世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

中学2年生のときからの謎

2013年10月31日 22時26分44秒 | Weblog
最近私を悩ませている背中と肩の吹き出物。
今日は定時に上がり、皮膚科に行った。
後輩女子Cちゃんが「良い先生でした」とお墨付きだった皮膚科。

私の背中には恒常的に吹き出物ができている。
私の記憶が正しければ中学2生の夏からずっとある。
夏はずっと背中に赤いボツボツが多発していて、度々皮膚科を訪れたが一向に良くならない。
節電が始まった時からその酷さが増し、帯状疱疹を疑ったりもした。
そして今。夏は過ぎたというのに、まだそのボツボツが消えないばかりか、少し痒いので掻いてしまい、パジャマに血痕が付く始末。


診察は女医。
この人、昔、総務部に居たS川さんにとても似ている。
さばさばした感じとか、瓜二つ。
土佐の実家に帰ったS川さん。

S川さん似の女医は、
「取りあえず背中見せてくれるかな」
と私の背後に回り、背中及び肩を診察。

「あ~、この部分は毛孔性苔癬ね。ここはニキビ。う~ん、ここは…」
と背中をじっくり見ながらそう言った。
(私の腕は毛孔性苔癬)


「ネット画像で調べたんですが、それってマラセチアじゃないですかね?」
と私。


「あーそうかもしれない」
とS川さん似の女医。


やはりそうか。
ニキビに似た吹き出物マラセチア。
ニキビの薬が効かないのが特徴。
皮膚科医でもニキビと見間違えるほどニキビに似ている。

★マラセチア毛包炎
皮膚の常在菌である癜風菌(でんぷうきん)(マラセチア・ファーファー)が、胞子の形のままで毛包内で増殖するために生じる病気。
高温、多湿、多汗、などの環境および皮膚の問題が関係し、光に当たったあとに生じることもある。


「塗り薬を出しておきます。これを塗ってみて、場合によっては漢方を処方します。今あなたが飲んでいる防風通聖散と飲んでも大丈夫です」
ということでニゾラールローションを処方された。
乾燥が大敵なので、ナイロンタオルでガシガシ洗うのはヤメレとのこと。
つい、ガシガシ洗っちゃうんだよな。気持ちが良くて。


中学2年生のときからの謎が一つ解けた。

なぜ中学2年生のときだと覚えているかというと、塾の夏期講習に行く前、脱衣所の三面鏡で背中を確認して、その強烈な背中のボツボツにビビったからだ。

今月は、歯医者の検診・貧血・皮膚科…と自分メンテナンスができた。
これで多忙な12月を迎える準備ができた。

明日から霜月。
気持ちを新たに頑張るん。




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怖かった…痛かった

2013年10月31日 21時51分44秒 | Weblog
朝から落ち着かなかった。
そう、今日は会社で健康診断が行われるのである。
私は今年、めでたく35歳になった。
35歳と40歳からはもれなく採血検査がついてくる。
痛いのだろうか。
朝からずっとそのことが頭にこびりついていていた。

男性陣が先に受診する。
終わった吉熊上司が、「採血、いてー」と、私をビビらせるふうでもなく普通に言っていて、恐怖心ピーク。
画面蒼白になる私…。

続いて女性陣の番だ。
受付をして、レントゲン車に並ぶとき、前の前に某さんが。
私、彼女が苦手でして。
案の定、私を無視するかのようにテンションアゲアゲで話していた。


尿検査後、身長体重測定。
身長は0.5センチ伸びていて、体重は昨年より僅かに減少…三年連続して減少している。
血圧は採血へのプレッシャーのためなのか例年よりわずかに上昇。

採血のブースで順番待ち。
私の前で経理部のO主任が採ってもらっていた。
彼女もきっと怖いのだろう…彼女のまなざしは遠く遥か彼方を捉えていた。
私の番である。
嗚呼…。
座ってやると目眩がするので、寝て採ることになった。
心電図のあと、そのままベッドでやってもらうらしい。

採る血は小瓶3本分である。
…鬱。

「じゃあ、いきますよ」
という看護婦さんの合図。
思わず顔をそむけてしまった。

てか何これ!超痛いんですが!!!!!!
痛み自体は鋭くない。しかし、鈍い痛みが腕の奥でのたまう痛さである。
ハンドタオルで隠していた吉熊を握りしめて耐えた。
僅か数分の採血時間が2時間ぐらいに思えた。
幸い、看護婦さんが良い人で、こちらの気持ちに理解があったので助かった。

