ちいさな幸せ

幸せの基準ってある?
それは自分の心の中にあると思う。
私は何時も陽だまりのような幸せの中に居た。

大阪文化の行方

2008年07月04日 | 新聞から


   
            姫檜扇水仙(モントプレチャー)
         名前も花も可愛いのですが 凄い繁茂力です
     白い紫蘭が姫ひおうぎと角トラノオに追い払われそうです
         花が終われば球根を庭の隅に移すつもりです


今日は1ヶ月半ぶりの唱歌の学校でした。6月の末に音楽会があったのですが、丁度その日が、主人の退院の日と重なってしまいました。其れまでも稽古日が入院の日と重なったりで休んでおりました。

その音楽会のCDを聞かせていただきました。私は目を瞑って聞き入りました。
そして小声で歌い始めました。歌っていると皆さんと一緒に舞台に立っている気持ちになてきました。忘れたと思っていましたのにきっちりと暗譜出来ているのには自分で驚きました。もう十年もご一緒しているグループです、良いグループだと思います。30人ほどに減ったのが一寸寂しいですが…。


音楽といえば『橋下改革 大阪文化の行方』と題して、昨日今日と新聞に載っていました。大阪府の補助金が載っておりました。ワッハ上方演芸に約4億円。国際児童文学館に約2億円。大阪センチュリー交響楽団に約4億円です。

大阪にはオーケストラが4つもあるそうですから、これは問題なく編成替えするなり統合すれば良いでしょう。唯大勢の団員が職を失う事になってしまいますが。

ワッハ上方に対しては4億円の内2億8千万円を家賃として吉本興業に払っているそうだ。この度の移転、規模縮小の話で、吉本興業は家賃半額を申し出たらしいが、それでも1億4千万は一寸ね~。横山ノック知事時代から12年間勿体無かったな~と言う気もする。

最後に国際児童文学館です。入館者数は19年度で約5万2千人、今度集約される中央図書館は年間約65万人だそうで、約11倍の入場者数である。子どもと、大人の比率が分からないが、児童館が入れば子どもの入場者は増えることは間違いないと思う。

児童館の言い分は「うちの場合は入館者1人は1人ではない。その後に何十人、何百人が居る」と言う。専門資料館として、国内で出版されたあらゆる児童書を収集するほか「読書支援センター」としても機能してきた。4人の専門職員が、一年間に新しく出版される児童向け図書約4千~5千全てを読み、内容や傾向を分析し図書館の司書や学校の先生等に講座で情報を提供している」「年間に収集するのは約1万5千点、そのうち約6割は出版社や個人から無料寄贈されたものだ」「書物を大切に永久保存すると言う文学館だからこそ、唯一此処だけ、寄贈していただいているが、移転ともなれば其れもなくなるでしょう」

そうだろうか、本を読むのはあの場所で無ければいけないという事は無いし、集約とは一つにまとめるという事で分散破棄されるという事ではないと思うのですが、違うのだろうか? 書籍の寄贈者もあの場所にあるから寄贈するのではなく、場所が変わっても、大切に永久保存してくれると分かれば、今まで通り寄贈して下さるのではないだろうか。

私の心配はスペースの事。今の建物もそんなに大きなものでは無いと思うのですが、これからず~っと永久保存していくとすれば、大丈夫なのかな~と言う気はする。

何処か廃校を利用するほうが良いのではないだろうかと思う。大阪駅近くに廃校になった曽根崎小学校がある。あの建物は今何に使われているのでしょう。建物は歴史を感じさせる趣のあるものである。もう20年ほど使われていないのではないでしょうか?ただ欠点としては繁華街の真ん中にあり環境が良くないという事はあります。しかし側には曽根崎警察もありますし、建物の外観は図書館に適していると思うのですが…。いずれにせよ、廃校利用がお勧めです。
コメント (2)
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