世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

「鈴の鳴る道」

2024年04月30日 22時59分29秒 | Weblog
今日は給料日。
夕食は奮発して大戸屋にて。(大戸屋ってすっかり高級店になったよな)

SNSの民もすなる「鰹の梅はさみ揚げ」といふものをクマもしてみむとてするなり。



ネットでバズるだけあり、とても美味しかった。
鰹はレアなのだが臭みがなく、梅の風味とよく合っていて大満足、まんぷくま。



帰宅後、マンションのエントランスにある宅配ボックスにてマニアックなヘアケア剤を受け取る。

CMCとリッチシルキージェル。
CMCは毛髪から失われてしまった細胞膜複合体を補給してくれる頼もしいコ。
リッチシルキージェルは艶出しで長崎の美容室からお取り寄せをしている。
…髪には本当に課金をしている…。
昨日かけた縮毛矯正のおかげで朝の支度がだいぶ楽になった。
今日みたいに湿度の高い日でも頭が麻原彰晃みたくならないので助かる。



星野富弘さん逝去のニュースを見て呆然とする…。

詩画作家の星野富弘さん死去 78歳 手足の自由失い、口に筆をくわえ創作

ついにこの日が来てしまったか、という思いでいっぱい。

星野さんを知ったきっかけは中学時代の教科書に載っていた「鈴の鳴る道」。
子供ながら「きれいな文章だな」と思ったのを覚えている。
国語の岡本先生が黒板に鈴の絵を描いてくれたことも昨日のことのように思い出す。

星野さんは器械体操の先生だったが、指導中の事故で頸椎を損傷し首から下の自由を失う。
車椅子に取り付けた鈴がチリンと鳴るたび、はじめのうちはうるさいと思っていたそうだ。
ところがいざ実際の路上に出てみると、道に穴が開いていたり段差があるような所でその鈴はチリンと鳴って教えてくれていると思えるようになったという。鈴の音一つでも、物事の見方や考え方によって意味が違うことを、この「鈴の鳴る道」が教えてくれたのだ、という話だった。

文章も上手なのだが、やっぱり絵もすごく良い。
口に筆をくわえながら描く絵はどれも慈愛に満ちていて見る者の心を揺るがす。

群馬県みどり市の富弘美術館にも行ったし、教文館で開催された展覧会にも行った。
ついこのあいだ、教文館でチラシをもらったばっかりだった。


さみしいな…。

3年前のブログを読んで泣いてしまった。

2021年05月23日 「星野富弘花の詩画展」




今日で4月もおしまい。
山梨桜紀行から始まり、プラネタリウム作品MMXの上映会、そして嶽本野ばら先生のサイン会。
慌ただしくも充実した4月だった。



GW前半戦、終了

2024年04月29日 23時23分23秒 | Weblog
10時に起床。やはり明け方に起きてしまう(白目)。サイレース、頑張れ…。
今日は池袋の美容室へ。
4時間の長丁場、越えられるか…。
もうね、去年までの体ではないのでちょっと心配。
汗がひどいのである。
でも美容師さん(店長さん)が体調を気遣ってくれ、飲み物や肩に掛けるタオルを外してくれたりしてくれて、なんとか今回もツルツルなウルトラロングヘアを完成してくださった。





13時に入店。
1液をつけて加熱。
その際、頭上をヒーターがぐるぐる旋回するのだが、去年受けた治療の機材を髣髴とさせるもので思わず苦笑。

流してクセを伸ばして2液を塗って定着。
流して乾かして伸びた分だけ切ってもらって完了。
ぱっつんめの重みのあるロングヘアが好みということを店長さんはすでに知っているので、いつも思い通りの髪型にしてくれる。


放置時間が長い縮毛矯正だが、渡されたdマガジンを熟読しているとあっという間に時が過ぎる。
「林真理子」「はやぶさ2」を検索。
ヒットしたものを片っ端から読んで過ごした。




文春も良かったけど、「和樂」の林真理子先生特集は買いかもしれない。
あとでAmazonでチェック。

古典文学の名作に挑んだ日々。林真理子さんが語る、林版『平家物語』誕生秘話!

やだ、林真理子先生の「平家物語」が出てるじゃないの。知らなかった。


はやぶさ2のこの記事はよくまとまっていておもしろかった。





追うものが多いヲタは忙しい!!!


会計時、美容室のポイントが貯まっていたのでトリートメント(ピンクのやつ2つ)をゲット。
なんせ1回の縮毛矯正で3万円弱かかるので、年に2回しか美容室へは来ないのにポイントがすぐに貯まる。


ワンダーシールド(右の白いやつ)の詰替え用は10%オフで買った。ドライヤー前に塗ると髪がしっとりする。


髪には一番課金をしている。
元々すんごいクセ毛でそれが許せなくて、藁をもすがる思いで必死に投資しているのである。

なりたいイメージは「カフェー小品集」(嶽本野ばら先生)の「モンチッチの誇り」の「君」(モンチッチ前)。←分かりにくい比喩。
或いは、「たのしく たのしく やさしくね」を歌っていた華原朋美さん。←分かりにくい比喩。
あとは前髪が無い栗山千明さんのロングヘア。←やや分かりやすい比喩。

とにかくストレートなぱっつんめのロングヘアが好きなのである。
レイヤーが入っている状態からこの重みのあるロングヘアになるまで10年ぐらいかかった。

ここまで長いロングヘアはこのお店では私だけかと思いきや、もう一人、金髪のウルトラロングヘアのお客さんがいるらしい。
勝手に親近感を持ってしまう。


17時すぎ、店長さんと「また半年後に」とお別れをして店を出る。
駅前で煙草を吸う。2本立て続けに吸ってくらくらする。
大混雑の駅前を通り、西武の屋上のうどん屋へ。ここは孤独のグルメにも出た有名店。
650円のスタミナうどんでパワーチャージ。美味い!!