痛みが怖くてピアスホールを開けられず、いまだにイヤリングな私には、今日の採血は難易度がやや高めだった。
終わった後、ベッドから起き上がるとき、フラッとなった。


そう言えば、他部署の部長(男性)も採血が大の苦手らしく、終了後、そのまま座りこんでしまったそうだ。
分かるぞう。



これで、一ヶ月間飲んでいるフェロミア(鉄剤)が効いているのか否かが分かる。
どうか数値が上がっていますように。



午後は決算書類の作成と10月分の経費の締めを行った。


夕御飯は自分(&吉熊)にご褒美。
ガストのチーズINハンバーグ。
ハンバーグにナイフを入れると、中からどろっとしたチーズがこんにちは★
おいちー。しあわせー。


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頼むよ、吉熊

2013年10月30日 22時26分31秒 | Weblog
明日は健康診断が実施される。
35歳と40歳以上の本社の人々は、血液検査と心電図検査がある。
私は会社でそれらを受けるのは初めてだ。

10年ほど前、吉熊上司に
「35歳になりたくないです。採血が怖いんです」
と言ったことがある。
「大丈夫だよ。その頃、君はもういないんじゃないか」
と笑われた。
あれから10年。
私は会社を辞めることなく、いまだに同じ部署で同じような仕事を同じ上司のもとで行っている。
そして、ついに明日である。


採血、こわぁぁぁぁあい。
思えば、小学生時代、水疱瘡(初期)で小関内科に行ったとき、「女の子は悪化させて顔に跡が残ったら大変」とか言われていきなり注射をされたあの恐怖がトラウマになっている。あのときは、申し訳ないが暴れた。ドメスティック小学生。仁義なき小児科。


本当、注射、苦手。
痛いし怖いし。
激しく鬱。


アルコールが付いた脱脂綿で腕を拭かれているときなんて恐怖感最高潮。
ギロチン処刑5秒前のマリー・アントワネットに激しく共感してしまう。
針の先なんて絶対に見ないもんね。
ここ最近は片手で握りしめた吉熊を凝視し、あわよくば心の中で吉熊と会話をし、意識を遠い所に持って行っている。
そうしないと発狂してしまいそうなのである。



明日は、本社の男性が終わってから女性が受診する。
吉熊上司に、
「明日、一緒に受けような!」
と笑いながら言われた。

心電図の装置を付けられながら、平然と平行になって横たわる上司(男)と部下(女)。
想像したら笑ってしまった。
後輩男女も爆笑。
「そこまで一緒なんですか!?」
「どんだけ一緒なんですか!?」
みたいな。


そんなこんなで明日も吉熊持参。
頼むよ、吉熊。






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一番好きな場所

2013年10月30日 21時43分12秒 | Weblog
定時後の喫煙所に、隣の部署の次長が来るようになってから2週間余。
大人の事情で、彼は定時に着席していたくないそうだ。
なのでこの時間、非喫煙者なのに喫煙所に避難している。

いつも一番乗りは私なのだが、たまに次長に先を越される時がある。
「遅いじゃないですか、○○さん(私)」
と突っ込むようになった、最近の次長。


私が本社に来た12年前から同じフロアに居たのに、我々はあまり絡んだことがない。
真面目でなかなか自身のプライベートを話さない彼だが、今ではもうあの空気に馴染んでいる。
取りあえず、彼が週末にテニスをしていることを知った。


彼は50代なのだが髪が超綺麗だ。
黒々ふさふさした髪に天使の環がくっきりと浮び上がるのである。
はっきり言って羨ましい。
直毛でツヤがある。

「私前から思っていたのですが、次長の髪、超綺麗ですよね」
と言ったら、驚いていた。

「一応セットしているんですが浮いてきちゃうんです」
と照れていた。大きな体をもじもじさせて。

12年間思っていたことが言えてすっきり。


当社の喫煙所(本社)はちょっとしたサロンみたくなている。
喫煙者の絆は強く、各々が愚痴ったり、噂話をしたり、泣いたり、笑ったり、そんな感情を共有している。


社内で一番私の好きな場所だったりする。








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25メートルプール

2013年10月29日 23時33分11秒 | Weblog
心療内科デー。
今日の待ち時間2時間。まずまず。

てか、なんだか今日の診察はとても緊張した。クマ医師とあまり視線を合わせられなかった。7年間の通院でこんなこと初めてである。んだか、恥ずかしい。なんだろ、この気持ち。前回の診察後、台風の中、入り口の前で立っている彼の後ろ姿を見たからだろうか。(あれは新鮮だった)


