世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

諦めも肝心…(?)

2009年08月31日 22時34分54秒 | Weblog
民主党が勝利したことなどを材料に寄り付き早々、年初来高値を更新する急伸となった今朝の日経平均株価。しかし、為替が1ドル92円台になるにつれてマイナスに転じた。ご祝儀買いは一瞬だった…。チーン。
そんなこんなもあり、今朝はバタバタしていたのであるが、最近の私は割と平穏に生きていると思う。

…思っていた。その瞬間までは。

午前中、業者へ電話をした。
こちらの住所を聞かれたので伝えたのであるが、その対応が残念な感じだった。
どうしても、丁目番地が聞き取れないらしい電話の相手。
私、そんなに訛ってますか?
たしかに「橋」と「箸」と「端」のイントネーションの違いには自信がないけれども。

8回ぐらい、「〇ー〇ー〇!」と言ったのに。
「…はい?」
である。
ドリフのコント的展開に、なんだかもう疲れてしまい、
「…いいです、もう」
と静かに受話器を下ろした。


諦めも肝心だ。

昼休み、喫煙所で先輩殿方から珍しい煙草をいただいた(右側)。
「エヴァ・ローズ・スリム」というらしい。
吸ってみたんだが、薔薇の香りがアロマっぽくて美味しかった。
でも、やはりピアニッシモ(左側)に戻りたくなる。
ちなみに愛飲していたマルボロからピアニッシモに変更させたのも彼からの1本だった。
私の喫煙歴史には欠かせない先輩殿方である。


そんなこんなで、昼過ぎにはすっかりご機嫌になっていた。
午前中の苛々は薔薇色の煙と共に消えていったらしい。

退社後、台風が来ているにもかかわらず、お給料日のテンションに乗り、後輩女子Cちゃんと買い物に行った。
ピンキーリングを買う気でいたのだが、色々と吟味している内にイヤリングが欲しくなった(ピアスは穴開けが怖くて無理)。

Cちゃんとあれこれ見たのだが、二人とも結局、消費行動を起こさずに終了。
どうしようかなー…と、手が届きそうで届かないスレスレのものを想うこの気持ちって、嫌いではない。

先述の「諦めも肝心だ」は、ちょっと撤回。

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ひまわり畑でつかまえて

2009年08月30日 20時49分22秒 | Weblog
選挙に投票したあと、ちょっと遠出をした。
先週、妹と行くはずだった座間のひまわり畑。
体調不良により、寝込んで行けなかった。今日はそのリベンジ。

遠かったぜ…相武台下駅。
新宿より先、1時間も電車に揺られた。

駅を出てから方向音痴な私はひまわり畑とは違う方向をひたすら目指してしまっていたり、雨が降ってきたり…ひまわりの幻を、途中で何度も諦めかけた。

周囲の風景は超牧歌的。
ある日パパと語りあっちゃうぐらい、グリーングリーン♪もしくは、ざわわ。
遠くに山とか見えていた。


30分ぐらい歩き、畑のあちらの方に黄色の群生が見たときの感動は、ここには書き表すことができない。
急にハッスル。足取りも軽やかにひまわりらしき集団を目指した。
雨も小雨から薄曇りになり、雨女返上!

ひまわり畑初体験の私。
たまげた。
時々ひまわりが人に見えて、一瞬ドキっとする。














葉月も明日で終わり。
旅に出たり、祭に行ったり、長かったような短かったような、幻のような一ヶ月だった。
2009年…今年も恙無く夏を越せてよかった。



「吉熊、今年の夏はどうだった?」
私は傍らにいる吉熊に尋ねてみた。

吉熊は、そのつぶらな目に、既に秋の光を宿していた。
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虫ききの会

2009年08月29日 21時22分43秒 | Weblog
東向島の向島百花園で開催されている「虫ききの会」に行く。
毎年、行っているこの会。
虫の音を聞きながら、秋の草花や行灯を愛でるという風雅な催しである。