そしてFrancfrancでお買い物。バスタオルが欲しくて池袋のパルコに行ったのだけどピンク色がなかったので山手線で上野のFrancfrancまで行った。ピンクじゃないと嫌なのである。
吸水力に優れたもので、フェイスタオルはすでに持っている。
バスタオルは表面積が大きいのでこれを洗髪後の髪に巻いたらドライヤー時間が短縮できるんじゃね?と思い、購入に至った。
縁取りの波型がかわいい。


みはしのあんみつも美味しい。



あっという間の三連休だった。
後半のGWも楽しいことだらけの予感なので、今からわくわくま。

髪を振り乱して仕事を頑張ろう。※稟議書←個人的メモ。


余韻

2024年04月28日 23時59分04秒 | Weblog
10時に起床。あまりよく眠れなかった。クマ医師が一生懸命にチョイスしてくれたサイレースがまったく効かない(白目)。
デエビゴ、リスミー、そしてサイレース。万策尽きた感じ。

今日は10年ぶりに亀戸天神へ。


藤の花を見に行ったのだけれどもすでに終わりかけ。そしてディズニーランドかYO!と思うほどの人混み。











両国駅を経て大江戸線で月島へ。
佃島を散策。


人ひとり分の道幅しかない路地を歩き、佃天台地蔵尊にお参り。


続いて天安へ。


佃煮を買うためにわざわざ佃島を訪れるわたくし。
ここの佃煮、めっちゃ美味しいの。

パパがここのあさりの佃煮が好きなのでGWの帰省の際のお土産にするんだ。


隅田川を見つつ、まったり。
潮風が心地いい。




喫煙所もあるので長居できる!


時々、宇宙船のような船が通過する。



もんじゃを食べる気分ではなかったので帰宅。
近所の肉屋のカルビ丼を夕食にした。


嗚呼、昨日の野ばら先生のサイン会の余韻が抜けきらない!
お土産は銀座の教文館で買ったもの。

私「先生、これ、つまらないものですが…」
野ばら先生「え?つまらないの?」
というやり取りがあり、キュン死。




また会えるかな。会いたいな。

ブログを書く前にノバ本をチラ見していたら止まらなくなり、胸がいっぱいになってそのまま寝てしまった。


『ロリータ・ファッション』(国書刊行会)刊行記念 嶽本野ばらさんサイン会~

2024年04月27日 23時19分56秒 | Weblog
待ちに待った嶽本野ばら先生のサイン会!

新作「ロリータ・ファッション」の装丁がレースだったので、 MIHO MATSUDAの襟元がレースたっぷりのワンピースにした。


ジュンク堂池袋本店にて。







私は2部の15:15~。
個室のイスに座ること1時間。
多くのロリータさんたちが自分の番を待っていた。
「ロリータ・ファッション」は読了したので、昨日発売になった「ユリイカ」を読んで待っていた。

様々な人が野ばら先生に就いて書いているのだけれども、澁澤龍彦夫人である澁澤龍子さんの文は衝撃的で2回読んだ。
野ばら先生からどんぐりブレスレットを送られたこと、そして「通り魔」の感想など。
私たちが野ばら先生にお手紙やプレゼントを渡すように、野ばら先生も大好きな澁澤龍彦(亡くなっちゃったけど)に何かを送りたいんだね…と思った。

読者歴23年。色々あったけど、こうしてユリイカで嶽本野ばら先生が特集されるとは思ってもみなかった。
長生きすると色々あるんだね…。


さて、私の番。
ブースに案内された瞬間、私を見て「あ!」と驚いたご尊顔が可愛かった。
野ばら先生、髪の毛をリボンで縛ってて超かわいかった。全俺が萌えた…。


サインをしてくれる間、凝視してしまう。


そして2ショットタイム。




撮影は書店員さんがしてくれる。
撮ったものを「確認しよう」と一緒にスマホを覗き込む野ばら先生…嗚呼、お顔の距離が近すぎますことよ…!!
野ばら先生からファーレンハイト オードゥ トワレの香りがして気持ち良くなってめまいがする。

最後に「あ、どんぐりブレスレットしてくれてる!」と気付いてもらった。

「先生、またね」と笑顔でバイバイした。
「うん、また」と野ばら先生。


泣くかな~と思ったんだけど泣かなかった。
コロナ禍、大病、上司によるパワハラ、色々なことがあった4年間だったが、乗り越えたからこうして会えた。
この先、どんなことがあろうとも野ばら先生が野ばら先生であり、私が私である限り、生きてさえすればまた会えるだろう。
だから泣かなかった。

とは言いつつも魂を抜かれたので、一度クールダウン&一服をしに近くの喫茶店に入る。
その名も伯爵。

喫煙ブースで立て続けに3本煙草を吸ったらふらっとした。


その後、野ばら友達と合流。
「古城の国のアリス」でご飯。
アリスの世界観がぎっしり詰まったレストラン。一度来たかったんだ~。









コース料理にしたのだが、けっこうボリューミーだった。












お友達はこの前、欧州を旅したらしく、そのお土産をもらった。
海外サイズのクナイプ、大きすぎてワロタ。
エリザベートのリップもめっさかわゆい。
ありがとう!!



