世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

「飾らなかった指輪」

2009年09月30日 23時17分49秒 | Weblog
De Beersがプロモーションを手掛けるForevermark
そのHPで林真理子先生の「飾らなかった指輪」を発見!

http://www.forevermark.com/ja-jp/The-World-of-Forevermark-/Precious-Collection/Precious-Stories/THE-RING-I-NEVER-WORE-BY-MARIKO-HAYASHI/Story/

迂闊にも読みはぐっていた作品だったので、非常にありがたい。わーい!
さっそく読んでみた。


バブル期に登場する贅沢な品々についての描写、これぞまさしく真理子先生節!
真理子先生の作品は殆ど読んでいて、文体のリズムが体に染み付いている。
読んでいて非常に心地よい。20分少々で読み終えた。


手に届きそうで届かなかったあの指輪(リーマンの年収以上の価格)。
その存在をバブル期の思い出と共に回想する派遣社員の独身OL京子(40歳)。
今、彼女の指に光るのは小さなダイヤモンドの指輪だ。
しかも自分で購入したものである。
それでも「自分は幸せ」と思える今の京子が、読んでいる自分と重なった。

時代的に「アッコちゃんの時代」を彷彿とさせる内容だった。
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さらば、長月

2009年09月30日 22時46分41秒 | Weblog
週の半ば、月末。
朝からてんてこ舞状態に陥る。
各部に溜まっている空トナーの回収の手配とか。地味にバタバタした。

あと、社内クレームの処理。
業者のミスで納品が遅れた。その件について、他部署の担当者の怒りの矛先がなぜか物品購入を担ううちの部署、…私に向けられた。

彼女曰く、「ミスした業者は、今すぐ品物を持ってきて詫びを入れるべき!呼んでよー」
とのこと。

んだんだ。
ごもっとも。
ごもっともなんだけれど、あなたが来るように電話をしてくださいよ。納品が遅れていたことに薄々気づきつつも、他人任せで何もアクションを起こさなかったあなたが悪いんじゃなくって?

と思ったけれども、疲れるだけなので「はい…はい」を繰り返していた。
その間、私の脳はスクリーンセーバー状態。
聞いている振りを女優ばりに演じていた。来年、アカデミー賞とか取れるかも!?
何とかなりそうなので良いんだが、それにしても彼女の怒りっぷりには圧巻だった。あの並々ならぬエネルギーは、いったいどこから湧いてくるんだろう。謎。
やれやれと思い、トイレへ。
手を洗いながら目の前の鏡を見てぞっとした。
明らかに、朝の化粧タイムよりも顔が老けてる。老けすぎ。何そのホウレイ皺?烏の足跡?艶の無い肌?
絶句…。
こうやって歳って取っていくんだね…と静かに鏡の中の自分に呟いた。

しかしタイムカードを打刻した瞬間に、嫌なことを一括してケロっと忘れる。

今日はお給料日~♪
寒くなってきたので秋物のお洋服をゲッチュ。
新しくできた喫茶店で、まったりんこ。

自分にご褒美(笑)


さて、明日から神無月。

気持ちを新たに頑張りませう。
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部屋とYシャツと苗字

2009年09月29日 23時00分18秒 | Weblog
書こうか書くまいか悩んだのだが。
だいぶ前にこの日記でも夫婦別姓について書いていたので、今回の件についての私見を書いておこう。そうしよう。

千葉景子法相は29日の毎日新聞などのインタビューで、婚姻時に夫婦が同姓・別姓を選択できる選択的夫婦別姓について「できるだけ早く成案を策定し、一番早ければ来年の通常国会での提案も視野にしたい」と述べ、民法改正案の早期提出に意欲を示した。(9月29日19時39分配信 毎日新聞)


こんなに早く夫婦別姓が現実的な話として浮上するとは思わなかった。
幼き頃から、「なぜ母は父の苗字と同じにしたんだろう」と不思議に思っていた。
「なんで?」
と数年前、母に訊いたら
「当時はそれが当たり前だった。何の疑問も持たなかった」
と回答された。

中学のときに流行った曲で「部屋とYシャツと私」っつーのがあった。田嶋陽子先生がお聴きになられたら卒倒しそうな内容の歌詞である。
公民を学習していた私は、1番の歌詞に引っ掛かったのを覚えている。今から考えると若干「中2病」的なのだが。
この夫婦は、婚姻届を提出する際に、どちらの姓を使用するかについて深く協議し、その上で妻は「あなたの苗字になる私」的ポジションになるという選択をしたのだろうか、それとも一悶着あったのだろうか、など。受験前、ラジオから流れてくるこの曲を聴く度に悶々としていた。