東向島といえば、敬愛する永井荷風先生の『墨東綺譚』の舞台になった場所だ。
興奮しすぎて、道に迷ってしまった。

今日は、mixiのオフ会開催の日でもある。
昨年、「虫ききの会」で偶然知り合ったGLORIOSA殿と一年ぶりに再会する。
一年ぶりに会うGLORIOSA殿はとても美しくて気品に溢れている。撮影なさる写真もプロ並みで、今日はそのご自身で撮影なさった作品をポストカードにしてくださった。思わぬお土産に感動~。
ベンチで話をしているうちにネット上とはまた違う新たなGLORIOSA殿の一面を知ることができ、また写真についてもレクチャーしてくださった。感謝である。
写真を撮ったり話したりしてオフ会は終了。
また来年もお会いしたい。

入り口付近に設置された秋の虫コーナー。
マツムシ。
吉熊は、「チンチロリン、チンチロリン」という声にびっくりしていた。

吉熊、昨年プロカメラマンIさんにいただいたクマ(如月さん)の浴衣を拝借。
日本男児っぽい。

「萩のトンネル」


園内には池を囲む形で、様々な草花が咲いていた。
秋の草花も好き。


「花魁草」(花言葉は「合意、一致」)



「花虎の尾」(花言葉は「望みを達した」)
名前が面白い!
GLORIOSA殿が撮影なさったものを見せていただいたのだが(一眼レフ)、もう花びら一枚一枚にリアリティが宿っていた。写真の中で花が呼吸しているのを初めて見た。



「仙人草」(花言葉は「安全」「無事」)
ブーケのようで愛らしい。



「玉簾」(花言葉は「汚れなき愛」「潔白な愛」「期待」)
今日一番可愛いと思った花。クロッカスに似ている。


色とりどりの絵行灯も素敵。




この会に来ると、毎年、秋を感じる。
初秋の闇夜に、風が秋の匂いを運んでくる。

帰り、浅草での乗り換えで誘惑が待ち受けている。
…果たして浅草を素通りできるか。
浅草駅の前に佇む神谷バーの電気ブランの甘い誘惑である。
浅草寺でお参りをするから…と自分に言い訳をし、下車してみる。


喉が乾いたから…と自分に言い訳をし、入店&飲酒。



口の中で電気ブランを留めておくと芳醇な香りが鼻に抜けていく。
食道から胃を通過していくときの、カァーッとする熱い感じもたまらん。
ついでに建物自体に漂うレトロ感も良い。

オフ会で刺激を受け、虫の音を楽しみ、下町の旨い酒を飲む。

リフレッシュできた良い一日だった。
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弔辞

2009年08月29日 20時44分42秒 | Weblog
こんなのをやってみた。
「弔辞」

結果

ここで、故亮子様のご友人より、弔辞を頂戴いたします。

(亮子さんの彼氏が前へ)

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亮子がもう帰ってこないなんてな…信じたくない…。リンボーダンスで調子に乗ったら、脊椎を骨折したって聞いたよ。そんな死に方ってできるのかよ…。乗せられると勢いつきすぎるタイプなのは知ってるけどな、ここまで馬鹿だとは…。

昔から、素直じゃないしプライドも高いし、おれはまさか亮子と付き合うことになるとは思ってなかったんだ、実は。男に対して「かわいげ」が出ないタイプだから、今も亮子の性格はみんなに誤解されていると思う…。女にはモテるのにな…。男にはモテないまま逝ってしまったか…。

付き合ってからもさばさばしている亮子らしく、あまり甘えたところは見せなかったな…。最初のころはまだ仲がよかったけど、だんだん面倒くさそうにしているのが垣間見えたし、あまり付き合って浮かれている感じもなかった。もしかすると元彼とか誰か他に気になる男がいたのかもな…そうやってほかの男の影を振り払えないタイプだもんな…。

亮子の心を捉えた感じがしないまま、亮子は本音を隠したまま、遠くへいってしまった。「いつか結婚しような」って言っても「うっ…。うん…たぶん…」ってあやふやな返事をしていたし、基本的に逃げ体勢をつくりながらの付き合いだったように思う。でも…あの世まで逃げなくていいだろうがよ…。

