ちいさな幸せ

幸せの基準ってある?
それは自分の心の中にあると思う。
私は何時も陽だまりのような幸せの中に居た。

日本と中国の谷間

2008年05月23日 | 気にかかる
               ペラルゴニューム
              名前は似ていますが 
       ゼラニュームのように四季咲きではありません
               春のみの花です

明日から雨だというので、今日はボチボチと、休み休み花の植え替えをしていました。今年はどの花も奇麗に沢山咲いているような気がします。

花の世界は今まさに「春爛漫」なのに、人間の世界は「悲しい春」と言えそうです。中国四川では地震がありました。ミャンマーではサイクロンが多くの犠牲を出しました。

両国ともお国の方針といいますか、他国の援助を受けようとはしませんでした。
なまじっか、助かる命を見殺しにしたのと同じです。両国とも国民のほうは向いていないのです。政府がそういう態度を取っても、国民としては如何する事も出来ないのです。困っている国民を救わない国って何だろう? 指導者ってなんだろう?
まざまざと見せ付けられた思いがします。

中国に災害援助に行った隊員は、中国の援助部隊員から露骨な嫌がらせを受け「かえれ!」とも言われて、すごすごと帰国してきました。何故なの? 帰国報告の隊長はそんなことはおくびにも出しませんでしたが、あのお顔が無念さを秘めていたと感じたのは私だけでしょうか。

今行っている医療チームは辛うじてお手伝いできているようです。でもこうして、日本から行って病院でお手伝いしている事や、人命救助隊が行って、手伝わせてもらえず、すごすご日本に帰ってきたことなど、12億の中国の民のどのくらいの方が知っているのだろうか?

おそらく大都会に住む一部の方だけで、全く知らされていないのではないだろうか。国民に伝えるのは「反日感情」を煽る事だけだろうか? それでは何時までたっても、仲よくはなれないよ。

今度、日本の医師に手当てを受けられた方が、日本人の事を理解してくださって、其れを回りに伝えてもらい、理解の波が静かなうねりとなり広がれば、其れが「草の根」運動となり、一般社会の方達の「日本に対する悪感情」を取り除く事が出来たらいいな~と思っています。

「靖国」の中国の青年の様に、日本の国歌斉唱を阻止しようとするような、日本に対して、敵愾心を持つような教育だけはしないでいただきたいと思っています。
無理でしょうかね?

「反日感情」を育てる事は中国政府に対する、批判の目をそらせるために必要だからだと聞いた事がありますが、其れが如何いう事意味するのか私には解りません。

その反面、国費で日本に留学生を送り込んでいるのです。何を学ばせたいのでしょうか? その国費留学生と結婚した娘を持つ友人がいます。国費留学生ですから、いつかは中国に帰って、あちらで働かなければならないといっていました。

結婚とまで行かなくても若い人同士が、相手国を理解する為に話し合う場は無いものでしょうか?中国に留学した日本の学生はどんな経験をして、中国に対する感情を持って帰国しているのだろう。又その反対日本に留学している中国の学生も、日本の事を如何感じ伝えているのでしょうか。。

日本から進出している工場で働く中国人は、日本のことを如何思っているのでしょうか? 一般の中国人はそんなに日本を嫌ってはいないような気がするのですが、違いますか?  
コメント (2)
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