世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

良いお年を

2014年12月31日 16時49分51秒 | Weblog
昼まで寝て、慌ただしく支度を終えて、宇都宮の実家に向かっているなう。

今年もお世話になりました。
皆様、良いお年を。

※コメント返信が遅くなるかもしれません。
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仕事納め

2014年12月30日 23時23分57秒 | Weblog
やっと仕事納め。納まった。・・・納めてきた。ふー。

昨日から今日にかけて、疲れがピークで、もう本当にダメだと思った。

しかし今日も午後から大掃除!!
クマさんエプロンを装着し、給湯室の冷蔵庫の霜取りをした。
自分の持ち場を終えて後輩女子Cちゃんの持ち場に行ったのだが、彼女は霜取りで苦心しているっぽかった。
「貸してみなはれ」
と彼女からヘラを受け取り、Xファンのようにヘッドバッキングしながら霜と戦った結果・・・大きな氷の塊がごっそりと取れた。
き・・・気持ちいい。
まるで日焼けした後の皮を剥いているとき、大きな面積の皮がするすると取れたあの感覚に似ている。快感。

「わあああ!○○さん!すごーいですぅ!さすがです」
と喜ぶCちゃんに
「だてに歳は食ってないさ。礼はいらねえ」
とカッコよさげに言ってみた。

このようなことを実家の人々に話しても、おそらく信じてはもらえないだろう。
台所に立つことも稀なのに、
「亮子が霜取り!」
である。
しかも後輩から憧憬の眼差しを受けるって・・・これはCNNで放送されても可笑しくないレヴェルかもしれない。


霜取りを終え、自分の机を磨く。
埃をふき取り、クリーナーでぴっかぴかにした。

大掃除後は定時まで支払いの締めを進め、定時の鐘が鳴ったら社長のお話を聞き、各部の皆さんと挨拶を交わす。
業者からいただくカレンダーの争奪戦同様、当社の恒例行事である。

喫煙所で一服していると、すでに帰宅の支度を終えた吉熊上司が「良いお年を!じゃ!!」と言って立ち去った。
本当、この一年も、吉熊上司には大変お世話になった。
制服業務が私のところにやってきてイライラしている私を宥め、そして相談に乗ってくれた。
「~したいんですがいいですか?」
という私の問いに逐一、真摯に向き合ってくれたのである。
彼だってプロジェクトを抱えて忙しいのに。
・・・当社で一番の素晴らしい上司だと思う。

そして、今年も同僚といっぱい笑いあえた。
先日、2014年をブログを読み返しながら辿ってみたのだが、忘れかけている日常のほんの些細な出来事こそがとても愛おしいと思えた。
色々あったけど、終わりよければ全て良し。


社会人歴14年。
来年は15年目に突入する。
来年はもう一歩踏み込んだ仕事(皆から感謝される仕事)を成し得たい。


今日も自分にご褒美!!
つけ麺を食した。

吉熊も一年間、同伴出勤、お疲れさま。ありがとう。





一点を見つめる

2014年12月29日 22時46分13秒 | Weblog
夢のような昨日(第九&イルミネーション)から明けて今日も仕事。
・・・朝、なかなか起きられないので困る。眠い。
15日から2日しか休んでいない。

年末になると他部署の女性の先輩が「疲れた」とよくぼやいていた。
まだ25歳の自分には理解できなかったが、あの頃の先輩の年齢を3歳ほど超えた今ならば分かる。
疲れた・・・。

今日は午後から大掃除をした。
私と後輩女子Cちゃんは、私の受け持つ制服の部屋を掃除。
今年の三月より制服管理業務を仰せつかった私が与えられた部屋だ。
といっても大量の制服が掛かっているだけなのだが。
Cちゃんにはハンガーの整理を、私は掃除機で床を掃除した。