生まれ変わったら、もう牛丼屋から大量の箸を盗むのはやめような…。

亮子…目を閉じて亮子を思い浮かべると、いつでもおれは爆笑できるんだ…。思い出をたくさんありがとう…さようなら。

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続きまして、もうお一方、亮子様のご友人より、弔辞を頂戴いたします。

(亮子さんの親友が前へ)

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こんな形で会いたくなかっだよ゛…うう゛っ…。リンボーダンスで脊椎が折れたって聞いたよ゛…いつも面白いけど調子に乗りすぎだよ゛…うう゛っ…。なんで笑わせようとすると頑張っちゃうのかな゛…悪いクセだよ゛…うう゛っ…。

亮子が天国にいっちゃったって、友達たちには私が連絡したんだよ゛…うう゛っ…。みんな口々に「いいコだった」って言ってだよ゛…でもみんなそればっかりで、他に何も言ってなかっだよ゛…。ひたすらいいコだったってことでもういいかな゛…これ以上掘り下げなくても…うう゛っ…。

亮子の元彼にも電話しだんだよ、「亮子が死んじゃった」って…うう゛っ…。びっくりしてだよ゛…またヨリを戻したかったのに゛、って言ってた…。でも「おれをフった天罰かな…」って微妙に恨んでたから゛…怖くて電話切ったよ゛…うう゛っ…。

私はね、亮子が恋愛に一生懸命なのに、やたらと下手なのを見てきたし、応援しでだんだよ゛…うう゛っ…。もっと幸ぜになっでほじがっだよ…。なんだかうまくいがないジレンマだけ抱えて遠くにいっちゃっだね゛…うう゛っ…。

…。それと、亮子の下着、オークションで売っておいたからね…うう゛っ…。亮子のこと、みんなに覚えておいてほしかったから…うう゛っ…。

亮子…私と友達になれて…本当によがっだね…うう゛っ…。さよう゛な゛ら゛…。

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ありがとうございました。謹んで亮子様のご冥福をお祈りいたします。

亮子さんについての分析結果は以下の通り。

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【恋愛と性格の分析】
◆告白については「される側」ですが、告白するされるの前に関係がごちゃごちゃになる可能性も大。
◆付き合ってからは、素直に甘えることができません。「お前は強い女だから」と言われてしんどくなる可能性も。
◆明るいものの下品さがなく、男性を惹きつけます。


【解説】
亮子さんは、とにかく男性との接し方が下手。また素直さや弱さなどを表に出せず、勝手に「強い女」として扱われたり「男前」扱いされることも…。

【罪悪感と無価値感】
友人と砂漠を歩いていて、自分だけが水を持っているとします。友人は喉が渇いて死にそうです。そのとき自分は「罪悪感」を抱きます。水を持っていることは悪いことではないのですが、苦しんでいる人を前にすると「自分だけ幸せになってはいけない」という「幸せ(自分の価値)を削るブレーキ」が働くのが人間です。

恋愛で言えば、例えば「私(おれ)のこと好き?」とやたら聞いてくる人を前にしたとき。このとき、相手は自信がなく、自分に価値がない感覚(無価値感)に陥っています。無価値感を見せられた自分は、重苦しい気持ちになります。これが「罪悪感」です。友人から「私の好きな人は、みんなあなたにもっていかれちゃう…」と言われたときに感じるのも「罪悪感」です。彼氏などから「うちら一生別れないよな?」と言われて「うっ…重っ…」と感じるのも「罪悪感」です。

罪悪感を感じると、重苦しくて「めんどくさっ」と思い、避けたくなることが多いようです。「逃げたいのに犠牲的になってしまう人」もいますが、基本的には会う回数を減らすなどして避けたくなります。そして表情がこわばります。心の距離もとりたくなるので、感情を表さなくなっていきます。「浮気がバレた人」「別れを切り出す人」など(罪悪感を感じている人)を想像すると、表情が消えているのがなんとなく思い浮かぶのではないでしょうか。