パキシルを断って初めての生理を迎えたのだが、生理前にさほどイライラや体調不良はなかったことをクマ医師に報告。
それを聞いたクマ医師は喜んでいた。パキシルなしでも辛いPMSを乗り越えたこと、思考をコントロールできたことを我がことのように喜んでくれた。

懸念事項としては同僚が妊娠をして産休に入るので忙しくなるのが怖いということも併せて報告。これは具体的にアドバイスをいただけなかったのだが、聞いてもらえただけで心が満たされた。


クマ医師「体調はどうですか?」
「最近寒くなってきたので」
と小首をかしげる彼は、なるほど、ベストを着用している。
カワユス。寒がりなのだろうか。私、全然寒くないんだけど。寧ろ暑いんだけど。

「大丈夫です」
と返答。


クマ医師「プライベートはどうですか?」

ううっ!どんなこと?あんなこと?こんなこと?
うろたえてみたが、特にない。
平日は図書館に寄って勉強して喫茶店でご飯して帰宅してブログ書いて風呂入って髪を乾かして寝る!以上。
土日は昼まで寝て、公園を散歩したりなんなりかんなり。以上。




クマ医師「この前言ってたマンションは?」

あ、そのことかー。前回の診察で言ったとき、クマ医師の食いつきっぷり、スゴかったもんな。しかし、ネットで物件見ているだけで具体的にまだなんのアクションも起こしていないお。その前に先立つものを貯めなければだお。ショボーン。



クマ医師「まあ、高い買い物ですからね」

んだ。生涯独身を貫く身としては必須アイテム尚且つ後悔できない買い物てある。
クマ医師は電子カルテになにかを書き込んでいた!
何を書いているの?!



クマ医師「睡眠は?」

先週の生理前に途中覚醒があったが、普段はマイスリー2錠で安眠していることを報告。


クマ医師「夜は何時に寝て朝は何時に起きますか?」

亮子「1時にマイスリーを投入して、だいたい1時半~2時に入眠しているっぽいです。朝は7時に起きたいのですが実際には7時20分です。起きられなくて」
と、てへぺろって報告。

クマ医師「寒いですからねー。ふふふ」
とやっと笑顔。スマイリングクマ医師きたー!

…しかし、薬の確認をされてタイムアウト。
今日は短い診察だった。
でも、何故だろう。
25メートルプールをひたすら泳ぎ、水中から顔を上げたときにコーチ・クマ医師を見たかのように安心できる。
2週間という期間を必死で泳いだ果てにあるクマ医師のクマスマイル。
これを見て安堵しているうちは、私はまだ彼の世話になるのだと思う。


処方変更なし
ゾルピデム酒石酸塩、防風通聖散、ラベプラゾール
…減ったよな。前なんて6種類ぐらい飲んでいたもんな。

今日の待ち時間はやっと手に入れた多島斗志之の「追憶列車」を読んだ。彼の文章は読みやすくて、面白くて、すらすらと読めてしまう。ただ、入手困難。作者が行方不明であるからに。もっとがっつり読みたいなあ。



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お洒落意欲

2013年10月28日 23時09分02秒 | Weblog
今日はエルメスのスカーフで武装。
(母ヨーコたんのお下がり♪)



台風が去る度に季節は一段と深くなる。
朝、それを強く実感する。
「秋なう」と。
強まる季節が、お洒落意欲をかき立てる。

明日は何着ていこうかな。



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ふしぎの国の…

2013年10月28日 21時58分56秒 | Weblog
後輩女子Cちゃんの全身に謎の痒みが出たらしい。腕などを見せてもらったが酷い。
酷いと言えば私の背中や肩口も変な吹き出物が多い。過去、アクアチムローションやステロイドなどを塗ってみたが一向に良くならない。たまに大暴れし、帯状疱疹かと思うほどボツボツが多発する。軽く痒いものだから搔くと血が出る。それがケロイドになって跡が残る。
今も酷く、肩口のボツボツを吉熊上司に見せてみたところ、「それ、ヤバいんじゃない?内臓系の吹き出物っぽい」と言われた。
急に不安になる…。

定時後、喫煙所から戻ったら後輩女子Cちゃんは既に皮膚科Aに行っていた。
私は前々から評判を聞いていた皮膚科Bに向かった。
ところが皮膚科Bは大盛況らしく、1時間半待ちとのこと。いくら心療内科の待ち時間で3時間待ちを恒常的に体験しつつある私も、迷った挙げ句、「出直して来ます」と去った。
LINEでの後輩女子Cちゃんの話によると皮膚科Bは空いているらしい。
受付時間までまだ間に合うのでダッシュで向かったのだが、2分遅かったらしく、閉まっていた。