掃除機かけを終えてCちゃんと合流。
彼女のおかげでとてもきれいになった。ありがとう。

夕方からは支払いの締め業務なり何なりをし、定時に後輩女子Cちゃんと退社。
毎年のことだが、実家の雑煮について熱く語る。
Cちゃんの実家の雑煮は汁が透き通っているらしい。
うちの実家の雑煮は、ほぼけんちん汁の様相を呈しており、なるとまで混入している。
同じ栃木県なのにこの違いは何だろう。不思議。

そして、互いに「疲れたー」「疲れましたー」を連発し、最後は「明日は仕事納めだからもう少し頑張ろう」と励まし合って別れた。

帰宅後、気付いたら買ってきたご飯を床に置いたまま一点を見つめていた。
指一本動かすのもしんどい。
・・・今夜は早く寝よう。

といいつつ、本をちら読みしてしまう悪い癖。

最近、髪を乾かした後から寝る前に読む本。
「宙の名前」
読むプラネタリウムに癒されている。


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煌く街

2014年12月28日 23時44分24秒 | Weblog
第九を堪能した後は丸の内へ。
イルミネーションを楽しんだ。

東京駅に到着。
東京ミチテラスを見る人の長蛇の列にびっくり。


ではビジネス街を闊歩することにしよう。
仙台の光のページェントに似ている。





シマウマのオブジェ。


よく分からないが皆が撮影していたオブジェ。




吉熊、大はしゃぎ!

(タキシードからセーターに着替えさせた)

三菱一号館美術館の庭。


レトロシックな美術館との魅惑のコラボ。


まるで自分がドラマの主人公になったかのよう。・・・うっとり。


母が大好きな一保堂のお茶屋さんを発見。


バカラのショーウインドーに招き猫がいた。
キラキラと光を放っていてとても綺麗だった。


トコトコと歩いて、銀座へと。


ブルガリのお店。


プランタンをぶらぶらして有楽町駅に到着。
交通会館のイルミネーションもゴージャスで目を見張るものがある。


丸の内、銀座は歩いているだけでも楽しい。

一日だけのお休みだったがとてもリフレッシュできた♪
あと二日会社に行けば冬休みが待っている。
頑張れ、自分。


炎の第九

2014年12月28日 23時07分36秒 | Weblog
今年も第九を堪能。



会場:東京芸術劇場コンサートホール
指揮者:小林研一郎[桂冠名誉指揮者]

出演者
ソプラノ:市原愛
アルト:栗林朋子
テノール:錦織健
バス:青戸知
合唱:日本フィルハーモニー協会合唱団
オルガン:長井浩美

プログラム
J.S.バッハ:目覚めよと呼ばわる声す
J.S.バッハ:トッカータとフーガニ短調BWV.565
ベートーヴェン:交響曲第9番《合唱》

初めて第九を全部聴いたのは小学校5年生のとき。父からもらったカセットテープで聴いた。
いつか生で聴いてみたいと思っていて、念願が叶って生オケで聴いたのが19歳のときだった。
以来、ほぼ毎年聴いているのだが、やはりコバケンがタクトを振るう炎の第九をチョイスしてしまう。
今年も頑張って入魂のS席をゲット。晩夏から超首を長くして今日の日を楽しみにしていた。


前座のパイプオルガン。
「目覚めよと呼ばわる声す」は、バッハのなかでも一番好きな曲なので嬉しかった。今日の演奏は少しゆっくり目だった気がする。あの曲全体が醸し出す軽やかな音色で多幸感MAX。極上の癒しを感じた。
「トッカータとフーガニ短調BWV.565」はお馴染み、鼻から牛乳~のアレである。めくるめく旋律にくらくらした。

いつも思うのだが、建造物みたいな楽器を演奏するパイプオルガン奏者ってかっこいい。
しかも衣装は皆に背を向けるため、背中のデザインが凝っていたり、足を動かすために前の部分が割れていたり、非日常的な部分がたくさんあって惹かれる。



15分の休憩を挟んで日フィル&合唱&コバケン登場。拍手が沸き起こる。

第一楽章、音が生まれてくる部分のあの緊張感をどう表現したらよいのだろう。
まるでコバケンが振るうタクトから音が湧き出てくるようだ。
今年は宇宙関連の講演会に幾度となく行った。そこで「ビッグバン」という言葉を立て続けに聞いたせいか、この部分で宇宙の誕生を感じた。