罪悪感を普段から感じやすいような人は、表情が固く、人との距離感も遠いものです。心の距離をとるので、人を寂しがらせます。そして恋愛から逃げ腰になるため、罪悪感の強いタイプは「ふる側」になったり、束縛されるのを嫌ったり、メールを返さなくなったり、好かれると冷めたりします。

他にも、ここでは書ききれませんが、自分に甘えを許せず強がりすぎて疲れたり、いろいろと背負いすぎたり、犠牲心から奴隷のようになったり、誰かの「二番」というポジションに落ち着いたり、といろいろな傾向がここから派生して考えられるのです。実はモテやすい女性の攻略法や、別れた人とよりを戻すのに最適な方法、浮気された場合の関係修復なども「罪悪感」の攻略がキーになっています。

【亮子さんの傾向】
罪悪感は強いです。恋愛ではすぐに「面倒くさい」という気持ちになります。



★感想★
当たってる…。
でもリンボーダンスが死亡原因だなんて、ちょっと嫌だな。
下着売らないで>友達。


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ゴーヤでだららん

2009年08月28日 23時33分44秒 | Weblog
この時間が一番落ち着く。
会社帰りの一服(兼夕食)タイム。
煙と共に疲れをも鼻孔から吐き出す勢いで立て続けに2本。

ようやく終わった一週間の終着点。
紫煙の中で今週を振り返ってみる。

月末業務をベースに、什器備品棚卸の準備と手掛けている表作成。社長決裁が済んだ稟議書の処理などやることは減らない。
体は夏特有の倦怠感に支配され、毎朝「今日が休日だったらいいのに」と思いながら起床していた。
会社に着いて、タイムカードを打刻し、席に着く。
「おはようございます」
吉熊上司や後輩男女と話を始めると楽しくて、出勤前の苛々や頭痛が吹き飛んでいくから不思議だ。
その勢いで、市況チェックやルーチンに雪崩れ込むというのが最近気づいた朝のコツである。

そんなご機嫌モードに拍車をかけたのが他部署の先輩からのお土産だ。
昨日まで宮古島に行っていた先輩からは、ゴーヤに抱きつくリラックマのストラップをいただいた。
すっげー可愛い!
舐めたくなるぐらい可愛い。



「ゴーヤでだららん」
だって。

たまんねーな、この脱力感。だららん。
バナナケーキまでいただいた。
美味しそう。

明日の朝はだららんして、昼過ぎにだららんと起きて食べよう♪

だららん。
だららん。
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Close to the night

2009年08月28日 23時25分57秒 | Weblog
「東京に空がない」と言ったのは高村智恵子だが、
ちゃんとあるよ?

今宵、南東の空に明るく光る星がある。
木星だ。
東京の空は明るくて、他の星座はよく見えない。

帰宅途中、下町の路地を歩きながら屋根の上に煌くそれを見たとき、
奇跡的なものを覚えた。



もうすぐ夏の大三角形ともオサラバだ。
小学校5年生のとき、担任の先生が
「夏の大三角形の覚え方」をレクチャーしてくれた。

「はこわデベア」

「は」くちょう座の「デ」ネブ
「こ」と座の「ベ」ガ、
「わ」し座の「ア」ルタイル、

20年も経過しているのに、夏の星座を思い出すとき、
つい「はこわデベア」と呟いている自分に気付く。
…秘密の暗号「はこわデベア」
(このほかにも「アンタレス」の覚え方として「アンタ、レズ?」ということも習った。けっこう衝撃的な小学校5年生の理科の時間であった。)




「はこわデベア」と同様、この時期、脳内を占拠する曲がある。
「Close to the night」である。
歌っていたのは大賀埜々。
作詞作曲が小室さん&木根さんという豪華なこのデビュー曲。
夏から秋への、微妙な光や空気の変化をも表現した名曲だと思うのだが、知っている人は少ない。