私の人生、「あともうちょっと」という所で、目的を果たせないことが多い。

先日の台風でも、1本前の電車に乗ったCちゃんはギリギリセーフだったのに、私が乗った電車は強風で止まってしまい、結局2時間の遅刻だった(残業代2時間あぼーん)。
今朝も私が乗った電車が止まり、朝礼に間に合うか焦った。
時間に余裕を持つことというのが苦手で、困る。
ふしぎの国のアリスのウサギのようにいつも急ぐ羽目に…。

明日は心療内科。またアリスのウサギのように走って退社せねばならない。


皮膚科は、まあ急いでいないのでいつでもいいのだが。
ちなみにCちゃんの蕁麻疹は、ストレスと過労らしい。
…私のせい?私じゃないよね?大丈夫?




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秋の散歩

2013年10月27日 22時29分38秒 | Weblog
目覚めた瞬間、カーテンの隙間から日光が燦々と降り注いでいるのを瞼越しに確認できるほどの晴天。
嬉しくなり、思わず跳ね起きた。最近ずっと雨だったので晴れているだけで幸せ~。


立川の昭和記念公園を散歩しようと、正午ごろから支度を始めた。

西立川駅で下車し、昭和記念公園の入口に足を踏み入れた正面。
外国の湖水みたい。


立川駅のエキュートで見て、美味しそうだったのでつい購入してしまった串カツ揚げとカニクリームコロッケ。
ベンチに腰掛けて食した。冷めていたけど美味しかった。


西洋絵画の中の風景っぽい。素敵。








さて、コスモス。
先日の台風&時期的なものだろうか。
殆ど終わっていた…。
しかし、なんとか頑張って咲いている部分もあったので、風が吹く中、頑張って撮影した。



吉熊のお気に入り。


両手に花。









秋の光を身に纏い、ゆらめくコスモス。


今日の一枚。



秋のもう一人の主役…ススキ。
さらさらと揺れていた。


皇帝ダリア。


立派。


秋の夕暮れは早い。
釣瓶落としを実感。
あっという間に辺りが暗くなった。
そして…風が冷たい…。凍えそうである。


久々の秋の日を浴びることができて大満足。
スマホの万歩計を確認したら今日は1万3千歩ほど歩いた。
いい運動になった。



さて明日からまた仕事。
月末月初があるのでちょっち忙しいが、頑張って乗り越えよう。



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熟れている果実

2013年10月26日 21時59分52秒 | Weblog
12時までまったり熟睡。幸せ。
そう言えば深夜、地震があった。一気に眠気が衰退してしまった。地震、迷惑…。

台風も遠退いたらしく、起きてカーテンを開く頃には雨はほとんど止んでいた。
一服しながらYoutube。休日の至福タイム♪


母ヨーコたんからスペイン旅行のお土産が届いた。
彼女達は今月、12日から19日までアムステルダムとスペインを旅していた。
妹とLINEで連絡を取り合っていたのだが、予告通り、フェラガモのバレッタを買ってもらった。
「亮ちゃんにぴったりの色だよ」と妹が言うように、箱を開けた瞬間、悶絶。


してみたら超良い!

(↑自撮り難しい…)

元々ワイン色は好きな色で、しかも似合うと評される色である。
また、ロングヘアでハーフテールの髪型を主にしている私にはバレッタは必須アイテム。

高かっただろうに、本当、申し訳ない。

いつまでもこのバレッタが似合う現役女子でありたいものである。


母ヨーコたんからの手紙に心がほっこりした。


楽しい思い出ができたようで良かった。




こういう風景を見ると松任谷由実の「水の影」を思い出す。
「たとえ異国の白い街でも
 風がのどかなとなり町でも
 私はたぶん同じ旅人
 遠いイマージュ 水面におとす」

中学三年生の時、音楽の先生から教えてもらった大好きな曲。
あの時この歌詞の意味なんてちっともわかっていなかった。
でも今なら分かる気がする。




TSUTAYAにレンタルしていたDVDを返却しに行き、本屋に寄り、立ち読み。
酒井順子のエッセイ、面白かった。

その後、お茶。
甘いものは普段あまり食べないのだが、今は時期的に食べたくなる。
モンブランのミルクレープを食した。うまー。


ん?待て。来週、会社の健康診断じゃないか。今回は採血がある…こんなもん食べていたらまたコレステロールの値が上がっちゃうYO!
と思い、夕御飯はスーパーでアルミ鍋のちゃんこ鍋を購入して食した。(アルミ鍋食品…水と付録になっている謎の液体を鍋に入れて火にかけるだけなので料理ができない私にも簡単にできるので助かっている。しかもお値段290円)