第二楽章、ティンパニー、GJ!
座席がソプラノ寄りの前から4列目だったのでティンパニーの連打がお腹の奥まで響いた。
リズミカルでおもしろい旋律。

第三楽章、ゆったりとした曲なので、α波が大放出。毎年、歳末連続出勤の疲れがこの旋律で癒されている。
コバケンの唸り声が特に目立つ。

第四楽章…キター!
弦楽器があの主旋律を静謐に奏でる。…嗚呼、今年もこれを聴けて結局幸せな一年だったじゃんと思う。
特にソプラノが超音波みたいな音を出す部分では鳥肌が立ってしまった。

コバケンが座席後方にタクトを振るうと音の塊がそこに着地するかのようで、まるでマジックを見ている気分だった。
また、良い演奏をするとコバケンがタクトを握っていない手でOKサインを出しているのもちゃんと目撃できた。
ソリストの強くてしなやかな声も素晴らしかった。

最後の「funken!」で昇天。
その瞬間、私の中で2014年が弾け飛んだ。
酸いも甘いも感じた一年が泡沫になって音色とともに消えた。

最後にコバケンからスピーチ。
「来年もお会いしましょう。良いお歳を」

吉熊、きちんと正装。


今年も素晴らしい第九を聴くことができて感激だ。
生きていて良かった。
来年も清々しい気持ちで第九を聴けるよう、こぴっと働こうと思う。


前夜♪

2014年12月27日 21時14分40秒 | Weblog
6日連続出勤2週目、終了!!
体力の限界(By千代の富士)。さすがに疲れた。


目の前に座っている吉熊上司は我々の頭上にあるエアコンの噴出口からの冷風に当たって風邪をお引きになった模様。
設定温度22度っておかしくないか。体調を悪くしてまでも節電ってする意味があるのだろうか。謎。
私はマフラーをして凌いだ。

一昨日までクリスマス一色だったのに、今朝見た通勤路にある寿司屋の店頭には門松が設置されていた。
既に迎春体制、ばっちり。


この秋から喫煙所は非常階段になった。各自コートなどの上着を羽織って紫煙を吹かしているわけだが、吉熊はN係長のパーカー部分にインしてた。居心地が良かったらしい。


帰りに自分にご褒美ということで餃子を食して帰った。
餃子を食べているときが一番幸せ。



さあて、明日はいよいよ待ちに待った第九のコンサート♪
コバケンこと小林研一郎氏が指揮を振るう「炎の第九」である。
これを聴かないと年は越せない。

楽しみ!

Beethoven's 9th: Czech Philharmonic Part4




2014年を振り返る

2014年12月26日 20時32分33秒 | Weblog
年始に引いた御神籤は大吉だった。



まず年始から修理での大きな出費。
パソコンと愛用しているバッグ(ヴィトンのルコ)が立て続けに壊れて修理に出すという惨事に遭遇。


しかもちょうどその時期に他部署絡みの厄介なことに巻き込まれてメンタル大打撃。
大吉、嘘だったのかよ・・・と嘆くことが多々あった。
では本当にダメな一年だったのだろうかと、じっくりと思い返してみる。


★旅行
会社の同僚と熱海に行った。



夏旅(一人旅)は東北へ
花巻→弘前→秋田の4泊5日

花巻で宮沢賢治が愛した天そば&三ツ矢サイダーを堪能。





人生二度目の弘前。




金魚ねぷたゲット!