Close to the night/大賀埜々


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新型インフルエンザ対策

2009年08月27日 21時40分52秒 | Weblog
新型インフルエンザが流行している。
社内にも「両手をアルコール消毒してから入室するように」という立て札&アルコールスプレーが設置され、なんだかストイックな雰囲気が漂っている。
アルコール消毒について、私は特に苦を感じていない。
フレキシブルこそ組織の人間に求められる必須要素だと、この件を含め、なんとなく勘付いている。

ただ、持ち歩いている書類が少し濡れてしまうのがちょっと嫌だ。
また真珠の指輪を嵌めなくなった。アルコールに触れると真珠層が破壊され、照りがなくなる気がするから。暫く有機物の指輪は宝石箱にてお留守番。

今朝の部内朝礼で、●●●ィ~(部長)がインフルエンザ対策について言及した。

「インフルエンザ対策を呼び掛けているうちの部署から感染者を出すなんて恥ずかしいので気を付けてクダサイ。なんだったら、『インフルエンザ、かかってこいよっ!』っていう勢いで乗りきりましょう」

冷たいんだか熱いんだか分からない人である。
彼のこのような温度差に惑わされて2年半。
部長交代というニュースはけっこう衝撃的だった。
彼が異動してきた当初は
「慶応進学会も偏差値差40以上ある我々の関係を縮められない」
と嘆いていたが、最近では普通に彼と会話ができるようになった。
彼に対する抗体は徐々に備わってきたと思う。

新型インフルエンザ対策と彼への対策、
大変なのは勿論後者だということは、
ここだけの秘密。
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読むコスメ「美的」

2009年08月26日 22時03分49秒 | Weblog
「美的」を購入して帰宅。
暫し読み耽る。

夏は強い日差しに当たるせいか、髪も肌もイマイチ元気が無い。
その対策と、秋の流行を模索する。


・OVER30の肌悩みランキング
1位…頬の毛穴が縦に開いている
2位…メークのノリが悪くムラづきする
3位…ニキビ跡が消えずそのままシミになる
→3位に激しく同意。
先月できた吹き出物が化石のように赤黒く残ってしまった。
これはやはり加齢のせいなのかと納得。


・齋藤薫の今月の馨る女
「強い女」と「こわい女」の違いについて。
ヒステリックで周囲に怖がられるこわい女性が「強い女性」だという時代は終わった。強いけれど優しい、強いけれどおおらか、まさに男気みたいなものを醸し出している…そういう「強さ」が今、流行りらしい。
「自分」というものに、一面性より二面性、もしくはそれ以上の多様性というものを求められる今という時代。ギャップがなけばつまらない女だと思われてしまうんだそうだ。
強い女かあ…。
サウイウモノニ ワタシハ ナリタイ。


・秋冬新作ファンデーション
→今年はなんていってもツヤが命。
「シャネルのパウダリー史上NO.1の保湿力を実現」というヴィタルミエールエクラコンパクトなんて、ひとつのコンパクトに182個分のジャスミンの花を使っているらしい。すげ~。でもこういう情報を得ても結局は資生堂のマキアージュに落ち着く保守的なオイラ。ファンデーションのメーカーを変えるのって、けっこう冒険心が必要だと思うのは私だけ?


・脱力道場
→日本各地のインスタントラーメンを食することができる専門店「ゴールドセブン東京」の紹介。ラーメン本体の価格+280円(調理代、チャーシュー、もやし、ねぎ、メンマ込み)で調理もしてくれるとのこと。
「熊出没注意」(北海道)のインスタントラーメンもあるらしい!
1袋ずつ購入できるシステムも嬉しい…が、持ち帰っても調理ができない…。


・進化する家ケアアイテムで、髪質改善!
→パンティーンのクリニケアが紹介されていた。
やっぱいいのだな、これ。ティレスに浮気していたが、またこれに戻ろうっと。
あとやっぱり出たよ、ケラスターゼ。いつもこういう特集で取り上げられるよな。いいのかな。


・「神在月」に行く、縁結びと神話の地 出雲
→婚活…みんな真剣なんだな。


と、一人でブツブツ言いながら読んでいたらこんな時間。

今月の付録はインナーシグナルのサンプルキット。
エキス、ローション、ミルク、クリーム、クリアアップアイズ…これらによって、インナーシグナルの一連の流れを味わうことができるらしい。

