ちいさな幸せ

幸せの基準ってある?
それは自分の心の中にあると思う。
私は何時も陽だまりのような幸せの中に居た。

大根島へ

2008年05月03日 | ちっちゃな旅
              牡丹 『黄冠』 (大根島 由志園)
                大根島で生まれた黄色い牡丹
              人の顔ほどもある大輪の新品種です

「牡丹見に行きたいんやけど」「・・・」「皆生温泉どう?」「温泉いこか」

去年もプランを出したが、「花見に、鳥取まで?ええわ、1人いっといで」主人が旅行中に1人で行こうと計画したのですが、日帰りは一寸、むりかな?と言う距離、新幹線が岡山まで1時間足らず。しかしそこから米子まで2時間一寸のローカル線、その上米子から境港まで又乗って、境港から又バスと言う辺鄙さ。それだけではない牡丹の見頃が連休にあり、主人の旅行はその日からずれている為、最高の美を求める私は断念した。

調べている内に、連休中(5月6日迄)は由志園(牡丹園)が皆生温泉からシャトルバスを出している事が解った。これを使わぬ手は無いと行動することにした。

皆生温泉は米子駅からバスで20分ほどです。「かんぽの宿かいけ」に泊まる事にしました。

シャトルバスの存在を知るまでは、境港で「ゲゲゲの鬼太郎」のロードを歩こうと考えていました。でも一泊して、大根島と鬼太郎道路では、一寸勿体無いと考えました。

新幹線で岡山で乗り換えるのを利用して、日本三大公園の一つ「後楽園」に行く事にしました。づ~っと昔行った事はあるのですが、覚えていないのです。

9時前に岡山駅に付きました。荷物をロッカーに預けて、そこからバスで後楽園へ。後楽園は65歳以上は入場無料です。主人は免許書を持っているのですが、私は普段用の財布に入れているので忘れてきました。「忘れたのですが、駄目でしょうか?」と訊ねました。「結構ですよ」と快諾されて複雑な気持ちです。無料通過は嬉しいのですが、如何見ても65歳以上と言うのが寂しいような・・・、女心の
いじらしさ?・・・。

入って直ぐに大きな鯉幟。折角の鯉も風が無くて下がったままです。「これじゃ何にもならないわ」と言っていると、俄に風が吹いて、鯉は勢い良く泳ぎ始めました。しめしめこどもの日のブログの写真に鯉幟を探していた私は大喜びです。

そうこうしていると、会場の説明役のボランティアの方が寄ってきて「私下手なんですけど、ご夫婦で写しましょうか?」喜んで写していただいた。後で見てみると、ボケボケ写真、バカチョンなのに、これだけ下手に写せるな~と言う代物、下手と言うのは謙遜だと思っていた私が馬鹿でした。でも下手なら声をかけないで欲しいわ、迷惑だもの・・・。

岡山城を後に控えて、お庭は良く手入れされて、確かに素晴らしかった。私の見ている岡山城は裏手に当るそうだ。始は「城の後」の「園」で「後園」と呼ばれていた。藩主池田綱政が命じて、14年の歳月をかけ、賓客を招く延養亭を中心にした回遊式庭園。明治17年岡山県の所有となり、一般に公開されている。

小学一年生が遠足に来ていた。此処から2キロほど離れた学校だそうで、1年生は150名余り、1クラス40人ほどだそうだ。息子達の卒業した学校は、今年の一年生は75人とか聞いたので、倍の人数である。岡山城と躑躅の小山をバックに賑やかに記念撮影をしていた。躑躅とサツキのそして牡丹の花盛りだった。藤も奇麗でした。

13時5分のやくも13号で米子に向かう為、岡山駅地下で昼食を取ることにした。主人が「サンドイッチとコーヒー」で良いと言うので、初めて見つけた店に入ったが、パックされたサンドイッチはパンがパサパサでとても不味かった。
コメント (2)
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