前々から行きたかった永山則夫が育った板柳にも行けた。


念願の十二湖。


五能線ラブ。


泣く子はいねが~。


阿仁温泉でクマの剥製と戯れた。


くまくま園




10月には妹とディズニーシーへ。潮見で一泊。


翌日は銀座でランチビュッフェ






★読書
姫野カオルコ先生、直木賞おめでとうございます。


嶽本野ばら先生の「金脈」「星のアリスさま」「傲慢な婚活」「通り魔」
「凍河」(五木寛之)、「猫と魚、あたしと恋」(柴田よしき)、「紙の月」(角田光代)
その他諸々の作品を読んだ。


★展覧会
「人間国宝展」


「クリーブランド国宝展」



「栄西と建仁寺展」



「世紀の日本画展」



「バルテュス展」


「台北 國立故宮博物院展」


白菜も良かったが「人と熊」に興奮。



「石田徹也展-ノート、夢のしるし」

つい先日観たドラマのエンディングに石田徹也の絵が使われていて眼が釘付けになった。



「石の世界と宮沢賢治」



「医は仁術展」



「橋本コレクション展」



「宇宙展」



「日本国宝展」




★異常気象
台風、雪が多かった。






★花
「上野 ぼたん祭り」


「湯島天神 梅祭り」


新宿御苑で梅を散策


近所の桜


蓮田の桜


与野公園の薔薇




旧古河邸庭園の薔薇


飛鳥山公園の紫陽花




会社の階段に生けられた珍しい青い薔薇


巾着田の曼珠沙華




会社の隣の公園の金木犀



実家の秋明菊


旧古河邸庭園の秋薔薇


「湯島天神 菊祭り」




★宇宙
プラネタリウム作品「ALMA まだ見ぬ宇宙へ」でアルマに胸キュン。


JAXA相模原キャンパスを散策


隣の博物館で「HAYABUSA2 -RETURN TO THE UNIVERSE-」を観た。



国立科学博物館に常設されることになったイトカワの欠片を観に行くために年パスを購入。


皆既月食を撮影



8月には科学技術館で吉川真先生によるはやぶさ2のお話を聞けた。



「宇宙に挑む人類の眼 アルマ望遠鏡プロジェクト展」



12月はやぶさ2打ち上げ


また12月は3つの講演会に行った。
公開講座「HAYABUSAからHAYABUSA 2へ」
「第2回宇宙講演会」
「クール・ユニバース~アルマ望遠鏡でたどる私たちのルーツ」



★その他
3月、妹が家に遊びに来た!


4月、実家の建替え完了




5月、高校の先輩・野々口殿と初対面。お土産はオシャレなクマのシール。


8月、わたと近所のショッピングセンターから見上げた花火





同僚女子と夏祭りからの飲み会







9月、職場の先輩とサンシャインの水族館へ。その後10年ぶりにサシで飲んだ。








11月、マイミクで大学時代からの友達ハナちゃんと熊谷で飲んだ。会うのは5年ぶり。



まずりん「独身OLのすべて」にハマった。
http://www.moae.jp/comic/dokushinol


★ドラマ
「花子とアン」の伝助に萌えた


「紙の月」は原作を先に読んだのだがドラマも面白かった。


★勉強
国際秘書検定に向けて勉強中。



★おしゃれ
小保方さんを真似たSTAP巻き


半年に一度の縮毛矯正(Mr.ハビット)



マキアージュのアイシャドー、GJ!



マニキュアは赤色をよく使用していた。


新大久保でシートパックを大人買い。




★音楽
10月に華原朋美のコンサートへ行き、朋ちゃんへの愛が再燃。


年始に観た「かぐや姫の物語」の中の「天人の音楽」は、ほぼ毎日聴いた。

恋チュンの平安バージョンもよく聴いた。
恋ひたる辻占煎餅(フル)- AKB48 恋するフォーチュンクッキー平安ver 初音ミク



★仕事
同じ部のパートさんが辞めたことにより、制服管理の業務が増えた。
まだまだ過大は山積み。

今年も東証に数回行った。



・・・と回想するといいこともいっぱいあった!
大吉は嘘じゃなかった。
ただ前半に嫌なことが偶々重なっただけ。

来年も良い一年でありますように。

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うっすらと

2014年12月26日 20時16分49秒 | Weblog
遠隔地に出張に出ていた上司たちからお土産をいただいた。


最近、吉熊は寒い寒いと言うので、あったか仕様。
これは8年ほど前に母が地元のショッピングセンターで買ってくれたフード付きセーター。
着用させる度に「嗚呼、吉熊はなんて可愛いのだろう」と恍惚の表情を浮かべてしまう私である。