先日、熟女クラブの勧誘を受けた。
「時給2,800円だけど、3,000円にするから。お願い!一緒に働こうよ」
と勧誘員は声を掛けてきた。
25歳の頃、よくキャバ嬢の勧誘を受けていたが、30歳になる頃からぱったり。
と思ったらこれですよ。「熟」女クラブ。
販売員の経験はあるもののお酒の席の接客っていったいなにを話せばいいのだろう。謎である。
「いや~。私もとうとう『熟女』ですって。感慨深く思った次第」
と、友達にメールをしたためて、その返事が来た。

「歳を重ねることが出来た分、幸せかなと。
 お互い長生きしましょう」

うん…そう思う。


「もぎたての果実の いいところ
 そういう事にしておけば これから先も イイ感じ」
ってPUFFYも歌っていた(「これが私の生きる道」)。

熟れている果実でもいいんじゃね?

そう思いながら、アルミ鍋のちゃんこ鍋を「ふーふー」しながら食べる独身35歳の週末じゃった。



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台風について

2013年10月25日 21時42分26秒 | Weblog
やっとこさ金曜日。
今週はずっと曇りか雨で、気分的にパッとしなかった。
せっかくの秋なのに、台風のせいで台無し。

しかも今回はダブル台風。


でも微妙に日本から逸れている。
日本国民が全力で「こっちくんな」と心の叫びが届いたのだろうか。

それとも27号と28号が以下のようなお話をしたのかもしれない。

27号「俺さ、やっぱ日本行くのやめるわ。なんか気が変わった」
28号「俺も。かったりぃし」
27号「26号さんが派手にやっちまったしな」
28号「な」
27号「あれ、やりすぎだよな」
28号「ちょっとワイルドすぎじゃね?」


台風の軌跡や予想図を眺めていると、台風自体がそれぞれ意思を持っているのではないか?と思う時がある。
「日本大好き!」と日本を端から端まで舐めつくす親日家タイプ。
「大陸が俺を呼んでいる」と大陸へ突っ走りタイプ。
「気が変わった」とヘアピンカーブを描く気ままなタイプ。

幼少のころ、台風が来るニュースを見ながら母ヨーコたんが
「大きな台風が来るんだって。この家も沈んじゃうよ」
と脅かし半分に私たち子供に言ったことがある。
「亮ちゃん、おもちゃ持って逃げるもん」
と言う私に母は
「どこへ?」
と真顔で訊くものだから、幼い心臓はバクバクした。


また、1986年に茂木町が台風10号の影響で町全体が洪水の被害に遭ったことも覚えている。
翌々年、小学校の臨海学校で河原子海岸に向かうバスで、茂木町を通過する際にバスガイドさんが
「電信柱に黄色の線でしるしがついているでしょう?あれは台風で川が洪水を起こして、ここまで水位が上がったというしるしなのですよ」
と教えてくれた。
よく見ると電信柱にしるしがされていた。
いずれも子供の背丈ぐらいの位置である。
「ここまで水が上がって来たんだ」
と幼心に衝撃的だった。


今、台風というと、出勤時間のことしか考えが及ばない。
いかに遅刻をせずに出勤できるか…ばかりを考えてしまう。
台風そのものに対してより、遅刻による残業代マイナスが恐怖。
母の言葉にドキドキしていた少女は、30年後、立派な社畜に成長した。
「会社に到着してナンボ」というルールのもと、始業開始のどれだけ前に会社に到着したのかで会社への愛を計られる、ちょっとしたゲームに参加している。
雨ニモマケズ 風ニモマケズ…と唱えながら、T.M.Revolutionの『HIGH PRESSURE』ばりに濡れながらの出社。



以前、退勤時に台風で電車が止まってしまって、急遽女子会を開催したことがあった。
「いや~まだ水曜日なのに。飲んじゃっていいのかな~。マジで困っちゃうよね、台風」
とか言いながら、女子三人で喜んで飲んでいた。4時間ぐらい。