こんなことをツラツラと書くと「フェミニストか?」などと思われそうだが、そんなことはない。私は一般ピープル。過去に女子がどれだけ社会的に大変な目にあったなどということには、あまり興味がない。今の自分を考えるだけで精一杯。「昔の女の人って大変だったんだね」ぐらいにしか思わない。


「夫婦同姓」が、私が結婚したくない理由の何割かを占めていることはずっと自覚していた。
私は私でありたい、と思うからである。
ありがちな苗字だけれども、生まれたときから馴染んできたものを私は誰からも剥奪をされたくはないのである。
苗字が変わるだけで揺らぐ「私」だなんて、どんだけ脆いの?…と思われるかもしれない。
けれどもそれが私が思う「私」なのだから仕方がない。

では配偶者に自分の苗字を、という選択も生理的に嫌だ。
だいたい結婚指輪を嵌めたがらない私のような人間が、他人と苗字を共有したがるかっつーの。
なんで同じではないといけなかったんだろうか。苗字。
疑問である。

しかし、あれだ。

「別姓じゃないと嫌なのである」などという私みたいな女子を目の当たりにすると、殿方たちは一気に引いて寄ってこない(他の要因もあるとは思うが)。

引き潮。
散る蜘蛛の子。
そんな感じで、サッーといなくなる。

長々しく宣ってはみたものの、今回の法案…私みたいな独身主義者は蚊帳の外だということに今になって気付いた。

法案が変わろうが変わるまいが、頑固な独身主義者の気持ちは変わらないのである。
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闇に葬り去ろうとしたけれども

2009年09月29日 22時44分57秒 | Weblog
隣の席の後輩女子Cちゃんに話しかけた。

「〇〇さんからの電話、なかったよね?」
と。

ちょうどCちゃんは後輩男子タイスケくんとお話していたらしく、私の問いには答えなかった。

「…今の発言、なかったことにしよう…」
と、私は自らの少し過去を闇に葬り去ろうとして、パソコンに目を向けた。

そのとき。
私の前の吉熊上司が、クックックと笑いながら、
「無視された~」
と!

目撃されていた。
恥ずかしい!
こういうシチュエーションには慣れているけれども。
非常に恥ずかしい。

「すいません!〇〇さん(私)」
と謝るCちゃん、いとおかし。

今日も一日平和だった。
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ご利用は計画的に

2009年09月28日 22時21分47秒 | Weblog
給湯室で喉を潤そうと麦茶を飲んでいる最中、人事部の部長が入室してきた。
「暑いわねえ」

大会社の社長秘書をしていた彼女は、60歳を越えているのだが非常にアクティブだ。そして好奇心旺盛。
以前、私が喫煙しているのを目撃した彼女は、
「ねえ、亮子ちゃん。それ美味しいの?どんな味がするの?吸うとどんな気分になるのかしら?」
と真顔で訊いてきた。

で、お喋り好き。
今日も20分拉致@給湯室。

夏旅の感想について尋問された。
思い出すと切なくなるから、あまり思い出していなかった。
彼女は松山が好きらしい。
「良かったでしょ?松山」
彼女のオススメのホテルに宿泊したので、その感想を述べた。

あの眩しい夏の光に包まれた旅から、もう1ヶ月以上が経過する。
早いものだ。
「毎年、一人で計画を立てて一人で行くだなんて凄いわあ」
と、えらく感動された。
写真提出を求められたのだが…
景色と花とクマと自分満載なんだよな。
いいのか、アレで?


今日の日経平均株価は急落。
[東京 28日 ロイター] 東京株式市場で日経平均は大幅続落。前日比250円を超える下落となり、7月24日以来約2カ月ぶりに1万円を一時割り込んだ。

そうか。
あれからまだ2ヶ月しか経っていなかったんだ。

そう思うと時間の流れって本当に不思議。

私は、ぼんやりとしている生き物だと自認している。
日々、時間に流されがち。
なので時の流れの果てに後悔することが多い。
こんな生き方をしていたら、あっという間に年老いてしまう。
計画的に生きないとなあ。

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美意識の確立

2009年09月27日 22時58分50秒 | Weblog
新宿の高島屋で開催されているYOSHIKIジュエリー展示会に行く。
高額品にもかかわらず、バカ売れしているとのことを週刊新潮か何かの記事で知った。不景気知らず?