またジュンク堂9階に戻り、サイン会と片づけを終えて出てきた野ばら先生を友達とお見送り。
「ばいばい」と手を振る野ばら先生に「お疲れさまでした」とご挨拶。

嗚呼、幸せなサイン会だった。




私が初めて野ばら先生と生で会ったのは池袋の喫茶店「滝沢」でだった。23年前のこと。
パルコの書店でサイン会を終えた後、編集者のひとたちとお茶をしている野ばら先生に思い切って声を掛け、手帳にサインをいただいた。あの「美的」で連載を持っている人が今私の前に…!と思うと、眩暈がしそうだったことをいまだに思い出す。
当時の野ばら先生はあまりしゃべらなくて「うん…」「ありがとう…」しか言わなかった記憶。



夢見気分で薬局に寄り、薬をゲット。
サイレース、はじめまして。薄い青色が清楚でいいね。
あれ?マイスリーが5から10ミリになってる。ピンク色のパッケージがゆめかわ~。


野ばらマジックにかかっているのか、全てのものがかわいく見える、そんな一日だった。


ねぇ、君。効きますかね?

2024年04月26日 23時52分00秒 | Weblog
マンションを買って丸5年。
ここは都心からのアクセスの良さ、公園や川べりなど自然の豊かさ、物価の安さ、公共施設の充実(プール、図書館)、病院数を考えると本当にコスパが良い街だと思う。
マンションは駅からとても近い。ぼんやり歩いているとすぐに駅に到着する。そして築年数が浅い割に破格だったのが決め手となり購入に至った。
人気のある物件だったのだが不動産会社の営業マンTくんが先に銀行にローン審査など手をまわしてくれたのでゲットできたのだ。

東京に不動産を持つことはずっと私の憧れだった。
東京以外だと意味がない、絶対に都内の不動産じゃないと厭だった。
人生最大にして最高のお買い物をした2019年4月26日。
今もあの日のことを考えると高揚する。
惚れた物件なので、雨にも負けず風にも負けずに、あと数年は働いてコツコツ返済する予定。



今日は心療内科デー。
金曜日は駅そばを食べて一週間をリセットするのがデフォ。
暑いので冷たいそばにした。でもコロッケはマスト。


心療内科の待ち時間は2時間ちょっと。
明日のサイン会に向け、野ばら先生にお手紙を書いた。
俵屋宗達の絵柄の便箋で。渋い!
伝えたいこと全部書いた。



さて、診察。
中途覚醒がつらくて、0:00~6:50のあいだに2度も起きてしまう日があると伝えた。
ストレス由来のものではなく、治療の副産物なので仕方がないと諦めつつある旨も添えて。
「じゃあ、お薬を変えましょう」とクマ医師。
「デエビゴ、リスミーと変えていただき、またわがまま言ってすいません」と謝ると「いいんですよ」と。
で、提示されたのがフルニトラゼパム。
商品名はサイレース。野ばら先生の「幻想小品集」で「女王」に比喩されていた睡眠剤ですね。ねぇ、君。効きますかね?


日常生活ではストレスはほとんどなくて、優しい人たちに囲まれて楽しく平和に暮らせていることを報告。
次回診察はGW明けの2週間後。

処方変更あり
加味逍遙散、ビオスリー、マグネシウム錠、マイスリー、サイレース、パリエット。
そしておねだりしたハルシオン。
…ハルシオンはこちらから積極的におねだりしないと出してくれないクマ医師。

駅前で一服して帰宅。
明日から三連休!\(^o^)/
しかも初日は野ばら先生のサイン会!!
高揚感、ぱねぇ!!!!



無垢な心で

2024年04月25日 23時21分58秒 | Weblog
有給を取った昨日はあんなに雨が降ったのに今日は恨めしいほどの晴れ。
悔しいけどカラッとした空気もそれを透過する日差しも最高に気持ちがいい。

今の部署に異動してきてもうすぐ一年。
今日おこなった業務で●●をスキャンするというものがある。
これはこの部署に来て一番最初に教わった業務だ。
毎年発生するもので、今日、スキャンをしながら「嗚呼、もう一年になるのか」と感慨深く思った。
日々、健全な環境で充実した日々を過ごせていたのであっという間に感じる。

そんな感じなので、今、悩みというものがない。
脳がストレスを感じないというか。

強いて言えばやっぱり中途覚醒。
治療の副作用とはいえ、実に辛い。


今日なんて明け方5時に覚醒したので寝たままハルシオンを飲もうとパッケージから口に移そうとした瞬間、錠剤が指元から零れ落ちて行った。
「嗚呼、もう!」と言いながら電気をつけて錠剤を探す羽目に(コンタクトレンズを外した状態なのでよく見えない)。
枕の下に転がり落ちていたのを発見。すぐに口に含んだ。1時間ほど眠れた。


そんな中途覚醒以外は本当に悩みがない今の生活。
「若きウェルテルの悩み」(Byゲーテ)の10万分の1ぐらいも、ない。
こんなに精神的に無垢になったのは幼稚園に入る前、4歳の時以来かもしれない。