さて、お風呂に入ってこよう。
化粧を落としたあと、肌のスペシャルケアをして寝ようっと。
美的を読んだあとって、いつもより美容に積極的になれる。


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ミルキーはパパの味

2009年08月25日 22時31分20秒 | Weblog
会社の机に飴を忍ばせている人は多いと思う。
当社の人々も然りだ。
珍しい味の飴を購入したら、つい分けたくなるのが人の常。

部内で飴が飛び交う時がある。

「俺の〇〇味、みんなに行き渡った?」
「じゃあ、私の●●味を…」
「ありがとうございます~」
と、まるで老人会の遠足のような会話が繰り広げられる。

今日は、吉熊上司にミルキーの塩味をいただいた。
昨日、私が配布したミルキーのメロン味を真似なさったのかもしれない。

私、後輩男子と後輩女子の面倒を見ている吉熊上司の存在感は、父親のそれとダブる。

「わ~パパの味だ!」
と…今日も賑やかな会社だった。

ちなみに塩ミルキーは、時々鋭く突っ込む吉熊上司同様、キレのある味であった。

不二家の不祥事も忘れさせてくれるほど、ミルキーは美味しい。
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火曜日の気持ち

2009年08月25日 22時25分39秒 | Weblog
毎日、母親に連絡をしている。こんな習慣ができたのは、4年前に遡る。私の情緒が乱れたあの夏。母は私の全て受け入れてくれた。
あれ以来、我々にはそれまで見受けられなかった斬新な絆というものが発生し、互いに毎日の報告をしあっている。ちょっとした上司と部下のような関係である。
マザコンだと言われようが、もうそんな世評などは気にしていられない。
彼女とはあと数十年しかいられないのだから、できるだけ精神的絆を深めておきたい。(でも一緒に住むのは互いに無理だと思っている)

昔、我々の間には、このような母子関係は存在してなかった。
すぐ下に妹と弟がいたせいか、母親にはあまり甘えられず、絶えず私は苛々していた。そしてその矛先を妹や弟に向け、彼らに暴力を振るっていた。で、結局母に私が怒られる…みたいな。そこら辺の悪循環は、今では我が家の伝説になっている。

あまりにも寂しかったんだろう私は、妹に自分の指を噛ませたことがあった。
滲み出る血液をティッシュで押さえながら「タンちゃん(妹)が噛んだ!」と大泣きをした。これで妹が怒られて、私の絶対的価値は上がると信じていた。信じきっていた。

しかし、私の命令の下に指を噛んだという妹の真実の主張はマッハで採択され、私はまた怒られるのだった。

あのときの傷はまだ右手中指に刻印されている。
ダイヤの指輪で隠せる程に小さくなったそれは、自分の稚拙さや寂しさを時々思い出させて、今でも見る度に少しだけ息が苦しくなる。

今日は火曜日。
宇都宮市内に住む美容師の弟が、週に一度、実家に夕御飯を食べに来る日だ。
私は毎日母に甘えているので、この日ばかりは電話をすぐに切り、その座を呆気なく譲渡してあげることにしている。

同時に、
「あ、今、私お姉ちゃんしてる!すげーよ!」
という感動をしている自分をいつも私は否めない。


火曜日は少しだけ寂しくて、少しだけ誇らしい。
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ある葉月の一日

2009年08月24日 21時32分38秒 | Weblog
月曜日の朝は毎週全体朝礼が行われる。
同じ建物にいる人々が1つのフロアに集合する。
今朝の社長は、見るからに
「機嫌が悪いですから!」
というオーラを放散していた。
こうなると、その日の私の動き方が微妙に変化する。
書類の内容を考慮して、渡すタイミングなどを計算するんである。


午後、仕事で郵便局へ振り込みに行く。
見上げた雲がまさにラピュタっぽくて、つい「バルス!」など滅びの言葉を唱えたくなる。
雲の影が後ろの雲に映るぐらい濃厚なそれは、夏の静かな主張を感じさせた。