会場は綺麗な青に包まれており、ドラムを叩くYOSIKIの姿がモニターで流れていた。美しい!




吉熊はパネルのYOSHIKIに見入っていた。



どれも高額で、0が多い値札のオンパレード。
30,000,000円とか「いち、じゅう、ひゃく、せん…」と唱えてしまう。

ホワイトゴールドとSIクラスのダイヤをあしらったものが多かっただろうか。
ルビーも鳩の生き血色だったし、クオリティの高い石を使っているのが分かった。
「ART OF LIFE」をモチーフにした骸骨のペンダントなど、どの商品もとても斬新だった。
信念や美意識が確立している人って、やはり良いなあと思った次第。

昨年は確か1億2千万円のレッドダイヤのネックレスが展示されていたのだが、今年は3千万円(プラチナ製でブルーダイヤの目がはめ込まれた骸骨のペンダント)が最高額品らしい。

ガラスケースに食いついて見ていたら、店員さんに「4階のジュエリーサロン特設会場へ是非」って言われた。
…いやー、買えないって!
破産するって、マジで。
「破産に向かって」だって!

関係ないが、今宵は久々にV2「背徳の瞳~Eyes of Venus~」のビデオが見たくなった。
小室さんとYOSHIKIのコラボレーション。
なんて贅沢なのでせう。
小室さんの声で昇天。
V2 YOSHIKI



紀伊国屋書店をぶらぶら。
シャワー効果よろしく、まずは8階に上り、1階までの様々な棚を覗くのが好き。文芸書、児童書、写真集、色々なジャンルの本に手が伸びる。

お目当ての姜尚中さんの本を購入。
リーダーは半歩前を歩け 金大中というヒント

そしてサイン会整理券を無事ゲッチュ。



あの穏やかな口調、眼鏡…姜さん、萌え~。
ペラペラ捲ってみたら、「リヴァイアサンと昔の自民党は似ている」みたいなことが書かれていた。
来月2日のサイン会までに読み終えることができるかな。
あと、サイン会当日は経費の締め日だ。ノー残業なるのか。
頑張ろう~!

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「終わりなき旅」

2009年09月26日 23時36分49秒 | Weblog
一度だけ死のうと思ったことがある。
死の淵をなぞる様な生活を送る中で、私に一筋の光を見出してくれた曲がある。
それは「終わりなき旅」(Mr.children)だ。

友達の日記。
読んでいて、彼の苦しみが伝わってきた。
優しい人だから、きっと自らを責めてしまっているのだろう。
電話をかけたのだが、通じない。
先ほどから妙に落ち着かない。


ねえ、もう少し生きていこうよ。
あなたのいない世の中なんて、嫌だよ。

『誰の真似もすんな 君は君でいい
 生きる為のレシピなんてない ないさ』

Mr.children 終わりなき旅 [home tour 2007]
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シャットダウン!

2009年09月26日 22時46分13秒 | Weblog
マイミクあやみちゃん(中学時代からの友達)に二人目の赤さんが生まれた。
昨晩の陣痛発生時から気が気でなかった私。
あやみちゃん。
今夜はゆっくり休んでください。

今日は出勤日。
しかも朝っぱらから防災訓練。同じ部の殿方が、消火器の使い方の説明をし、119番との交信も実演。
消防「火災ですかッ?救急ですかッ?」
殿方「あの、訓練です」
消防「…ああ、…訓練ですかぁ…」
消防署の人の落胆が伝わってきて、一同失笑。


夕方、●●●ィ~(部長)に呼び止められた。
「アナタの大学から、OGによる講演会の公演依頼がきたのですが、どうします?」
と言われた。
人事部を通して、出身大学のパーティーには行った事はあるが、講演会となると何かしら喋らなければならないっぽい。
それって無理じゃね?
仕事を語れと言われても、言えないようなこと(社外秘)をやっているし。
「何も語ることがないのです」
と断ったら、●●●ィ~はニヒルに笑って去っていった。
自分の無能さを思い知った。


「土曜日の出勤ってどうしてこんなに疲れるんだろ」
と吉熊上司がぽつりと呟いた。
本当にそう思う。
18時過ぎには、
「パソコン、シャットダウン!」(吉熊上司)
「シャットダウン!」(後輩女子&私)
とパソコンをシャットダウンしてさっさと帰る我々だった。

社長が出張から帰ってきた。
しかも気付けば月末!
週明けから多忙になる悪寒。
明日の休みを利用して、しっかりと疲れを取ろう。

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恋について

2009年09月25日 22時36分03秒 | Weblog
恋に落ちる瞬間って、ある。
そう、恋はするものなのではなくて、落ちるものなのである。
恋に落ちるということは、「この人のこと、好きなのかも」という自覚がじんわりと胸の奥底から湧き出てくるあの瞬間の、あの気持ちだと久々に思った。
そうすっと、まるで自分だけが自由落下の中にいるような、なにか大きな力で吸い込まれていくような、「自分が自分じゃなくなる」的心理状況に陥るのである。

そんな体験は全くもってご無沙汰な私。
昔は妄想でこんな詩やらあんな詩やらをしたためていたのに。
もう、妄想力も限界値に達したらしい。

奥さまとの馴れ初めが少しだけ描かれている友達の日記を読みながら、昼休み、ひらすら恋について考えていた。

みんな、恋に落ちているのだろうか。
こんなに長い間、恋に落ちていないのって、私だけなのではないだろうか。

「落ちてたまるか、こんちきしょーめ!てやんでぃ~ばろー、ちくしょう!!!」
と頑なに恋愛を拒んでいる反面、己についてスイミーみたいな特異性を自覚してしまうと、なんだか不安になってしまうチキンなオレ。

百人一首に詠まれている歌だって、43首、約半分が恋の歌なのである。どうやら恋というものは人々の生活に密接にあるものっぽい。

そんなことを喫煙所で煙を吐きつつ悶々と考え、午後の業務に突入。
後輩女子Cちゃんと和気藹々と什器備品の管理に勤しんでいたら、副社長から電話が来た。
「あのぉー、あれだよ。なぁ。おぃ。〇〇表をこさえてくれや」

「こさえる」って…。
戦前生まれの彼が使う言葉は、若干古文ちっくである。

その一本の電話で午後の計画が狂っていった。

「こさえたもの」を彼に持っていったのだが、彼の思っていたものと違っていてガッカリされた。承るときに確認したんだが。

「…でも、まぁこれも使えるかなぁー。なぁ?」
と慰められた。
結局、吉熊上司のアドバイスで〇〇表は他部署に振ったのだが、なんとも…。

恋に落ちてない生活に不満もなければ、これらの仕事にも不満がない。
結局、今は安定しているということなのだろう。

怖いあの副社長も恋に落ちたことがあったのだろうか。
彼の眼鏡とかを回想し、まじまじと考えてしまう。


(別に副社長に恋をしているわけではないです。あしからず)
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自然の摂理

2009年09月25日 22時35分18秒 | Weblog
母方の祖父は私が大学4年生の秋に亡くなった。秋の日溜まりのような穏やかな人だった。通信簿を見せに訪ねると必ず本を買ってくれた。

彼が亡くなったとき、父っ子だった母の悲しみはそのまま私の悲しみとなった。
足尾銅山観光で暗い銅山内を一緒に歩いた7歳の夏。握ったお祖父ちゃんの手のぬくもりやポマードの匂いを私は忘れないだろう。

就職した初夏。
私はある事件に巻き込まれる寸前という状況に陥った。
でも助かった。
お祖父ちゃんが私を守ってくれた…根拠はないのだが、なぜだかそう強く思う。

母の姉はとても美人な人だった。笑うと品のある目鼻が桜のように舞うようであった。たぶん親族では一番容姿に恵まれた人だったのではないだろうか。
でも15年前、癌で亡くなってしまった。

祖父が末期癌の叔母を見舞いに行ったとき。
叔母は
「(遠くまでこさせてしまって)(こんな風になってしまって)…ごめんね」
と謝った。

祖父はただ静かに
「いいんだよ…」
と言ったらしい。

弱った娘を前にして、どれほど苦しかったのだろうか。お祖父ちゃん。


叔母、祖父母も亡くなってしまった。
母と母の兄は疎遠な関係にある。

一つの団欒が、時とともに無くなっていく切なさが、なぜか今日、強く強く私に押し寄せてきた。

私の実家の団欒も、いつか自然の摂理で崩壊していくのだと思うと、怖くて切なくて、死んでしまいそうになる。
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睹馳惡妬女(とちおとめ)レンジャー

2009年09月24日 22時19分17秒 | Weblog
明日は後輩女子Aちゃんの誕生日。
うちの部署には私の他に栃木県出身者が2人いる。
CちゃんとAちゃん。いずれも後輩だ。
我々3人で「睹馳惡妬女(とちおとめ)レンジャー」を地味に結成している。
合言葉は「いきいき栃木っこ」


Cちゃんもそうなのだが、Aちゃんの気遣いっぷりには本当に脱帽してしまう。
…自分が若いとき。
あんな風にテキパキと仕事をしていただろうか。
頼まれごとをされたとき、あんな風に笑顔で「はい!」と返事ができていただろうか。


今、プレゼントに添付するメッセージカードをしたためたところ。
喜んでくれるかなあ。
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お説教?

2009年09月24日 21時37分17秒 | Weblog
小室哲哉 のりピーにチクリ“お説教”
9月24日9時15分配信 デイリースポーツ
音楽プロデューサー・小室哲哉(50)=詐欺罪で有罪確定=が23日、都内の書店で著書「罪と音楽」(幻冬舎刊)の発売記念のイベントに登場。「この本は頑張ります、必ずやります、という所信表明」とあらためて出直しを誓った。また、酒井法子被告(38)の覚せい剤事件について「注目されたいから芸能人になったのだから、公でも私でも責任がある」と述べ、自らの罪を重ねながら、のりピーに“お説教”も繰り出した。


この様子を観たのだが、いったいどこをどう解釈したら「お説教」になるんだ?

大辞泉によると、

せっ‐きょう〔‐ケウ〕【説教】
[名](スル)
1 宗教の教義・教典を、信者などに、口頭で説き明かすこと。また、その話。「牧師が礼拝で―する」
2 教え導くために言い聞かせること。また、堅苦しい教訓をいう語。「親に―される」

なんだってさ。
1もに2にも該当していないのでは?

記者が酒井法子についての質問を投げかけたから、小室さんは自分の考えを発言しただけではないか。
酒井法子に「説き明かすこと」も「教え導くために言い聞かせること」もしていない。
それなのに、「お説教」という表現で括られてしまう。

どうせ、「(犯罪者の)お前が言うな!」という大衆の感情を引き出そうと、面白可笑しく書いたんだろうけれども、朝から本当にムカっ腹が立った。


「罪と音楽」読了。
小室さんの「声」を初めて聞いた気がした。
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祭日出勤

2009年09月23日 21時38分25秒 | Weblog
祭日なのに出勤。
今まで土曜出勤はあったのだが、社内暦的には初の試みである祭日出勤。
年中無休な店舗を抱えている会社なので仕方がない。
役員さんもみんな普通どおりに仕事をしている。

朝礼前、整列をしている私に●●●ィ~(部長)が
「お彼岸に食べるのは御萩でしたっけ?牡丹餅でしたっけ?フフッ」
と耳打ちしてきた。
…いきなり何?
知らないよー。

そういえば、御萩ってもう何年も食していない。
だいたい、米に餡をトッピングさせちゃうだなんて、発案した人の味覚を疑いたくなってしまう。酢豚にパイナップル、メロンに生ハムも然り。最初にやりはじめた人の意図とかコンセプトとかを明確に知りたい。

ということで、お彼岸にはたぶん御萩と答えた(正解?というか違いって何?お彼岸の「ぼたもち」「おはぎ」どう違う?)。


株式市場はお休みなので、その分、気分的に楽だった。
円相場は1$=90円台。
「要因は、ニュージーランド証券取引所が…云々」とは後輩男子タイスケくんの論。ふーん。

午後は後輩女子Cちゃんと社内の備品管理の旅へいく。
といってもメインはCちゃん。

私から彼女に世代交代した仕事。
ちゃんとあの仕事を自分のモノにしている…なんて心強いのだろう。
同県人として誇りに思う。

如何せん、他部署の協力が不可欠な業務なので、二人とも手揉みをしながら社内を行脚し、所属長を回った。
私もCちゃんもぐったり…。

「今夜はゆっくり休みましょう」
と互いに言い合いながらタイムカードを打刻した。

なんか、今、甘いものが食べたい。
お萩か牡丹餅(餡の部分のみ)みたいな和菓子が。
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家族全員集合~♪

2009年09月22日 23時09分00秒 | Weblog
昨夜の終電で妹・芋子も帰省した。
芋子からチョコレートをもらう吉熊。嬉しそう。


今日は昼過ぎに両親と芋子と一緒に真岡の井頭公園へお出掛けをした。


この公園には大きな池がある。そこの鯉に餌付けをするのが父の楽しみだ。ちょっと嬉しそうな笑みを浮かべながらパン屑を池に投げ入れていた父…怪しい。

ゴフッ…ゴフ…という音を立てながら鯉たちは鯉の上に我先にというような感じで乗っかり、餌に食いついていた。たまに目とかイッちゃっている鯉とかいて怖い…。

暫く歩いているとアヒルさんたちに遭遇。アフラック!
やはり餌をねだられる。
出し惜しみをすると「ガァ!」
とご立腹になるアヒルさん。




動物大好き母ヨーコたんは怖がらずに餌を与えていた。
ムツゴロウさん状態。


バラ園では秋バラが少しだけ咲いていた。春よりも小振りなのだけれども、どのバラもとても高貴で美しい。綺麗なものを見ていると幸せな気分になる。

マチルダ


ストロベリーアイス


良い香りにうっとり~。


夕御飯は雀宮の鉄板焼店で。


実は、大学の4年間、ここでバイトをしていた。
家では包丁一つ触らない私が、昔取った杵柄で鉄板焼を焼いている様子に、家族一同感動の嵐。
写真のフラッシュが、まるで酒井法子の記者会見のようだった。
そりゃ4年間も肉を切ったり焼いたりしていたのだから体に染み付くっつーの。




お好み焼きも焼けちゃったりする。


弟もやってきて賑やかな宴となった。
餓えている弟は肉をあっという間に食していた。さっきの鯉やアヒルのようである。
ワイルドな感じの弟…あまり話したことがないが、最近やけに可愛く感じる。


夜9時前の電車で帰京。
名残惜しくて、帰る時間が当初の予定よりも延びに延びてしまった。
家族会議が開催されるのだと覚悟をしつつの帰省だったが、結局、何も起こらなかった。…良かった。

2ヶ月ぶりの帰省で、心身ともにリフレッシュできた。

荒川を越えるとき。恒例のギアチェンジをする。
娘モードから社会人モードへ。

さて、明日からも頑張りましょうか。
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Hallelujah

2009年09月21日 23時59分46秒 | Weblog
「亮ちゃん、一つずつ覚えていきましょうね」
と母に言われた。
私の素行が目につくらしく、彼女の中で亮子矯正プログラミングが作動したらしい。

トイレのスリッパの脱ぎ方。
使用後のドライヤーのしまい方。

ロッテンマイヤーさん的指導である。
31歳にもなって、こんなにだらしない娘でスマソ。

夕御飯はけんちん汁。
THEおふくろの味。


父が出張から帰ってきた。
北海道の土産話を楽しみにしていたのだが、どうも元気がない父。疲れているのだろうか。
自分自身にお土産を買ったそうで見せてくれた。


鉄棒にぶら下がっている哀愁漂うオヤジ人形が、電気と磁石の力で回転し続けるという、なんとも地味なおもちゃである。
数ある北海道グッズの中から、どうしてこれをチョイスしたのだろうか。
「パパ…ホテルの土産屋でこれを見たとき、涙がでちゃったんだ」
と、哀愁を漂わせながら言っていた。

思い立ったので、私と母でカラオケに~♪
夜7時半から4時間半も二人で熱唱。

母は「ハナミズキ」「魔法の鏡」を、私は「ぼくはくま」「I'm proud」などを熱唱。
私が歌ったタテタカコの「ワスレナグサ」に母が興味を示したのは意外だった。

途中から、ヘンデル作「ハレルヤ(全能の主なる神は統べたまえり)」の特訓を始める。
私は中学時代に、この曲を合唱コンクールで歌った。また母も高校時代に歌ったそうだ。
Hallelujah


私→ソプラノ
母→アルト、テノール、バス
母の負担、多すぎ。

「For the Lord God Omnipotent reigneth
 Hallelujah! Hallelujah!」
血相を変え、そして額に青筋を立てながら歌っていた我々には、きっと物々しい雰囲気が漂っていたに違いない。

帰宅時には二人とも声がガラガラ…。
0時の帰宅になりましたとさ。
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