ちいさな幸せ

幸せの基準ってある?
それは自分の心の中にあると思う。
私は何時も陽だまりのような幸せの中に居た。

こどもの日

2008年05月05日 | テレビから
             鯉 幟 (岡山・後楽園 08-5-1)
             五月空にゆったりと泳ぐ日本の心
           真鯉と緋鯉の大きさの差がありませんね 
                  現代風?
          
寒~くて冷た~い一日でした。「こどもの日」と言う言葉に似合わない暗~い感じの一日でした。

「今日は柏餅を買ってこよう」と思っていたのですが、近所に新しい和菓子屋さんが開店しているのを見つけて、帰りに此処で買おうと思っていました。ところが、帰りにはすっかり忘れて「柏餅」の無い「端午の節句」になってしまいました。「柏餅」は年中売っていますし、ま~良いか。

今日はこどもの日だと思っていたら、新聞によれば『昭和23年に施行された祝日法には「こどもの人格を重んじ、こどもの幸せを計ると共に、母に感謝する」とあり親孝行の日でもあった』と記されていた。

この記事を読むまで全然知りませんでした。今年は11日が「母の日」に当ります。「こどもの日」も「母の日も」遠くなって、ただ傍観者として、世間の動きを眺めているこの頃です。

「母に感謝する」と言う言葉に引っかかります。私自身は「母」ですからありがたい言葉と言う思いもあります。しかし息子を持つ身として、その息子が親になっている今、「母に感謝」と言う言葉は気になります。

確かにこどもを産み、育てたのは私達母親です。でも普通の家庭は(家を顧みない父親の家庭もあるでしょうが)父親が働いて生活費を持って帰ると言う条件の元にできた事です。家庭は両親によって守られているのです。今の世の中、一寸「母親」に偏りすぎていませんか? 男性が寂しい世の中ではないかと心配になります。

その父親の成れの果て、おじいさん方はどんな生活をしておられるのでしょうか?
家で出来る趣味で引きこもっておられるのですか?

この度の旅でも強く感じました。大体が、中高年の女性のグループで占められています。牡丹園だからではありません。近場の時でも大方が女性グループで占められています。夫婦ずれはその中でポツリポツリと言う感じです。女性が長生きですから、1/3位は後家さんとしても、後に2/3の旦那さんは家で留守番でしょうか?
「五月蝿い女房がいない」とのんびりしておられるのでしょうか? それならそれで良いのですが、おしゃれをして行動的な女性に比べて、男性は爺むさく地味にお留守番?ま~ぁ、今はテレビもありますし、家から出なくても世の中はわかりますけど、年々広がっていく格差に、何とは言えない不安さえ覚えるのは私だけでしょうか?

「こどもの日」に話を戻しましょう。今度の旅でも車窓から鯉幟を見ました。個人の鯉幟も見かけましたが、川の上に掛けられた鯉幟も何度か見ました。沢山の鯉が並んで泳いでいるのですが、人里はなれた場所に見に来る人があるのでしょうか?
それとも当日、その場所で何か催しがあるのでしょうか?色んなことを想像しながら、でも今の電車はスピードが速いので、アッと言う間に後に流れていきました。

この度も歩いていますとね、登校中のこどもが大きな声で「おはようございます!」って次々声をかけてくれたんですよ。嬉しかったですね。わが町ではありえないことですね。こどもらしいこどもに育っているのは都会の子供より、地方の子供でしょうか。自然の中で育つ事が良いのでしょうか?周りの大人の影響でしょうか? 四国の遍路で出会った子供達も元気に挨拶してくれた事を思いだしました。
コメント (2)
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