朝食は昨日、西新井駅の神戸屋で買ったバナナクーヘン。
これ、超大好物!
昔、お台場にあった神戸屋でこれを食べたとき「この世にはこんなに美味しいものがあるのか」と感動したのを覚えている。
見かけると買っちゃう。



夕食はアプリのクーポンを使って王将の餃子。そしてジャストサイズの炒飯。



明後日は嶽本野ばら先生のサイン会。
マニキュアを塗りなおした。
新作「ロリータ・ファッション」でキャンメイクに就いて書かれているのでキャンメイクのオーロラカラーを塗った。



昨日のMMXのイベント、そして週末の野ばら先生のサイン会。

一抹のくもりもない心でそれらを楽しめることが嬉しい。



「私が有給を取ると雨が降る伝説」

2024年04月24日 23時03分23秒 | Weblog
有給取得。9時に起床。昨晩はエアコン(除湿)をずっと稼働させていたせいか、中途覚醒無し。やっぱり湿度は敵!

天気予報通り、雨。やだ~。

コンビニで買ったパンを食べ、テレビを観ながら化粧をする。
この時間帯のNHKのユルい番組を見ると去年の秋、治療のため一ヶ月休んだことを思い出す。起きたいときに起きて食べたいときに食べ、眠たくなったら寝る奇跡のような一ヶ月だった。
今日は治療や診察のための有給取得ではない。順天堂に行かない有給ホリデーは久々。



色々としたいことが山積していたので綿密に計画を立て実行した。



●税務署へ

医療費控除の手続きのため税務署へ。税理士さんに相談する予約を前々から入れていたのである。
お金、いくらか返ってくるみたいでヒャッホウ!去年の医療費、ヤバかったもんなー。
スマホから手続きする方法を税理士さんに教えてもらったので来年はきっと大丈夫。
源泉徴収票をスマホで撮影すると所得などの金額が入力すべきところに勝手に入るのが凄くて思わず「すごい!やばい!」とはしゃいでしまった。


●日本橋高島屋へ「文化勲章 三代の系譜 上村松園・松篁・淳之」を見に行く。



平日なのでそんなに混んでなく、ゆっくりと見られた。


上村松園の大大大好き作品「花がたみ」と十数年ぶりに対面。
本当に好きすぎて絵葉書をたんまりと買ってしまった。


「花がたみ」については去年、盛大に語っている。
2023年05月28日 「花がたみ」

上村松園・松篁・淳之…親子三代で文化勲章をゲットするだなんて、すごいな。
松篁・淳之の自然や動物の作品も良かったけれど、私はやっぱり松園の描く美人画が好き。

上村松園は昔から好きで、11年前には松伯美術館に行った。
2013年01月27日 1/27 奈良日和2
ブログっていいものだね。読み返すと忘れていたことが鮮明に蘇ってくる。


●満天星でランチ
地下2階の満天星でハンバーグを食べた。
小鉢も付いて1000円代半ばぐらいで食べられる。素晴らしい。
ハンバーグも期待以上にジューシーだった。




デザートのプリンは濃厚で甘さ控えめで超美味しかった。バケツ1杯ぐらい食べたい…!!



●日本橋高島屋の屋上へ。
私の萌えスポット。


雨のなか、彩り豊かな花々が咲いていてうっとり。


地下1階の酒売り場でお土産を買った。「西乃門」という長野の善光寺近くで作っているお酒。


●「MMX火星衛星探査計画」完成披露試写会 in Tokyo
今日のメインイベント!!
地下鉄を乗り継いで、西新井にあるギャラクシティへ。




小惑星探査機はやぶさの「人生」をプラネタリウム作品にした上坂浩光監督の最新作のお披露目会。
今回はMMXという火星衛星探査機を描いたもの。
今年打ち上がる予定だったのだが2年延期になってしまった。


お土産たくさん。
MMXさん、きゃわゆい!


吉熊「はやぶさの時もそうだったけど、りょうちゃん、また廃人になるんだね…」



はやぶさのプラネタリウム作品を初めて見たときのぞくぞく感を思い出した。
火星衛星探査の難しさがよく分かったし、映像、音楽の美しさ、ナレーションのボリューム、全て良かった!

ミッションを進めるごとに様々なモジュールを都度分離させるところがとても印象に残った。
難しそうだし、人生においていらないものは捨てて身軽になって次のステップアップに挑むことは重要だと思ったからである。

あとMMXが火星越しに見る青い星・地球。
あそこで今、私は生きている。
壮大な映像美に包まれて心が満たされた。


JAXAの先生(MMXのプロマネ川勝康弘氏、はやぶさ2サンプル初期分析チーム統括 橘省吾氏、MMXサイエンスチーム オーガナイザー臼井寛裕氏)のお話も聞けたし、有給を取った甲斐があった。
登壇しなかったがはやぶさ2のミッションマネージャの吉川真先生も挨拶されてて感激。

平日なのに大盛況だった。プラネタリウム関係者が多かったように思う。
中には制服を着た学生さんが来ていたり、様々。

上坂監督にご挨拶できて嬉しかった。
去年の夏、手術5日前に上坂監督のイベントにお邪魔してその際、励ましてくださって勇気づけられた。
そのお礼として「西乃門」を贈呈。


【プラネタリウム作品】MMX 火星衛星探査計画【Trailer】



「私が有給を取ると雨が降る伝説」がかなり笑えないものになってて笑える。

雨にも負けず、思い切り楽しめた一日だった。


幸せだな~

2024年04月23日 23時35分19秒 | Weblog
今日も曇天。
重い雲がたちこめる空の下、昼休みの非常階段でジュンク堂に電話をした。
27日に野ばら先生のサイン会があり、それにちなんだ件である。
店員さんに「野ばら読者は良いコ」という印象を持ってもらうべく、秘書検定1級(面接)ばりの礼儀正しさで電話口で話した。
私「いやぁ、もう嬉しくて…」
店員さん「ねー!嬉しいですよねー!」
という遣り取りがあり、胸熱だった。

ジュンク堂、ラブだよ!!



青木美沙子さんも絶賛なさっている。



ちなみに「ロリータ・ファッション」、重版決定!!おめでとうございます!!

本当に本当に。
やヴぁい!!
そして上下の歯がかちかちするぐらい緊張し始めている。
生の野ばら先生に会えるの、4年ぶりなのですもの。
こんなに好きなのにご本人を前にするとぶっきら棒に「あ、応援しています、はい。あ、また、はい」しか言えないんだな、これが。
私のコミュ障とツンデレの部分が制御できなくなる。

いずれにせよ、土曜日が楽しみ。
それまでに読み終えよう。

プレゼントはもう準備した。

何着て行こうかな。
手紙に何書こうかな。

楽しみだな…(永遠に続く)。

今日の夕食はセブンイレブンの「金のマルゲリータ」






レンチンするときにスライスチーズを乗せた。自炊した気分。自分、偉い。


レストランで食べるピザと遜色のない美味しさ。
野菜不足が否めないのでもずく酢で罪滅ぼし。


明日は有給を取得した。
野ばら先生とは別件のイベントがあるので行く予定。
こちらも楽しみ。

楽しみそのものも楽しみだけど、楽しみの前のこの時間もすでに楽しい。
幸せだな~(By加山雄三)


虫歯宣告

2024年04月22日 23時32分58秒 | Weblog
雨の月曜日。やはり蒸し暑くて4時に中途覚醒。エアコンの除湿をオンにして再び寝た。
もうずっと点けっぱなしでもいいのかな、これ。でもなあ、電気代…。

今日は上司も同僚も自分以外、全員外出。
上司とはちょこちょことLINEで遣り取りをしつつ、一日を過ごした。

退勤後に歯医者へ。
順天堂で受けている治療(薬)を教えてほしいとのことだったので、おくすり手帳を持参して開示した。
今飲んでいる薬は特段、歯には影響を与えないとのこと。

主治医・冬彦先生は朴訥とした壮年の先生。
なかなか予約が取れない歯医者なのだが、去年の夏、無理を言って術前の口腔ケアをしてもらった。
なので彼には足を向けて眠れない。

控えめで腰が低い彼だが、今日きっぱりと言った。
「虫歯できてます。穴開いてますよ」と。
超ド級なストレートな言いっぷりで私を少し驚かせた。
右下の5番の舌側。
ちょっとザラザラしているな、歯石かな、と思っていたのだが虫歯らしい。虫歯なんてできたの何年振りだろう。
なんだかひどくショックを受けてしまった。

でもまだ小さい虫歯らしく、神経を取ったり冠を付けたりの治療はしなくていいらしくてホッとした。

最近、別の歯ブラシを使っていたのだが、やっぱりREACH(コンパクト)じゃないと磨き残ししちゃうのかもしれない。
そのことを冬彦先生に言ったら「そうかもしれませんね。でも小さい歯ブラシで歯を磨くって面倒ですよね~」と歯科医らしからぬことを言っていて思わず笑ってしまった。先生、それ言うんか~い!?って。

あと、冬彦先生が「定期的に検診に来る意味はこういうことなんですよ。初期だったらすぐに治りますからね」と言っていたのが印象的。

ということで来月早々にまた歯医者さんに行くことになった。

帰りにマツキヨで買った。REACH(コンパクト)


マツキヨでの買い物は割引クーポンが無いとしない主義なのだが、今日は虫歯宣告がショックすぎて可及的速やかに入手するべくプロパーの値段で買った。モヤモヤするが仕方ない。

夕食はセブンイレブンの広島焼き。

スライスチーズを乗せてマヨネーズをかけてレンチンすると更に美味しくなる。
一週間に一度は必ず食べる大好物。


さあ、おニュー(死語)の歯ブラシで歯を磨こうっと。そして清涼感溢れる口内に薬(マイスリーとリスミー)をぶち込んで布団へGO!!


えいえいお~!

2024年04月21日 23時55分06秒 | Weblog
9時半に起床。一旦6時に起きてしまうもエアコンの除湿をオンにしたら二度寝に成功。よく寝た。
最近湿度が高くて生きにくさを感じる。湿度は敵。


今日も高輪ゲートウェイ駅に上陸。


信号待ちの最中、ビル型神社を発見。
車町稲荷神社というらしい。珍しい。



来るのが遅くなって昨日、すでに閉門していた念願の泉岳寺へ。
行こうとすると雨が降ったり、閉まっていたりでなかなか縁がなかった泉岳寺。ずっと来たかった。




大石内蔵助良雄銅像。元禄羽織を身につけ、連判状を手にして東の空(江戸方向)をじっとにらんでいる姿を表したもの。
凛々しい。




本堂にお参り。がっしりとした造り。



境内にある血染めの梅、血染めの石。

浅野内匠頭が切腹した際に、その血がかかったと伝えられている梅と石。
X JAPANの「Rose of Pain」に出てくる薔薇みたいな感じかな。



首洗い井戸。

吉良上野介の首級をこの井戸水で洗い、主君の墓前に供え報告したところから「首洗い井戸」と呼ばれている。
来る前は「怖い~!!」って思っていたけど実際に見ると静かな興奮がわき起こった。