台風一過の雲一つない空の高さとか、けっこう好き。
「嫌な台風を耐えた褒美ですよ」
という天からのプレゼントのような気がする。



今夜3時頃、強い雨と風が東京にやってくるらしい。
南国の空気を含有した台風2人の珍道中を、夢の中で私は生温かく見守るのだろう。


これ聴きながら。
T.M.Revolution 『HIGH PRESSURE』


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ワイン色に染まる秋

2013年10月24日 23時31分47秒 | Weblog
夕方、さっきまで黙々と仕事をしていた後輩女子Cちゃんが
「今日旦那が出張でいないので、ご都合がよろしければ夕御飯一緒にどうですか?」
と言ってきた。
二つ返事でOK。

この場合、大抵、会社の近くの居酒屋かサイゼリヤで夕御飯というパターンが定説だ。
今日はサイゼリヤ。


プチ残業後、吉熊上司に
「今日は二人でサイゼリヤに行くんです」
と言った。
「いいな~俺も行きたいよ」
と吉熊上司。

「じゃあ第2四半期の決算発表が終わったら、また経営管理室で飲みに行こう!」
と吉熊上司。

ひゃっほ~。楽しみである!!
決算まで頑張ろう!!!


サイゼリヤ到着。

夕御飯=飲み、これも定説。

飲むとほんのり赤くなるCちゃん。
かわいい。



デカンタ…私がほとんど飲んだ。
ロゼワインを飲んでご機嫌。



アラビアータ、美味しい。
唐辛子をガンガンかけて食し、口内が大火事に。
吉熊、びっくり!



Cちゃんは2週間に一度ネイルサロンに行き、ジェルネイルを施している。
ワイン色と合う。



今日も3時間ほど語りまくった。
話しても話が尽きない。
大抵仕事のことや社内の人間関係、昔話…など。
また我々は二人ともいきいき栃木っ子。
だからローカルな話題も通じる。


こうやって話していると、なんだか青春時代の続編が目の前に繰り広がっている感じを覚える。
高校時代、大学時代、時間が過ぎるのを忘れて語り合った…あの感覚に似ている。


私より6期下のCちゃん。
私が彼女の歳、こんなに難しい仕事をしていただろうか…。
やはりこの子は優秀である。しかも周囲をあたたかい気持ちにさせる逸材なんだと改めて思った。
神様、この子と巡り合わせてくれてありがとう。
吉熊上司も、後輩男子ししゃも君も。

嗚呼、まだあと1日残っているのにもう花金な気分だ。
飲んで笑って食べて…すっかりリフレッシュできた。
あと一日、乗り越えよう!!

「経営管理室の飲み会の場所、明日探してみます」
と言いながら改札の中に入っていくCちゃんの背中に、やがて見えなくなるまで手を振った。
いつの間にか指先は深秋の冷たさに染まっていた。



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笑顔の花

2013年10月23日 22時57分44秒 | Weblog
今週の会社の花は黄色のガーベラ。
笑っているみたい。かわいい。


節電で、曇天の日の屋内は薄暗い。
そんな中でガーベラは健気に笑顔を振りまく。



昨日、後輩女子Cちゃんにパンテーン(クリニケア)のトリートメントをあげた。
小分けになっていて、その一つを彼女にお裾分けしたのである。


さっそく使用したらしく、いつもふわふわパーマな彼女の髪が今日はしっとりとストレートになっていた!恐るべしパンテーン。私は週に一度、これを使用しており、けっこう良い使用感を得ている。しかし、ここまでダイレクトに真っ直ぐになる彼女の髪質が羨ましい。
吉熊上司も後輩男子ししゃも君も、パンテーンの力に驚いていた。
そんなこんなで朝から盛り上がった。


今日は決算書類の下地を作製。昨日、残業した続きである。あとは数字を入れるだけという段階に仕上げることができた。これがけっこう神経を使う作業で。下手すると耳の穴から煙が出てきそうなのである。

また、各部に依頼すること(個人情報書類の棚卸)の準備と、月一恒例の社長がウハウハする書類の作製。
ふーっ!今日は集中したぜ。



残業中、吉熊上司に
「君もお金持ちと付き合って、2年ぐらい頑張って、いっぱい相続もらっちゃえ!」
と言われた。

「えー。身が持ちませんよ~」
と返答。(それに私は独身主義原理教。戸籍は明け渡さない)

笑っていたら、パンテーンでしっとりヘアのなった後輩女子Cちゃんが、
「なんかそれって事件性を感じますね!○○さん(私)、相続事件の容疑者になっちゃったりして!ワイドショーで使われる写真がクマと笑顔で映っているやつとかが使われちゃったり!きゃは!」
と…。