そういえば小室哲哉氏が復帰した
昨年の8月、彼の講義を聞きたくて尚美学園大学まで行った。
30メートル先の教壇に立つ小室さんは、神々しい光を放っていた。
やはり彼は私にとっての永遠の王子さまなんだと思う。
きっと私はおばあちゃんになっても彼の創った音楽を聴き続けるのだと予感している。
観衆を前に、30秒ほど頭を下げ続けた小室さん。
そんな彼への愛は、1年前、いや16年前と比較してみても、1グラムも減っていない。


ぼんやりしていたら、化粧ポーチを会社に忘れてきてしまった。
ファンデーションからマスカラ、眉墨、アイライナー、口紅、ビューラー、頬紅、アイシャドウ…一式を入れているポーチだ。
些かショックである。
予備のものが自宅にあるのだが、明日の朝、不馴れな化粧品を使用する憂鬱さを思うと気が重い。
明日、眉毛の位置が微妙にずれているかも…。


帰宅してポストを開けてみたら、中学時代からの友達・わかめ殿から残暑見舞いが届いていた。
その達筆さから差出人の名前を見なくてもわかめ殿からだと分かる。
黒板でも彼女の綺麗な文字は舞っているのだろう。
赤いハイビスカスの写真は、とても鮮やかで、見とれてしまった。
ありがとう。わかめちゃん。


そんな葉月は、もうすぐ終わる。

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体という牢獄

2009年08月23日 23時49分33秒 | Weblog
一日中、痛みに悶えていた。
こんなに重い生理は久々だ。

私は問いたい。
世の中の女性は、みんなこの痛みにどうやって対応しているのかを。
もちろん個人差はあるとは思うが、しかし、これ、…本当に耐えられないんだけど!

座っていても寝ていても痛みからは逃げられなかった。
尾てい骨の周囲に痺れのような痛みがあり、悩ましい。

この1ヶ月、夏バテで2~3キロほど体重が落ちたせいか、貧血も加わって「もう駄目かも…」と布団にくるまっていた。
今日は妹と遊ぶはずだったのに。
しなくてはならないことがたくさんあるのに。
体という牢獄によって自由を奪われる気分だ。
…バカ生理め。
早く閉経したい。


あまりにも腰が痛かったので、中山くん…中山式快癒器の世話になる。
バネが入った凸が、ツボにダイレクトに響く。
後ろに地味なダイヤルが付いていて力加減が可能。

極楽じゃ~。
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夏の終わり

2009年08月22日 21時57分41秒 | Weblog
出勤日。昨夜はけっこう飲んだので少しだけ二日酔い…。
朝から体調が悪く、鎮痛剤(「エミリー」←名前がイイ)とキューピーコーワゴールドを飲んで、なんとか出勤する。

「天地人」(再)の時間帯になると、
「いつもの土曜日ならば、まだお布団の中にいるんだけどなあ…」
とか思ってしまう。

夕方から部内の勉強会@会議室に出席。
特に発言することもないし、と目論んで安心しきっていたら、
「アナタ、何か質問は?」
と●●●ィ~(部長)に逆指名をされた。
…眠気が吹き飛んだ。

先週の今ごろは夏休み真っ最中で、松山のホテルでまったりとしていた。

この一週間の時の経過について、速かったのか遅かったのかということを考えると、どちらとも言えない自分がいる。

ただ、もう。
空気が秋の気配を纏っていることは心で感じる。

夏が、
思い出が、
だんだん遠くなる。
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納涼祭 千鳥足のシンデレラ

2009年08月22日 01時25分02秒 | Weblog
妹・芋子と新宿で飲む。
昼に「今日は仕事が早く終わるよー。納涼祭しない?」とメールがきて、会うことになった。彼女と会うのは、根津での異業種交流会以来、20日ぶりだ。
互いに募る話はありあり。

