ちいさな幸せ

幸せの基準ってある?
それは自分の心の中にあると思う。
私は何時も陽だまりのような幸せの中に居た。

モニュメントバレー (続き)

2006年06月22日 | 思い出話
          神戸花鳥園の球根ベコニア
           ベコニアには青色がない
        今何処かで交配が進んでいるだろうか

モニュメント・バレー此処が私の今回の本命です。映画「駅馬車」の撮影現場だそうです。色んな形の変わった岩?土のモニュメントがニョキニョキ立って居ました。これが名前の由来でしょう。形はやはり叙々に変わっているそうです、天文学的数値の年月の後風化されてなくなるだろうと言う事です。途中駅馬車とすれ違った。本当は昨日実行されていたならば、私達も駅馬車の予定だったが、今は普通のバスです。来れただけでも良かったとと思いつつもやっぱり羨ましかった。西部劇の住人になり損なった。

途中一箇所バスは止まった。日本でも同じで、現地インディアンの手作りアクセサリーのテントの前です。私もネックレスを2本買ってしまった。色のハーモニーが日本人と違うんです。今でも気に入って使っている。

酋長だと言う恰幅の良いおじいちゃんと、見目麗しいインディアン嬢が馬を牽いてきて、少し歩いても良いし、写真だけでも良いと言うアルバイトです。写真は1ドルだ。勿論カメラは自分のもので自分達で写す、早く言えば馬に乗るのが1ドルかな。皆さんしり込みして遠巻きしているだけで写そうとしない。「お願いします」私は酋長の前に進み出た。馬に乗るのは始めてである。乗ってみて驚いた。馬って本当に背が高い、その上からだ(背)の幅がある、山では馬の背(馬の背のように両側が深い谷となって落ち込んでいる山の尾根伝いの道)とはやっと歩ける様な道を言うが、トンでもない、がっしりと幅があった。だから鐙まで私の足が届かない。写真なので足が鐙の上に届いているように見せる為身体を傾けた。見えないほうの足は浮いている状態だ。私の写真はしょうまが撮ったがピンボケだった。
私の後には続いて皆さん乗った。こんな経験が「旅の余禄」では無いだろうか。しょうまにも勧めたが「いい」と言う、このような積極性の無さが私は気にかかる。

ラスベガスに帰った夜、ホテルのショッピング街を見て歩いたり、簡単な食事をした。バーガーやさん(日本でもある飲み物飲み放題の店)だったが「・・・ください。此処で食べます」と言ってごらんとしょうまに教えた。蚊の鳴くような声で彼は頼んだ。彼が生まれて初めて英語を言葉として使った初体験だ。

翌日は免税品店とスーパー(私は外国に行くと必ずスーパーに行く。その国の生活が身近に感じられる様な気がするので)で買い物をした。暑いのなんのって、さすがサバクの中の町、43度の光が肌に突き刺さってくる。行きはバスで来たが、荷物もあるし、帰りはタクシーに乗った。その運転手が携帯で話しながらの運転で、高速道路を突っ走るので気が気でなかった。日本では考えられない事だ。私達が女子供と見くびったのかな~。
後は荷物を部屋に置いて無料のショウを梯子した。どれも無料にしては見ごたえがあった。

夜は「すき焼きとランス・バーディン・ショーを頼んであった。本当は「オー」を見たかったのだ。しかし未成年者は駄目だというのだ。仕方が無いのであきらめた。このときは「すき焼き店」と「ショウーのあるホテル」までの送り迎えは現地添乗員の方が面倒を見てくれたが、これも私達だけ。すき焼きを中国系の人が世話をしてくれるのだが間違いが多く、次に日本人の若い人に代わったがこの人も駄目。たまりかねて自分ですると申し出る。遠目とはいえじ~っと見ている。食べ放題なのでお呼びがあればと見ているのだろうが監視されているようで余り気分の良いものではない。時間に添乗員さんが迎えに来て劇場に連れて行ってくれた。

ショウは素晴らしかった。手先のマジックの時は大きなスクリーンが下りてきて、手先をしっかりと見せてくれる。全て英語だが、マジックなので不自由は無い。

見物客の中の子供を舞台に呼び参加させる。「アレッ?居ない?」と思っていると、なんと天井のシャンデリヤの上に移動している。なんといっても舞台の自動車が一瞬に消えたり、飛んだりには度肝を抜かれた。種のある事はわかっていても、不思議だし、驚きだし、結構愉しかった。

ホテルに帰ってから町が一望出来ると言うタワーに登った。この町とも明日はお別れ如何にか無事で、楽しめたと言う思いで眼下の夜景を楽しんだ。

しょうまに「何処が良かったか」と訊ねた。「何処もかも全て良かった。次もフリー・タイムのツアーが良いね」だって。人の気も知らないで!彼に不安を感じさせなかったのでこの旅は成功か?空港には私には亭主さま、彼には両親と妹が総出でお出迎え。無事帰国、目出度し目出度し。

翌年は香港に行った。その翌年からは妹にバトンタッチ、今の私のお相手は孫娘である。


























コメント (4)
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