ちいさな幸せ

幸せの基準ってある?
それは自分の心の中にあると思う。
私は何時も陽だまりのような幸せの中に居た。

幸せは心の在り様

2008年07月03日 | 新聞から



                    ユリ
              2週間ぶりに百合が咲きました
           蕾の時は優しそうだな~と思っていました
           しかし開いてみるとその雄シベの逞しい事…
               名無しのごんべえさんです


今日一日ムシムシと汗がじわ~っと嫌な一日でした。夜になっても蒸し暑いです。これからの2.3ヶ月苦手な季節です。体が冷えるのを心配しながらもクーラーと仲良くして過ごすしかありません。


新聞の「私の履歴書」昨日から平沼弓枝さんです。
平沼さんも一人娘だそうです。お母さんが小学生の平沼さんに口癖のように言い続けられたそうです。「そんな怠け者では親が死んだ後、1人で生きていけませんよ。人の力を当てにしないで何でも1人でやりなさい。一人ぼっちになった時、人に優しくしてもらいたかったら、今から人に優しくしなさい。親は何時までも貴女のそばに居られないのですから、何時一人になっても困らないように自分を鍛えておかなければなりません」

私も一人娘でしたから解るのですが、怠け者ではないのですが何事もゆっくりしているんです。食べ物にしても、ものにしても取られるという事が無いんです。姉妹の多い人は食べるのがとても早いんです。ゆっくりしていたら他の姉妹に取られてしまうからと言っていました。一人っ子はその心配がありませんから、全てにゆったりとしているのです。

私の母が私に言っていたのは「これからの女は、手に職を持っていたほうが良いよ。もし幸せな事にその職を使わなくてもいい生活にしても心強いからね」

私は洋裁で身を立てようとしましたが、先生の勧めでOLになりました。そこで主人と出会い、永久就職してしまいました。

私達がお年頃の頃「結婚する」事を「永久就職」って言ったんですよ。もう死語になったのでしょうか?聞きませんね。その代わり「熟年離婚」なんって言葉が現れましたね。どちらの言葉が幸せでしょうね。

熟年離婚は自分中心に、したいように生きる事が目的だと思うのですが、そんな期間はあっという間に過ぎると思いますよ。(退職金を半分貰ってからなんって言わないで、離婚するなら若いうちですよ)後は成人病と二人連れの生活が長いのです。勿論女のほうが統計的には長生きですから、離婚しなくてもひとりの生活を持つ確立は高いと思います。でも夫を捨てたという負い目の一人暮らしとは違うような気がしますが…。「負い目を感じるようなら離婚しません」って声が聞こえそうですね。

話が脱線しましたが、平沼さんは一人娘であったけれど「気が付けば家族9人に恵まれている」と言われるのです。まだ書き始なので自分が中心の家族の事には触れておられないので、家族構成はわからないのですが、私はまだ7人なんです。でも一人から+6人ですよ。やっぱり幸せです。

姑が「あんたは1人だから、沢山子ども産んどきよ」と言った言葉が今になって解るような気がしますが、又大勢子どもが居ても、やっぱり最後は1人だという気もします。どちらが幸せかは心の在り様でしょうね。
コメント (4)
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