来年の春で吉熊とは12年の仲になる。
どこでも、いつでも一緒。
可愛くて可愛くて仕方がない。
よくぞ私のところに来てくれたと、いつも神様に感謝している。

世間では今日が仕事納めという会社が多いらしいが、私は明日も出勤。
29,30日も仕事。
しかしうっすらと31日からの冬休みが見えはじめて来ている・・・!
体力的に限界に近いが、あともう少し。

頑張ろう。



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クマクマ クリスマス会

2014年12月25日 23時24分17秒 | Weblog
振休明けの吉熊上司・後輩男女が職場に出勤!
この一週間近く、彼らは店舗の販売応援に出ていた。私は本社で留守番。
それぞれの店でのエピソードを話し合い、笑いが起きる。
そうそう、この環境。
これじゃないと経営管理室じゃない。


帰りは後輩女子Cちゃんと一緒。
去年のクリスマスに、ケーキ屋に寄ったら長蛇の列で、しかもアベックに包囲されたエピソードを話した。
そしたらCちゃんは
「そういうときは自爆テロを起こさないとダメです!」
と言うじゃな~い。
「でもそれってアベックを巻き込んじゃうわけ?」
と聞くと
「そうです!リア充爆発っ!!」
と言う。
・・・この子、超かわいいんだけどたまに毒舌を吐くからおもしろい。
そして彼女は昨日旦那さんと焼肉ディナーだっつーんだから、もうね、私、焼肉屋で自爆テロを起こしちゃうぞーとね、思っちゃうわけ。過激派組織になっちゃうぞーとね・・・あは。

爆笑しながら帰り、今日も寒さを感じないで帰れた。

ケーキ店に寄ると客数は疎らで安心。爆発しなくて済んだ。
色々なケーキがあるが、苺のショートケーキをチョイス。
大学時代、ケーキ店でバイトをしていたCちゃんは、クリスマス時期は朝5時に出勤してひたすらケーキに苺を飾ったのだそうだ。

「さあ帰ったよ」
と箱を片手に部屋に入るとクマたちがそばにわらわらと寄ってきた。

クマたちとクリスマス会を開催~♪
ちょうど退職されたI江姐さんからツリー型クリスマスカードも届いたので華やかな食卓になった。

貪るクマたち。


これが噂の苺か。
早朝出勤、乙。

普段甘いものは自粛しているのだが、やっぱりケーキは美味しいなと思った。


そんなこんなで今年も無事に国民行事クリスマスに参加できた。満足。



クリスマスイブ@心療内科

2014年12月25日 22時47分10秒 | Weblog
12/24心療内科デー

待ち時間は結局5時間半強。名前を呼ばれたのは0時10分…。聖なる夜の長期戦になってしまった。
読書したりスマホをいじったりして過ごした。

診察は、「2014年を振り返る withクマ医師」という感じ。

年始から色々とあった私のこの一年。
苦悩の連続だった。
「でも、そういうときに先生の声が聞こえてくるんですよ。『それは直接本人に言われたのですか?』ですとか『じゃあ、あなたは悪くないですよね?』ですとか。・・・妄想心療内科を勝手に展開して乗り切っていました」
ということを報告。

クマ医師は、
「そう仰っていただけると、私も嬉しいです」
と満面の笑みで言った。
そして
「この一年のあなたはよくやっていたと思いますよ。悩みを私にぶつけてくるんじゃなくて、報告が多かったですよね」
とも付け加えた。
自分の置かれていることの事実のみを抽出できるようになったこと、冷静に尚且つ客観的に考えられるようになったことも褒められた。

