ちいさな幸せ

幸せの基準ってある?
それは自分の心の中にあると思う。
私は何時も陽だまりのような幸せの中に居た。

渡辺淳一さんの語り

2008年05月07日 | テレビから
          インフィオラーター (神戸・北野坂)
       左下のように立体的になっているのは初めて見ました

1ヶ月ぶりに「フラ」の時間に出ました。「今日始めての方」3人「久し振りの方」手が挙がっているのは私だけ。「来ているけれど、忘れている方」4人以外全員笑いのうちに挙手・・・。

1ヶ月も抜けますと、完全に忘れています。でも先生が復習の時間にしてくださいましたので、何となく思い出しました。時々列を交替します。私の列で1人絶対に前に行かない人が居ます。間違うと恥かしいというのです。私は間違ってもいいと思っています。少しは恥かしい思いもしないと上達しません。皆さん先生を目で追っていますから、他の人の間違いなんて気にしていないと思います。だから順番が来れば、堂々と最前列に出ます。先生が良く見えて特等席だと思っています。


NHKの先週の金曜日だと思うのですが(私はビデオに録って居たのを見ました)作家の渡辺淳一さんが出ておられました。

一番最近は「愛の流刑地」を読みましたが、「失楽園」もそうでしたが、中々の描写で戸惑いもありますが、世間的には許されぬ事とは言え、隠れ罪人は多いと思います。

しかし、今読んでいる桜庭一樹の「私の男」は近親相姦を題材にしているものに比べると、まだ人間的には許されるかなと言う感じです。これは前回の「赤朽葉家の伝説」でこの作家に興味を持ったのです。まず表紙の絵を見ただけで吃驚しました。しかし「近親相姦」と言う言葉を使わずに、読み進むうちに、感じさせる手法は、やっぱり凄いと思います。

渡辺さんに話をもどします。先日、何かで「プラチナ世代」と言う言葉を読んで「其れ何?」と思いました。聞きなれぬ言葉だったからです。これは渡辺さんの造語だったんですね。

渡辺さんは言われます、65歳以上の人をシニアとかシルバーとか言われるが、其れまでの生き様や経験でシルバーよりもっと秘めた光を持った方達を「プラチナ世代」と呼びたい。心にプラチナのを持った人たちを・・・。

私は「近頃の女性は行動的で、男性は消極的」と書きました。渡辺さんは其れを違った言葉でこう言われました。「女性は身体自体が、生理、妊娠、出産と言うように時々革命をおこす。男性は其れはないので守りに入り保守的になる」

全てに年相応でない生き方がいい。例えば、孫に「おばあちゃん、そんな派手なもの着ないでよ!」とか「そんなこと(恋愛?)しないでよ」とか言われる生き方をして欲しい。年寄り臭くなるな!と解釈したのですが・・・。

着る物に付いては、私達の年代になりますと、所謂「ババ色」が多くなります。派手さこそありませんが、私はピンクを好んで着ます。意識しているわけでは有りませんが、くすんだ色が似合わないからです。昔は、地味な色を着ていました。姑さんに「今頃からそんな色着ていたら、年いったらきるもんないで・・・」と言われていました。でも若い頃なら、くすんだ色でも肌自体が奇麗ですから似合っていたのです。でも今は肌がくすんでいますから、くすんだ色を着ると、余計に顔がくすんでしまうからです。

これから団塊の世代の事や退職という事も書きたいといっておられました。渡辺文学にどのように描かれるのか、楽しみにしています。

「読書」と言うのも随分「気力」「体力」が要ると思うようになりました。「鈍感力」は私にとっては期待はずれだったのですが、最新作「熟年革命」は面白そうなので、又読んでみようかと思っています。

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする