで、それも込みでの挑戦だったのだとしたら、ですが。
実際どうかなんて知る由もないこちらとしては、これ以上は何とも言えませんけども。

それにしても、嘘偽りの王座にいるのが辛くなって放り出した者が、一階級下げてこんな優遇を受けられるとは、
本当にボクシング業界の荒廃ここに極まり、ですね。誰の目にも異常事態です。
言うだけ空しいですが、WBAに良識のかけらでもあれば、この選手を世界ランク自体に入れないでしょう。
それが指名試合の入札をせい、とわざわざ言うてくるんですからね。ホント、どう見ても狂ってます。

それに比べれば、JBCの対応は、もちろん是非論はあるんでしょうが、だいぶ「見られる」ものにはなってきました。
認められない、という姿勢を貫くようです。昔ならここに至ってブレるか、曲がるか、という事態もあり得ましたが。

ただ、結局しわ寄せは選手の方に行く、という意味では、日本ボクシング本日も変わらず、という話でもありますね。
他の相手と普通に試合が出来るようになるのが、河野公平にとって一番良いことなんでしょうが...。


追記:秋山専務理事からこのようなコメントが出たそうです。
個人的には大賛成です。まあ駆け引きの段階なのかもしれませんが。
ちなみに先日、代々木の会場で世界戦前のセレモニーでこの方が紹介された際には、
けっこう本気で力入れて拍手させていただきました。

で、その次に紹介された古株の某氏には、ささやかながらブーイングを送りました。
そんなことしてたの、私だけでしょか(笑)


コメント (10)
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