「それは自身をマネジメントできているということでしょうか?」
と尋ねると、そうだとのこと。

クマ医師の認知行動療法で、「自分はこう思われている。だからあの人も・・・」などという主観に頼った挙句、無駄なメビウスの環に陥ることが、この一年は少なかった。
また現在進行形の問題を相談すると、クマ医師は「状況を変えるためにはどうしたら得策か」ということも一緒に考えてくれるコンサル的な役割も果たしていた。本当に、クマ医師には感謝している。

薬の確認をされ、いよいよクロージング。
「クリスマスなので」
とバッグからプレゼントとクリスマスカードを取り出して贈呈した。
「あ!すいません」
とクマ医師。
大したものではないが、クマ医師から発せられた数少ない情報を頼りに選んだ品物だ。

「○○さん(私)。コーヒーはお好きですか?」
とクマ医師。
「大好きです。中毒です」
と答えると、医学書で溢れかえった本棚からドリップ式のコーヒーの箱を取り出して私に渡した。

「ありがとうございます。・・・あひゃ。高級そうですねえ」
という庶民ちっくな反応しかできない俺・・・。


診察室を出て、会計をする。
むっちりした受付の女性(むっちりさん)とはだいぶ仲良くなった。
「○○さん、今日はお待たせしちゃいましたねえ。クリスマスイブなのに」
と女子っぽい発言をする彼女をかわいいと思う。
「この時間なので、今宵、ケーキは諦めました」
と言うと、むっちりさんは
「私は昨日たくさん食べました!!」
と嬉しそうに答えた。
むっちりさん、さぞかしケーキを美味しそうに頬張るのだろうなあ。

そんなやりとりをしていたら、既に消灯された待合室に、クマ医師が降臨してきた!!
「○○さ~ん。これ、ありがとうございます!」
と、ラッピングが取り払われたプレゼントを片手にし、ニッコニコと佇んでいるではないか。
嬉しそうで安心した。良かった。

「良いお年を」とクマ医師とむっちりさんに挨拶をして帰宅。

とても清々しい気持ちで心療内科をあとにした。まるで一年の垢を落としたかのような気持ちである。
考え方は財産だと以前クマ医師が言っていた。どんなに過酷な状況でも、考え方次第でプラスの方向へ持っていけるのだと、この一年の通院で学んだ。

帰り道。
「雨は夜更け過ぎに雪へと変わっても別にいいよ?」と天を仰ぎ見ると、星がキラキラと輝いていた。既にオリオン座は西南のほうへと位置をずらしていて、嗚呼、もはや零時を過ぎたのだと改めて思った。薬が入った袋をぶらぶらさせながら、「雨は夜更け過ぎに~」と小声で熱唱。
一頃、クリスマスシーズンになると、この歌をバックにJR東海が「シンデレラエクスプレス」のCMを流していたが、私に掛かった魔法は零時を過ぎてもなお醒めず。

明日への活力剤になるのだと信じたい。




メリークリスマス

2014年12月24日 23時58分03秒 | Weblog
心療内科なう。

今日は混んでいて、まだ帰れそうもない。
読書しながら順番を待っている。

今日が今日のうちに、…メリークリスマス!

クリスマス イブイブ

2014年12月23日 20時39分19秒 | Weblog
祝日なのだが出勤。
後輩男女&吉熊上司は販売応援に出ており、経営管理室は私だけでとても静かだった。
株式市場も休みであるし、制服の交換申請も来ないので、いつもできないことを進めた。

吉熊上司はこの四日間、私の同期のS子ちゃんが店長をしている店に行き、販売応援をしていた。
そして今まさに東海道新幹線でこちらに帰ってきている最中。

クリスマス+JR東海ったら、あれしかないYO!

JR東海 クリスマスエクスプレス 牧瀬里穂1989


・・・もうね、牧瀬里穂になりきって、記念Suicaに目もくれないで東京駅を突っ走って上司を出迎えたいぐらい、上司の不在は不安なのであった。

S子ちゃんは「亮子ちゃんによろしくお伝えください」というメッセージを吉熊上司に託したもよう。
遠隔地で、店のボスとしてマネジメントを担うS子ちゃんの活躍を同期として誇らしく思う。
同時に私も頑張ろうと思った。



マイミクであり大学時代の友達のハナちゃんよりクリスマスカードをいただいた。ありがとう★


メッセージに埼玉のコバトン及びコバトン2のことが熱く語られていてて思わず吹いた。
ハナちゃん・・・。



母ヨーコたんはクリスマス大好き人間だが、私にもそのDNAが引き継がれているらしく、年末商戦で疲労困憊だとしても、やはり心がわくわくする。その気持ちは、サンタさんは存在するに違いないと妙な確信をもっていた幼少期と変わらない。


さて明日も出勤。
明日も後輩男女&吉熊上司は振休で不在。
こぴっと頑張ろう~!!

年賀状を書き終えたので明日はポストにインする予定。


雨のち晴レルヤ

2014年12月22日 21時54分14秒 | Weblog
後輩女子Cちゃんと後輩男子ししゃも君と仕事。吉熊上司は明日まで遠隔地に出張。

毎年恒例、この時期は狂いそうになるぐらい忙しい。
休みが少ない+やることいっぱい。→イライラしやすい・・・。

しかも先週の土曜日から左膝の感覚が麻痺しててちょっち不安。
退社後、会社近くの整形外科に行ったのだが原因不明とのこと。
2年前に会社の階段で転倒した際の裂傷が起因しているのではないかとその鈴木宗男似の医者は言う。
「一生直らないよ」
と言われてショボーン。

この整形外科に来たのは10年ぶり(前回・・・会社で転倒して尾てい骨にひびが入った)。
「この10年のあいだ、あなた、結婚はしなかったの?」
と鈴木宗男似の医者に聞かれた。
していないと答えたら
「国が滅びるから子供を産でくださいよ」
と、鈴木宗男似の医者にふざけた感じで言われた。
スルーしたけど。
てか、生き方を指示するなんて失礼じゃないか。
まあ、こんな人の戯言で私の確固たる独身主義は揺らがないけど。ふん!
これからこの整形外科を心の中でムネオハウスって呼ぶからな。覚えておけ、ムネオ。


帰り際、受付に
「診察券を作りますか?」
と聞かれたが
「あ、恐らくこちらに伺うことは一生ございませんのでけっこうです」
と秘書検定のテキストに出てくる秘書A子(前傾姿勢&申し訳なさそうな感じ)で断った。

嗚呼、もう・・・イライライラ。

お昼のお弁当が美味しかったことが唯一の嬉しかったこと。
コロッケの中はかぼちゃ。

吉熊、貪り食っていた。


そして遠隔地へ出張中の吉熊上司と電話で話せたことも嬉しかった。
彼は10日連続出勤8日目で若干ナチュラルハイだった。
私が選んだビジネスホテルも快適らしい。良かった。
早く帰ってこないかな・・・。


そうそう。急は冬至。昼の時間が一番短い。しかも新月。新月と冬至が重なるのは19年ぶりらしい。(朔旦冬至)
これから次第に日が長くなる=夏に近づくのか。夏の暑さだったらまだ冬の寒さのほうが自分的に好ましい。
冬至といったらゆず。
昔、母がゆずファンの妹のために作成した「ゆず坊」(ゆずマン)。






ゆずといったら、今年3月まで放送されていた「ごちそうさん」のテーマソングが脳内をチラつく。

ゆず「雨のち晴レルヤ」



今年前半、絶望の気持ちで毎朝聞いていた。

明日も仕事。
この機嫌の悪さが直りますように。








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公開講座「HAYABUSAからHAYABUSA 2へ」

2014年12月21日 22時57分33秒 | Weblog
公開講座「HAYABUSAからHAYABUSA 2へ」のため、所沢航空発祥記念館へ。


航空公園駅


所沢っていったらトトロ。
駅構内の店で販売されていた12万円のジャンボトトロ!!




駅に到着するとさっそく飛行機がお出迎え。






到着!




「HAYABUSA -BACK TO THE EARTH-」・・・2010年6月に初めて府中のプラネタリウムで見たとき、涙と鼻水をだーだーととめどなく流しながら観た作品である。
映画や講演会の上映も含めると7回観た。そしてDVDも購入した。月に3,4回ほど観返すのだが、観るたびにまた涙と鼻水をだーだー流す。
何がそんなにいいのかというと、小惑星探査機はやぶさのミッションを分かりやすく教えてくれたのはもちろん、はやぶさが生きているかのように描かれていたこと。そして製作者のはやぶさへの愛情を感じられるからである。それは使われている言葉や音楽、そして映像にも滲み出ている。

今年の夏に観た「HAYABUSA2 -RETURN TO THE UNIVERSE-」も、はやぶさを支え、そしてはやぶさに支えられてきた人のことまで描かれていて、愛情に満ち溢れていた。

「HAYABUSA -BACK TO THE EARTH-」、「HAYABUSA2 -RETURN TO THE UNIVERSE-」を作られた上坂監督のお話を聞けるというのだもの。6日連続出勤の疲れなんて吹き飛ぶ。普段の休みは12時まで寝ている私が9時に起きられた!奇跡!!そして今日の講演会には事前に申し込んでいたのでとても良い席で拝聴することができた。


さて講演会。
うぉ~!生の上坂監督だ!!

第一部
1.想い
・2010年のはやぶさ帰還をウーメラ砂漠で見たときに初めてはやぶさと対面。そのときの動画も披露されていた。
・カプセル公開のとき、泣いた。
・糸川英夫先生の曾孫の話(「HAYABUSA2 -RETURN TO THE UNIVERSE-」で、はやぶさに手をかざす青年のモデル)
・イプシオンの打ち上げ

2.作る
・「HAYABUSA -BACK TO THE EARTH-」は最初2箇所のプラネタリウムでしか上映していなかったが、見た人のおかげで上映されるプラネタリウムが増えていった。
・「HAYABUSA2 -RETURN TO THE UNIVERSE-」を作る際、JAXAの先生方の協力を得て、勇気を貰った。
・ものづくりに大切なことは、伝えたいものを「見極める」「実現する技術」そして「第三者的に感じる視点」
・「HAYABUSA2 -RETURN TO THE UNIVERSE-」作成で挫折したときに、ツイッターでもらった励ましの言葉「応援することしかできんばってん 応援しとうけん」で、大なたを振るう決意をした。→その後、半日で完成。(「HAYABUSA2 -RETURN TO THE UNIVERSE-」作成の過程で削除されたシーンを公開)
・監督は、納得のいくまで何度でもやり直すことを信条にしている


第二部
3.旅立ち
・先日旅立ったはやぶさ2の打ち上げのもよう。
・打上げ場から700メートル付近でリモートカメラを使用した打ち上げの様子(動画)
・打ちあがって、はいお終い、ではない。はやぶさ2の旅はまだ始まったばかり。これからも応援する。


という内容だった。
裏話も聞けてとても面白い講演会だった。


講演会の後、上坂監督が書かれた
「はやぶさ」-2つのミッションを追って “HAYABUSA"ミッション9年間のドキュメント
をゲット。

そしてサインをしていただいた。本を差し出す手が震えた(緊張)。





ボリューミーで読みごたえがありそう。
絵も綺麗。



そして売店ではやぶさ2のクリアファイルも購入。
美しい・・・。
主に仕事中に使用するのだが、仕事が捗るに違いない。


HAYABUSA -BACK TO THE EARTH- 【Trailer】


HAYABUSA2 -RETURN TO THE UNIVERSE- トレイラー



今月の日曜日はずっと宇宙関連の講演会に出席していた。
好きなものをとことん探求できてとても満足。
宇宙のことを考えるとワクワクする。


さて明日からまた仕事。
遠隔地に出張中の吉熊上司にリモートコントロールされている私は、ミッション遂行に勤しむのである。




『ガガーリン 世界を変えた108分』

2014年12月20日 21時46分30秒 | Weblog
この映画、観たい。
予告観ただけでも泣けるっ~!

『ガガーリン 世界を変えた108分』予告編