「えー。嫌だよう!」
唇を尖らせる私。

…またもみんなで爆笑。

「あ!ししゃも君、笑いすぎ」
「す、すいません」

…そしてまた爆笑。


天気はいまいちだが、今日もたくさん笑った。

さて、今夜はパンテーンのトリートメントを使おう。
明日も笑顔で乗り切りたい。
花瓶のガーベラに負けずに。

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苦しみを愛せる

2013年10月22日 21時13分14秒 | Weblog
今日も忙しかった。
朝一でお偉いさんにメールをしなければならぬというミッションがあった。
パートさんが休みなので制服の出し入れもしなければならぬ。
経費分析の運賃搬送費が残っていたので、それも片付ける。
そんなこんなでバタバタしていた。


そして今日も吉熊を連れての同伴出勤。
スーツのポケットから「こんにちは!!」
仕事中はさすがに隠しているのだが、昼休みは出している。
吉熊のお陰で精神が安定している。パキシルより効果絶大。



昼の鐘と共に喫煙所へダッシュ。ぷっは~!!!社内の噂話などをして、清々しい気持ちのまま、ランチ。

毎日昼食は仕出し弁当にしている。
(朝、忙しくてコンビニに寄って行く時間がない)

今日はカレー。
カレー食べながら、イヤホンを耳に差して、X JAPANの動画に見入る。
高校時代はX JAPANが好きだった。
2009年のGW。当社は仕事だったのだが、会社帰りにスーツのまま後輩男子タイスケくんと東京ドームのライブに行った。
コスプレは出来なかったがYOSHIKIプロデュースの香水「ラルム」を身に纏って。

嗚呼、やっぱり凄いな、X JAPAN。
カレー食べながら、ノリノリでヘッドバッキングしてしまいそうである。
やや興奮。
午前中にムカついたことなどがこれで浄化される気がする。


X Japan- Silent Jealousy PV



「Tell me true
 何処に行けば
 苦しみを愛せる」

仕事の全てが苦しみとは言わない。
まあ「嫌だな」と思うことは日々ありふれているわけで。
あと「許せない」と思うことも。
そんな「苦しみ」を、「愛せる」とまではいかないが、「へっちゃら」と思える境地にには昇華できないのだろうか。
13年間会社員をやっていて、その都度、要求されるレベルも上がってきて、感情や実力がなかなか追いつかない…。


そんなこんなで、午後突入!!

午後は後輩女子Cちゃんとお歳暮リスト未返信の店舗に電話を掛けた。
多い…多すぎ。書類などを本社に返却する期日はぜひ遵守してほしい…。

そんな折、同期の男の子と久々に話せた。
「よお!元気か?」
「元気だよ!相変わらずだけど」
内定者懇談会では「北京原人に似てる!」と言われていた彼も、もう立派な店長である。

13年経過しても同期の絆は強い。
店舗と本社だという違いはあれど、新卒研修会の最終日に泣き合った良き友だ。
店舗に配属されてからも月一研修会の最後に居酒屋でどんちゃん騒ぎをした仲間である。
楽しかったなあ。同期会。


同期たちはこの13年間、どんな思いで仕事に向き合ってきたのだろうか。
売上などもあるから私よりも苛酷なのかもしれない。
皆、よく続いている。




会社に居ると本当辛いことも多々あるけれども、階段を駆けあがる途中、ふと登って来た過程を見下ろすと、私なりの景色が広がっている事に気付く。

やってきた仕事、同期や同僚との絆もその景色に溶け込んでいる。

それを確認してまた上へと登る。
それが私の定めなのである。

「苦しみ」など「愛する」必要はない。
「苦しみ」と共に登るだけなのだ。

さらに広がるであろう新たな景色に出会うために。


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クマの子見ていた

2013年10月21日 23時26分47秒 | Weblog
今日は朝から忙しかった。
しかし吉熊上司のネクタイの柄がいつもと違っているのに目ざとく気付く私。
「あれ?いつもと感じが違いますね」
と言うと、後輩男女も
「本当ですね。雰囲気が違います」
と口々に述べた。
どうやら久々に縞々のネクタイを購入したもようの吉熊上司。
皆の突っ込みに少々恥ずかしそうだった。

当社の監査役に、クマ柄のネクタイをしてくるオッサンがいる。
別に興味がないオッサンだったのに、クマネクタイをしているだけで、優しくしてしまう私。
たまに社長も会長もクマネクタイをしてくるときがある。
いいな。私がもし殿方だったら毎日クマネクタイを着用するのに。