奥の方にある赤穂義士墓地へ。



300円でお線香を求め、ガイド付きで47人+αにあげてきた。








まずガイドさんに「推しはいますか?」と訊かれた。
アイドルかYO!!
いや、忠臣蔵についてはお正月にやっていたドラマで見る程度でよく知らない。
「あの、その、みんな愛おしい、ですね…、はい」と挙動不審気味に返答。完全に目が泳いでいたと思う。


最初にガイドさんが案内してくれたのは赤穂藩主浅野長矩のお墓。

江戸城松の廊下で吉良上野介義央を斬りつけた播州赤穂藩主。
その事件があったのが今日、4月21日(1703年)。323年前の今日。
何これ?運命!?

そしてすぐ近くにある浅野長矩の正室のお墓。
名は阿久里(あぐり/おくり)。
お墓の上の傘みたいなものは女性のお墓特有のものらしい。
夫の死後に落飾。瑤泉院と称した。




大石内蔵助のお墓。

45歳で切腹、私と大体同じぐらいの年齢かあ…。


わずか16歳で切腹した大石主税くんの話で泣き散らしたアカウントはこちらです。
ガイドのおじさんが困惑するぐらい泣いてしまった。
若い子の切腹とか、切なくて泣くしかない。
だってまだ高校生ぐらいだよ?

大石親子は人気があるので墓石の縁を削って持ち去る人が多く、墓石がフリルのようにヒラヒラしているとのこと。


本堂脇には主税梅という梅もある。
主税が切腹した松平隠岐守三田屋敷に植えられていた梅。



ガイドさんの説明で赤穂浪士、47人みんな愛おしく思えた。
AKB48みたいな結束力があったのかな。

切腹したので戒名はみんな頭に「刃」が付くのも印象深い。


忠臣蔵は沼りそうで避けてきたけど、これを機に触れてみるのもいいかな。

資料館もあるので今度来てみよう。

私が泉岳寺に来たいと思ったのはきっかけがある。
以前、心療内科のクマ医師が赤穂浪士について「欧米人は忠誠心とか切腹とか、理解できないんですよ」と言っていた。
赤穂浪士についてググったら泉岳寺がヒットして、「行きたいナ」と思い、10年後、やっと来られた。

2013年11月26日 ずっと・・・ねぇ、君


いや~、本当に来て良かった。

山門前にお土産屋さんがあり、THE観光地って感じでおもしろかった。



甘茶のお線香を買った。
本当に甘茶の香りするの!←仏教系の幼稚園出身なので甘茶の香りを知っている。





今日は築地本願寺にもお参りに行った。雨がぽつりぽつりと降ってきたので、長居せず。



築地から有楽町へ歩く途中で、お腹が空いたのでてんやへ。
桜海老天丼を食べた。
サクサクしてて超絶美味。鰆や筍といった旬のものを食べられて満足。





プルームカフェで一服。JTの会員証と端末を見せると無料でお茶が飲める。



気の向くまま各所を巡り、楽しい一日だった。
明日からまた仕事。

湿度に負けるな!
えいえいお~!←赤穂浪士の真似。



「旧安田楠雄邸で聴く 蓄音機の音色」

2024年04月20日 23時27分58秒 | Weblog
4/20(日)
8時に起きてしまう。せっかく早起きしたのだからと区立プールに行くことに。開館直後のプールは空いていたのだが、1時間後ぐらいには子連れのパパが押し寄せてきてけっこう混んでいた。
今日は25メートルをクロールで2往復できた。あとはビート板を使って適当に泳いでいた。
視界が水色に覆われ、自分が吐き出す泡の音しか聞こえない、しかも重力が10分の1の世界。そこに身を携えていると幸せを感じる。
プール⁼快楽、と脳が覚えてしまったので、帰り際、またお得な回数券を買ってしまった。

お風呂に入って化粧をして、千駄木へ。
須藤公園という公園を通過。
趣のある公園で小さな滝もある。さすが文京区。









少し歩いて旧安田楠雄邸へ。




3週間前に初めて来たのだけれども、とても居心地のいい邸宅。
今までなんで来なかったのかと悔いるほどには。


洋室で蓄音機を聴くイベントに参加。
前回ここに来たときに女性スタッフが教えてくれたので来てみた。
これが想像を遥かに上回る良いイベントだった。
大正時代の蓄音機から発せられる重みのある音色と外の鳥たちのさえずりのハーモニーを楽しめた。

【曲目】曲名/作者/演奏者
フーガ ト短調 / J・S・バッハ / Pf. O・サマロフ
「ある晴れた日に」(「蝶々夫人」より) / G・プッチーニ / Sp. G・ファーラー
ノクターン ホ短調 / F・ショパン / Vn. M・エルマン











