ちいさな幸せ

幸せの基準ってある?
それは自分の心の中にあると思う。
私は何時も陽だまりのような幸せの中に居た。

遍路オフ会

2008年05月10日 | 一寸そこまで
             牡丹 連鶴 (由志園 08-5-2)
              牡丹の白は案外華やかです
       真っ白と言うより 少し色が掛かってるのが多いです
             これも少しクリームかしら・・・

一日雨で、肌寒い一日でした。ストーブが欲しいような感じでした。仕舞ってしまったので、重ね着で過ごしました。

歯医者の定期検診、歯石を取ってもらうだけのつもりで行くのですが、何時も、何処か悪い箇所が見つかります。そして一週間ぐらい通いつめなければなりません。
今回も先例に漏れず、来週は医者通いです。


小雨の降る中、夙川の遍路オフ会に行ってきました。雨だから少ないだろうと言う想定通り、と言っても30人ぐらいでしょうか、名古屋から、案外京都の人が多いように思いました。尼崎からも私達のほか2人来ておられました。

新しい人が3人ほどおられましたが、そのうちの1人は、遍路に魅せられ、四国に住みたいと思ったが、就職先が無く、神戸なら四国が近いと言うことで、転職して神戸に関東?から引っ越してこられたと言うことでした。もうこうなると病ですね。お四国病の重症です。

皆様のお話を聞いていますと、「遍路」と言っても人それぞれ、夫々の楽しみ方をしておられるようです。人の数だけ遍路の形はあるといってもいいのでしょう。

オフ会にお集まりの方は、私達のように一度きりと言う方は少数派で、何度も、これから一生回り続けたいと言う人のほうが大勢を占めているようです。

関東のお遍路仲間の方も「3度目です。これで打ち止めです」と言っておられたのに、年賀状では又遍路始めましたとありました。こうなればもう「遍路中毒」ですね。タバコやお酒の中毒はたまには人様に迷惑も掛けますが、「遍路中毒」は其れが無いので、「優しい心の病」でしょうか。

一年ぶりに参加された加古川からのご夫婦遍路さんは、奥様の方は1回目旦那様のほうは2回目の1人歩き遍路の時に出会われて、其れがご縁で結婚されたのですが、結婚後一度はご夫婦で回られたそうですが、なんと言っても男と女の違いで、不満もあり、気遣いもありで、今は夫婦別々に、時期をずらせて回っておられるそうで、お互いにそのほうが良いそうで、一人で回り始めて「遍路が楽しい!」と思うようになられたそうです。

そうかも知れませんね。しかし、夫婦と言えども「遍路」に対する気持ちに違いがあると思います。仲の良い夫婦だからと言って夫婦遍路に出られるとは限りません。夫婦遍路は、歩き遍路の中では少数派だと思います。其れを経験できたと言う事は、大変貴重な経験をしたと言う事になりませんか?・・・と自画自賛しておきましょう。

私ももう一度回りたいと言う気持ちが無いわけではありません。別格20箇所を回って、初めて煩悩の数108になるわけですから、心残りが無いわけではありません。しかし遍路をしている間は日本の他の旅行には行きませんでした。行きたいと思っても、遍路を結願してから・・・と我慢してきました。

欲張りの私は美しい日本をやはり見て回りたいのです。マイカーでも沢山の場所に行きましたが、カーナビの無い時代です。運転が精一杯で道中通過するのみでした。今は電車で移動しますから、時間の無駄も生まれますが、その無駄もまたよしと「旅している!」と言う実感があります。

当分は日本の美を訪ねる旅を楽しみたいと思っていますが、「88歳に88ヵ所の遍路へ」と言う「夢」もありか?
                            (710回)
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