ちいさな幸せ

幸せの基準ってある?
それは自分の心の中にあると思う。
私は何時も陽だまりのような幸せの中に居た。

寿命

2006年06月13日 | 気にかかる
               ダリア
        何時か忘れるほど昔に買ったんです
       どんどん増えて、又減ってを繰り返し
     今年は3本植え替える間もなく芽を出し咲いた

「人は病気では死なない、寿命で死ぬ」って言います。「自分の寿命は後どの位あるのか?」って考えませんか?この頃突然に頭を過ぎる事がある。だから「早く早く」としたい事を欲張ってしようとする。自分の親が長生きの人はその年までは自分も生きると思っている人が多いようだ。わが亭主もその気配濃厚で、姑の83歳迄は当然生きると思っているようだ。私は母の年齢を10年も超えているのでどう考えたら良いのだろうか?

日本の平均寿命は男性約79歳、女性は約86歳で、だから私にすればまだ15年もあると安心したり、でも早死にする人があるからこその平均なんだからと気ぜわしくなったりする。一日一日を大切にしなければとは思う。

昭和50年頃の女性の平均年齢は76.89歳だった。姑を主人やその兄弟から預かっている手前、平均年齢より下で亡くしてはならないと律儀にも考えていた。その頃の平均寿命は年々どんどん加算していた。姑の年齢が平均寿命に追いついたと思うと、す~と遠のくのである。そのたびにがっくりした。平均寿命を上回った時にはほっとしたものである。姑は平均寿命を6年ほど上回って彼岸へと旅立ったのであるから良しとしょう。

寿命と引いてみると、寿命とは生物の生命。又その長さ。工業製品が使用できる期間。とあった。平均寿命とはある集団に生まれた人間が平均して何年生きられるかの期待値であり0歳児の平均余命である。

平均寿命は一般に先進国のほうが発展途上国より長い、これは発展途上国の新生児の死亡率が先進国よりはるかに高いからである。新生児の死亡は死亡年齢の低さから平均値を大きく引き下げる働きがあるから。

世界保健機構の調べによると
日本の平均寿命は、82歳で世界一。モナコとサンマリノが並ぶ。
日本の平均寿命は79歳で世界一、サンマリノとアイスランドも並ぶ。
日本の女性の平均寿命は約86歳で単独世界一。
平均寿命が最短なのは、ジンバブエの36歳。シエラレオネが41.5歳と続く。

因みに猫の平均寿命は7歳、犬は10歳である。日本の犬猫はもっと生きているように思うけど? 我家のコロは二匹分の命を生きた事になる。「肝炎」と「フィラリア」で二度の入院をしたけれど、最後は老衰だったと思う。私の認識不足から「たまねぎ入りの味噌汁」「鯛の骨」等喜んで食べていたのであげていたが、本当は「たまねぎ」も消化器に悪いらしいし「鯛の骨」は胃腸突き破るというのだが、今でも思い出すがコロは私達がオカキを食べるように、小気味良いカリカリという音を立てて「鯛の骨」をかじっていたし、それで病むことは無かった。雑種は強い。

寿命に関する疫学調査では中年男女が75歳まで生きるには、男性は心拍数、一日の喫煙本数、収縮期血圧、肺活量が寿命を左右する重要な因子である。女性は心拍数の変わりに長寿の両親に恵まれる事が必要であるという結果がでているそうだ。だったら私はどうなの?長生きの親御さんを老々介護している方は寿命が長い事を保障してくれている親に感謝しながら看護すべきだね。

統計的な意味での寿命は「平均寿命」「最長寿命」がある。平均寿命とはある集団が平均何歳で死ぬかと言う値で、最長寿命は一番長く生きたものが何歳で死んだかと言う値である。死因は問わない。今沖縄では異変が起こっているらしい。長寿の沖縄といわれた頃と食べ物が違ってきたせいらしい。

死なない程度にお腹をすかせていた時代より、現在のように欲しいだけ食べられる時代の方が生体にはダメージが大きい。沢山食べれば余分なものを何処かに溜めなければならない。溜め込んだ場所には何らかのダメージが出る。ぜんぶの種類が過剰ならまだ良いが、特定の何かだけが過剰になると困るのである。たとえば油や塩を取りすぎて、それを消化するのに必要なものを取らないとそれは体内に残り成人病を引き起こす要因となる。成人病とは環境要因によって加速された老化の事、肥満の人はそれだけ早く老化していると思ったら良いそうだ。

暴飲暴食することは死期を早める、生きたとしても不自由な身体で生きなければならない。私は一生の内の食い分は決まっていると思っている。だから時々「今それだけ食べれば、余分に食べた分だけ寿命が縮まるのよ」と自分に言い聞かせるのだけれど、甘いもの好きの私はついつい手を伸ばしてしまう。こんな愉しいこの世にもっと沢山、長く置いて貰う為に明日から頑張ろうっと。出来るかな???











































コメント (4)
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