和室も綺麗。


この岩の下に防空壕があるらしい。



二階予備室。


コデマリの生け花が風雅。



二階客間。
私の大好きな部屋。


つい3週間前は桜が綺麗だったのに。今、窓から見えるのは生まれたての新緑だ。










知り合ったおじさんと作家の五木寛之先生の話で盛り上がり、30分も畳の上で話し込んでしまった。
おじさんと別れて、千駄木駅へ。
講談社発祥の地を偶然見かけた。


今は講談社の社員寮。立派なマンション。




高輪ゲートウェイ駅に上陸。オープン時以来に来た。近未来的でキラキラしている。


泉岳寺に行ったのだが閉まっていた。残念。




Nスぺを見るべく早めに帰宅。


去年打ち上げに失敗したH3ロケットの原因究明と今年の打ち上げ成功までのドキュメンタリー。
プロジェクト責任者を務めた岡田匡史氏のプレッシャーを想像すると眩暈がする。
打ち上げを確認しながらH3ロケットに「頑張れ」と言ってて人間味を感じた。
今年9月に打ち上げが予定されていたMMXもH3ロケットの失敗の影響を受けて打ち上げが2年後になった。
ちょっと残念だけど楽しみに待っている。
はやぶさの命を引き継いだMMXの活躍を見ないと死ぬに死ねない。


今日はちょっと詰め込みすぎな1日だった。
ブログを書かずして早めに就寝。


菩薩すぎ

2024年04月19日 23時57分46秒 | Weblog
4/19(金)
心療内科デー。
待ち時間3時間15分。長い。
その前に駅そばで腹ごしらえ。
最近、この時間帯の店員さんはモデルのように美人なお姉さん。
お姉さんは私を見るとネギを多めに出してくれ、お礼を言うとはにかむ。
そばの美味しさもさるものながら、このようなやりとりがたまらない金曜日の夜。



待ち時間はひたすら「ロリータ・ファッション」(嶽本野ばら)を読む。
もうほとんど読んでしまって、あとがきも読んだのだがなんだか切なくなってしまった。
僕がいなくなってもこの本は国立国会図書館に残る…この本を手に取った未来の君へ、みたいな「遺書」めいたものが書いてあって、未来(100年後ぐらい後)のロリータさんがこと本を手に取って「これが嶽本野ばらという人の文章か」と思うことを想像し微笑ましく思うと同時に、その頃には私も野ばら先生もたぶんいなくて、そう考えると切なくなった。

でも思い出は死ぬときに持っていけないからねぇ。
生きている間、精いっぱい「今を楽しむ」ことに集中しようという考えに至った。



さて、診察。
クマ医師、マジで疲れていた。顔が土気色。
こういう時はこちらも状況説明を簡単にするようにしている。
といっても最近、平和すぎて何の悩みもないのだが。

「次回、順天堂へはいつ行くのですか?」とクマ医師。
クマ医師は専門外の私の病気にも寄り添ってくれる。
治療の後遺症で皮膚炎がひどい私。
膿の塊がなかなか消えないので、今日はスマホ画像でその様子を見せた。
「あー、なるほど」とクマ医師。
順天堂へは来月行く予定なのだが、その際、皮膚科に寄って飲み薬も処方してもらうべきと助言してくださった。
飲み薬は塗り薬よりも効果があるらしい。
毛細血管を通してダイレクトに炎症を鎮めてくれると教えてくれた。

「先生、専門外なのにすいません」と謝ると、「いいんですよ」と笑ってた。
クマ医師、菩薩すぎ。

今日はお薬、なし。
0時近くに帰宅。サッとシャワーを浴びて寝てしまう。


駄々漏れドーパミン

2024年04月18日 23時14分19秒 | Weblog
目覚まし時計が鳴る10分前だから中途覚醒の範疇ではないのかもだけど、大量の寝汗で目が覚めた。
迷わずエアコン(除湿)をオンにして、目覚ましが鳴るまで微睡んだ。
どんどん汗が乾くのが気持ちよかった。あのままもっと寝ていたかった。
これからもっと暑くなるのに、寝汗対策、どうしませう。
電気代を度外視し、躊躇わずに除湿をかけてQOLを向上させるべきか。
それともクマ医師に泣きついて新たな漢方薬を処方してもらおうか。
悩ましい。


昨日風呂に入れた吉熊はすっかり乾いていた。
綺麗になったね。
かわいい。


かわいいといえば、今日、後輩女子にセキセイインコをもらった。
「ゆらり ことり」というガチャで引当てたそうだ。


去年、某くんからもらったシマエナガちゃんとすっかり仲良し。



今日は黄砂が飛来しているので、可及的速やかに帰宅。
黄砂が飛ぶ日は目がしばしばするので早く帰宅したいのだ。

冷凍庫のお好み焼きとファミマの唐揚げで夕ご飯。

ファミマの唐揚げはもはや芸術的な美味しさ。
味付けの濃さ、脂身と肉のバランス、衣の香ばしさ、すべて良し。





先般、エッセイ「ロリータ・ファッション」を出された野ばら先生。

今月26日にはユリイカでの特集が発売される。

ユリイカ2024年5月号 特集=嶽本野ばら

発売前なのに、Amazonのカテゴリ 雑誌・逐次刊行物で1位!!