BOCAで納涼祭。




妹は相変わらず元気だった。
ただ、不規則な生活を送っているので頬下の吹き出物がとても痛そうだ。


なんかさー、色々あるよねー。
という無限リープな話をメビウスの環を描くように語った。

妹は、私が一人称を「俺」とすることに激しく拒否の姿勢を示す。なかなかキビシイ。



昔は喧嘩ばかりしていた我々姉妹。
こうやって飲めるのがなんだか不思議な気がする。
不思議といえば、あっという間に閉店時間の0時をまわっていたこと。
まだまだ話す気満々だったのだが、私は明日も仕事があるので撤収。

若干飲みすぎて、電車内でふらふらふるる。


★コメントをくださった皆さん!明日、返信しますのでお待ちくだされ。


追伸…今日は新宿駅西口に冬子さんがいなかった。残念。「私の志集を買ってください」というプラカードを首から下げている怪しげな彼女を見るのを密かに楽しみにしていたのに。

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泣ける心療内科

2009年08月20日 22時53分15秒 | Weblog
心療内科デー。

8月から別の場所に移転したあの心療内科。
本日は8月になって初めての心療内科デーだった。

待合室…広くなってバージョンアップしちゃってた。
太い柱があったり、死角があったりで…かくれんぼができそうだ。
そして、製薬会社や医師会から届いたとおぼしき蘭が咲き乱れていた。


しかも、診察室が幾つかできていて…心療内科医を雇うつもりだな?
クマ医師…儲かってるのね。
当社の店舗の改装費用と比較をし、今回の心療内科の移転に掛かった費用をつい計算してしまう。職業病ちっくな私。


待合室の図書も充実させたたもよう。
待ち時間が長いと有名なあの心療内科。
待ち疲れた患者の心を掴んで離さない気遣いが、そこらかしこに見受けられた。

本棚に「いけちゃんとぼく」があったので、読んでみた。


カラフルな絵に釘付けになった。
たくさん笑って、…泣いた。

友達にいじめられた「ぼく」が報復の練習をするべく、虫たちを殺生するシーンにリアリティを感じて爆笑。
蟻の巣に熱湯とか。

そんな「ぼく」にそっと寄り添ういけちゃん。

「ぼく」が少年から逸脱しはじめる頃、いけちゃんはそっと姿を消す。
「色々なことができるようになったんだね」と言い残して。

いけちゃんの正体が暴かれる最後の方の頁を捲る頃、私は嗚咽していた。
映画「火垂るの墓」で泣けない私が。
(あれは大の子供嫌いという私の性分が災いして受け付けられない。←節子の鳴き声に苛立ち、リモコンをテレビに投げつけてしまう)。


待合室の隅で、とにかく声を押し殺して泣いた。
嗚呼、化粧が滲んでしまったではないか。
トイレで化粧を直したすぐあとに、診察室に呼ばれた。

久々に見るクマ医師は日に焼けていて国籍不明のクマと化していた。
パキシルによるシャンビリにいては
「ああ…」
といった感じでスルーされた。
パキシル投薬を根本的に見直すよりも、若干のシャンビリのリスクを担った方が賢明だということだろうか。
昨夜の、吐き気を伴うシャンビリから解放された私は、その意見に賛同。

そして、仕事やその他のことについて話をした。
気になることが湧き起こる…そんなときは、強迫性障害によって起こる「電気のコンセント確認」を我慢する気持ち(暴露反応妨害法)を応用して乗りきっている旨を報告した。
クマ医師、絶賛。
「その状態を続けられると良いですね」
と言われた。
スマイリングクマ、キター!!!!!

…私にとってのいけちゃんって、彼なのかもしれない。


受付のおばちゃんと「いけちゃん…いいですよねー」という話で盛り上がった。
彼女もこの作品のファンらしい。

妙に清々しい気持ちでドアを開けた私に一枚の張り紙が目に飛び込んできた。

「受付時間が過ぎましたら、入口を施錠します」

時間になると停止してしまう心療内科があった以前のビル。
新しいビル、しかも1階に移転したので「もう時間内に滑り込む必要はない。ゆっくり退社できる!」と喜んでいた私は奈落の底に落とされたのであった。

がーん。

嗚呼、いけちゃん…。
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