ちいさな幸せ

幸せの基準ってある?
それは自分の心の中にあると思う。
私は何時も陽だまりのような幸せの中に居た。

人間の治癒力の凄さ

2008年07月19日 | 今日この頃
           暑さにもめげず こんな花も咲いています

   
       4時草                    ミント

  
       フウラン                   ヤブラン


とうとう体温と同じ温度を記録したようです。年齢を重ねて体温の下がった私などは自分の体温より高い場所に居るわけです。ぐったりするはずです。

でも今朝はニコニコです。遍路で出あって、仲よくして頂いているいっささんが、故郷の信州に帰られて、その土地の人しか、そこに行かなければ知らない和菓子と、ジャム、ママレードなどを送ってくださいました。ジャムやママレードは勿論の事そのお菓子(ゼリー)も新鮮な果物の果汁を使ったものです。初めて頂くお菓子ですが、とっても美味しく、お礼状を書く前に摘んでしまいました。

初めて頂く美味しいものは寿命が一気に延びた心地がいたします。本当にありがたいことです。

幸せな気持ちを抱いて、パーマ屋さん、今はなんって呼ぶのでしたっけ?そうそうヘアーサロン? 私にとっては「パーマ屋さんに行って来るわ」ですが…。

なんだか毛が伸びないな~とこの間から気づいていました。行く前に調べてみると1月にパーマを掛けて、3月にカットに行ったきりなんです。何時もは毛の伸びが人一倍速くて2ヶ月に一度はカットに行っていたのです。毛が伸びなくなったのです。これもレッキとした老化現象ですね。刻々と現れてきます。

老いの達観への道程を行きつ戻りつ、「わが老い」を認めるまでの期間が70代だろうかと思うようになってきた。やがて隠しようの無い「老い」を伴って80代に突入する。其れはそれで幸せと思うべきなんでしょうね。だって生きているのですもの。「死んで花実が咲くものか」ですもの…。

パーマ屋さんからの帰り道、重い買い物を持って急いでいる時、96歳の姑の世話をしている知人にばったり出合った。彼女は良い話し相手を見つけたとばかり話し始めた。荷物の重さに指が痺れてきても彼女の話は続く。

姑が腹痛を訴えたので、かかりつけの医者に往診を頼んだ。医者が「胆石だと思うので、救急車で病院に行きなさい」と大きい病院に入院の手続きを取ってくれた。
勿論お年だから手術は出来ない。しかし点滴療法を受けている内に痛みも収まりどんどん元気になってきた。本人も「家に帰りたい」と言うし、病院側も退院をにおわす。仕方が無いので連れ戻ったという。

三度の食事も食べるようになったのでデーサービスのお世話になる事にしたそうだ。そこで奇跡が起こった。二年前から紙オムツの世話になっていた。大小便の感覚が全く無かったそうだ。所がデーサービスで人と交わり、脳が刺激を受けることによって、排尿排便の感覚が戻ってきたというのです。食事を多く取ることによって、薬に頼っていた便通も自然に出るようになったというのです。

自力ですることはまだ出来ないまでも、したい、出たと教えることが出来るようになったというのです。やっぱり肝心なのは「頭の冴え」だろうか? 人間の身体って、治癒力ってものすごいな~と思いました。
コメント (2)
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