しかも今現在、売り切れ。
発売前なのに売り切れって何なんだ?
ま、私は「ロリータ・ファッション」のサイン会の日にジュンク堂で買うからいいかなと思っているのだが。
…売ってるよね?日本屈指の大型書店だもの。


来月には待望の映画「ハピネス」が上映される。

映画『ハピネス』本予告 <2024年5月17日(金)公開>



なんという野ばら祭りなのだ!
しぶとくノバラーやってて本当に良かった。

今ちょうど、「ロリータ・ファッション」を読み進めているところ。
今日も風呂で読んでいた←野ばら先生を神聖化している割に本の扱いが雑。

明日の心療内科の待合室でも読む予定。


「お手紙に何を書こうかな」「サイン会、何着て行こうかな」と悩むイベント前のこのひと時、そして好きな作家の本が目の前にある幸福。
ここ最近、ドーパミンが駄々洩れしている。


「虎に翼」

2024年04月17日 23時44分51秒 | Weblog
NHKの今期の朝ドラが面白い。
日本初の女性弁護士の一人・三淵嘉子さんがモデルの話で、主人公猪爪寅子を演じるのは伊藤沙莉。
私はテレビに出てくる人の顔を覚えるのがとても苦手なのだが、伊藤沙莉は「あ、あの子だ!」と分かる。
それは彼女が放つハスキーボイスが特徴的だからだ。
ドラマ「女王の教室」で子役を演じているときから、伊藤さんのハスキーボイスは存在感があった。
数年前に放送されたNHKの単発ドラマ「ももさんと7人のパパゲーノ」で主演を演じたときも「あ、伊藤さんだ」と分かった。
演技力が高いので「そのうち朝ドラのヒロインになるんじゃないかな」なんて思っていたらこの様。


今朝は寅子の大学の同級生・山田よねの生い立ちについての回。
男装の麗人みたいなよねさん。土居志央梨さんという女優が演じている。聡明で透明感があるたたずまいが素敵。
そんなよねさんの過去が壮絶すぎて、つい見入ってしまった。
子だくさんの貧農に生まれたよねさんは女であることを捨て、身売りから逃げて東京にいる姉(15歳で身売りされてた)を頼り、カフェーのボーイとして働くことになった。
姉が置屋で搾取されていることを知ったよねさんはカフェーの客の弁護士に体をゆだねるのと引き換えに代理人になってもらう。
しかし姉は男と失踪。
女性のための法科の専門部ができるという新聞記事を見たよねさんは「なめ腐ったやつらをたたきのめすことのできる力が欲しい」と決意。努力して大学に入った。

朝から絶句。
よねさんの回想で映画が1本作れそうだ。

寅子もじゅうぶん魅力的だが、男装の麗人・よねさん推しかな、私は。
男装の麗人、萌え。


そうそう、主題歌もとても良い。
洗練された曲調が耳馴染み良くて、ずっと聴いていたい。

米津玄師 - さよーならまたいつか! Kenshi Yonezu - Sayonara, Mata Itsuka !


歌詞もよく読んでみるとすごく良い。励まされる。

こんなに朝が楽しみになるほどの朝ドラは久々だ。




って朝ドラについて書いていたらこんな時間になってしまった!!

今日の夕ご飯はレトルトのご飯と中華丼。
あとファミマの唐揚げ。
まんぷくま。


ファミマの唐揚げはいつも温めてもらうのだが、外国人店員さんが適当すぎてたまによく温まっていないときがある。
「温めてください」とお願いするときは必ず彼らの目をじっと見るようにしている。


あと今日は吉熊を風呂に入れた。

ぷくぷくま。

(かわいい)

さ!寝よう。
明日も朝ドラが楽しみだ!

…吉熊、ちゃんと乾くかな。


お母さんっぽい男性

2024年04月16日 23時26分47秒 | Weblog
出勤時にテッセンが咲いているのを見かけた。

この花を見ると「嗚呼、もうすぐGWなんだよな」と思う。
空気も湿度を孕み、なんだかジメっとしている。
ついこの前、正月を迎えたばかりなのに。

仕事中、上司に「どう?」「何しているの?」「大丈夫?」と尋ねられる。
そこに大地讃頌ばりの母性を感じてしまった。
某くんや心療内科のクマ医師もそうなのだが「お母さんっぽい男性」とは安心して接することができる。
優しくて寄り添ってくれる、まるでお母さんみたいな男性。
母性由来の干渉が過度になるとウザいので、その辺のバランスが良いと長く付き合える気がする。個人的に。



夕食は王将のキムチ炒飯。

そしてジャストサイズの餃子。


キムチ炒飯の白菜がシャキシャキした食感がクセになる。
中毒性の高い味。

帰宅後、風呂と家事を済ませ母ヨーコたんとLINE通話。
「パパにリポビタンDを分け与えたのにお礼を言われない…」と母はモヤモヤしていた。
そう、クマパパは「何でも妻がやって当たり前」と思う傾向がある。
先述の「お母さんっぽい」とは真逆で、むしろ「お母さんに甘える男子」なのである。76歳だけど。
「でもパパは過干渉じゃないところがいいよね」という話に漂着。
終わり良ければ総て良し。


マニキュアが乾く間、野ばら先生の「ロリータ・ファッション」を読み進める。
本書の中で「キャンメイク」に就いて書かれた章があるので、勿論、キャンメイクのオーロラカラーでキメる。




キャンメイクのブランディングを紐解く野ばら先生。それが実に巧妙で論旨展開がうまい。
「キャンメイクってきゃわゆいよね」では終わらせない。
やっぱり作家なんだなと思う。


さて、マニキュアも乾いたことだし、寝てしまおう。