スーツ着用時、クマブローチはたまにする。







パキシルを減薬しはじめてからたびたび吉熊に同伴出勤してもらっている。
非常に心強い。いつも私をそっと支えてくれる頼もしいクマ。

♪クマの子見ていた 亮子の仕事






午後から日本橋に外出。
若干曇っていたが気温はちょうどよく、娑婆の空気を存分に味わってきた。
平日の地下鉄はサラリーマンやお買い物帰りのご婦人が多くいた。
スーツにパンプス姿の私もその中に上手く溶け込めていただろうか。
吉熊上司にLINEで進捗を報告し、帰社。

帰社しても仕事が山積み。
机の上がカオスになっていた。
何から手を付けていいのか…。

後輩女子Cちゃんもお歳暮リストの取りまとめで忙しい。
彼女の公文式で培った集中力、ぱねぇ。

吉熊上司も外出中だったので、二人で黙々と仕事をこなし、残業後、一緒に帰った。
最近引っ越した彼女。なかなか一緒に御飯を食べる機会が激減してしまったが、またそのうち飲もうという話になった。
でんでんでんぐりがえって バイバイバイ♪




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印象派、注入。

2013年10月20日 22時01分23秒 | Weblog
今日も昼まで寝ていた。よく寝た。雨の日はよく眠れる。
季節の変わり目でどうもしゃんとしない。
こういう日は、印象派のぼんやりとした絵画を観たくなる。

印象派、注入しよう。

三菱一号館美術館名品選2013 -近代への眼差し 印象派と世紀末美術


ということで、有楽町へ。



有楽町駅から北上し、東京国際フォーラムを抜ける。
2011年3月11日のあの時間。
私はここにいた。
東証IRフェアを見に行って、帰る時にあの地震に遭遇したのである。

このガラスが頭上で一斉にガタガタと鳴り響いたのを見たとき、腰が抜けるぐらい怖かった。
思い出すだけで恐怖が蘇ってくる。



東京国際フォーラムを北に抜けたところに三菱一号館美術館はある。
レトロな佇まいが近代的なビルになぜだか溶け込んでいる。


中庭から入る。


廊下から中庭を眺める。


建物そのものが芸術的作品。
建物と絵画の麗しの協奏曲。



ルノワール《長い髪をした若い娘》


印象主義から多くのものを得ながら、古典主義的な絵画の伝統も学び始めた時期の作品。
この少女の内面も描いているように思う。
近くで観ると絵具の混じり具合がダイナミック。
しかし、少しずつ離れてみると繊細さを感じさせる。


ルドン《グラン・ブーケ(大きな花束)》


とでも大きな作品。
一部屋を丸々使っていた。
男爵の城館の食堂を飾っていた16点の壁画の内の1点で、およそ3年の制作期間を経て、1901年に完成。
この《グラン・ブーケ》は、多くの人の目に触れることなく、110年間、城に眠り続けていたとのこと。
…今まさに私の目の前にあることの不思議さを体感。
夢のように心地よい花々が目に沁みた。



ルドン《夢の中で 幻視》


強烈な作品。
目玉のおやじ!?
ルドンの夢をモチーフにした作品は他にも飾ってあったがどれもユニークで笑ってしまう。



クロード・モネ《草原の夕暮れ、ジヴェルニー》


この茜色の空、私も見たことがある。
初めて見たのに懐かしさを感じる作品。
印象派のこの絵の具が混じっている感じが好き。



ヴァロットン《信頼する人》


ヴァロットン《女の子たち》



ヴァロットンの名は本作品展で初めて知った。
この顔を省略する感じが可愛くて好き。
「一人ごっつ」の大仏、みたいな。


じっくり見ていたので2時間弱、かかってしまった。
見応えがある作品展だった。

外に出ると雨足は幾分強くなっていて、そして真っ暗だった。
丸の内の一部ではイルミネーションが始まっていた。
早い気がしなくもないが、そういえばもう10月の半ばである。



東京国際フォーラムのミュージアムショップは大好きな場所。
見ていて飽きない珍しい輸入雑貨が置いてある。
有楽町に来ると必ず寄ってしまう。
今年、後輩女子Cちゃんの誕生日に贈ったフォトフレームを自分用に購入。
入れるものは、秘書検定1級の合格証。
最近、どうもだらけているので、これを毎日拝んで自分に喝を入れるために。
どうせ置くならば、可愛いものにしようと購入に至った。


楽しい休日も終わってしまった。
今週は雨の休日になったが、それなりにたくさん眠れたので体が比較的軽くなった。
来週は台風が来る。
気合を入れて頑張ろう。

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