世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

やる気が湧き出るドラマ

2010年11月30日 23時42分19秒 | Weblog
毎週火曜の夜ったら、「セカンドバージン」である。
職場でも、ちょっとしたブームになっている。
「今日は『セカンドなんちゃら』の日だよ」
と言って、宣伝広報している私。
後輩女子Cちゃんもワクテカな様子。

ちなみに、私はいまだに会社では「バージン」とは発言できない。恥ずかしくて。だから「セカンドなんちゃら」と読んでいる。

昼休みにあのドラマについての話が盛り上がった。
後輩男子タイスケくんと後輩女子Yちゃんが興味を示し、今夜から観ると言っていた。
2話から全く観ていなかった殿方係長も「今夜、観てみようかな」と。
吉熊上司は苦笑していた。

番組開始5分前。
お風呂から出た私は後輩男女たちにメールを一斉送信した。
「やる気が湧き出るドラマ『セカンドなんちゃら』まであと5分ですよ」
と。なんだかNHKの回し者みたいだ。
当社では、週明けの朝礼で「やる気が湧き出るお話」という謎なテープが流れる。
それを真似して、やる気が湧き出るドラマ。


今日のセカンドなんちゃらは、…

第8回「愛しているのは私」

東京地検に逮捕された行(長谷川博己)は、連日の厳しい取調べに憔悴していた。拘置所に面会に来た万理江(深田恭子)に行は「離婚してくれ」と頼むが、はっきりと拒絶される。ある夜、るい(鈴木京香)の家に万理江が来て全部自分の仕業だと話す。るいと一緒にいた愛子(YOU)は万理江を罵倒するが、「愛人は妻にはなれない」と万理江は余裕綽綽。るいにできるのは、日々、拘置所の行に手紙を書くことだけだった。しかし、行はるいとの面会を拒む。そして、出所の日・・・。

行はるいを無視する。

何、その予想と違うストーリー展開は!?
これだからこのドラマは目が離せないんである。


今回の前半、ほとんど金融ドラマ「ハゲタカ」みたいだった。
その内、鷲津政彦が「腐った『なんちゃら』を買い叩く!」とか言いだしそうだった。
TOB、資産管理会社取得の説明。
期待の官能シーンはナッシング(←期待しているのか!?)。
来週はその期待の官能シーンがありそうな予感。
なんてったって題名が「最後の一夜」
これはまさしく!!

NHKのK点をどうか超越してほしい。

どうせだったら、鈴木京香が
「あなたの心の5%を私のものにして、財務局に大量保有報告書を提出したい」
「私とあなたのTOB,成功ね」
とか、囁きながらの官能シーン、熱望。

一週間、また期待に胸を膨らませつつ、頑張ろう。
やる気、…違う意味で出たかも。

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明日から師走

2010年11月30日 23時27分13秒 | Weblog
銀杏を楽しもうと、デジカメと吉熊を連れて出勤した。
会社に隣接する公園は、今が銀杏の見頃。

昼休み、公園で吉熊と遊んだ。
青い空の下、黄色い銀杏が冴えざえと輝く。




綺麗な落ち葉は、押し葉にしよう。
葉書に貼って誰かに送ろう。ロハス!


吉熊は元気。
クマはそろそろ冬眠の季節なんだろうが。
子熊は風の子なのかもしれない。


「吉熊。そろそろ昼休みが終るから帰ろう」
と促したんだが、
「嫌だ」
と言って聞かない。
聞き分けの悪いクマだ。
誰に似たんだろう。


夜、奈良旅に行っている母ヨーコたんに電話をした。
晩秋の奈良はかなり良いらしい。
東大寺の大仏殿にある穴の開いた柱。
中学校の修学旅行以来に、穴を潜ってみたそうだ。
女の子2人に引っ張ってもらい、ようやく通過できたと喜んでいた。
あの穴って大仏様の鼻の穴と同じぐらいの大きさらしい。
今日は法隆寺も堪能できたそうで。
良いなあ、奈良。

帰宅途中、喫茶店で一服。
鞄の中から吉熊が出てきて
「早く帰ろうよ。『セカンドなんちゃら』観るんでしょ?」
と、促してきた。
ぎくっ!
なんで私があのドラマの視聴者だということを知ってるの?



駅前はイルミネーションで装飾されていた。
とても綺麗。
ああ、そうか。
明日から師走なんだっけか。
早い。




来年を笑って迎えられますように。
ラストスパート!!


芋子からのメール

2010年11月29日 20時19分50秒 | Weblog
母ヨーコたんが奈良へ旅に出てしまった。
マザコン度数がドラえもんの骨川スネ夫レベルを超越していると自認している私は寂しい。
(といっても毎日電話してるんだが)

ヨーコたん本人にこの心境を述べるとウザがられてしまいにはキレられてしまうので、妹・芋子にメールをして発散。
「ママがいないよ~。寂しいよ。わ~ん」
って(原文ママ)。

そしたら芋子からすぐにレスポンスがあった。
「亮ちゃんには、汚いクマがいるでしょうな」
だって。

どうやら吉熊及びその他のクマのことを指しているらしい。
もう!
なんて毒舌な妹なのだろうか!
ぷんぷん!!

昼休み、芋子からメールが来た。
今週末に会わないかとのこと。
きっと私のことを心配してくれてるんだ!
なんて優しい妹なのだろう!

「お~!心の友よ~」
って、ジャイアンの心境になった。

なんだか少し、寂しくなくなった。
ありがとう、芋子たん。

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ココロの天気

2010年11月29日 20時17分03秒 | Weblog
昼過ぎから急に落ち込む。ゲリラ豪雨並みに前触れもなく、いきなりである。
精神科医クマ医師が教えてくれた呪文「生理前だからしょうがないさ」も効果なし。
もう、もはや自分に疲れた。苛々しすぎて頭が痺れる。

喫煙解禁の定時まであと1時間、煙を吸いたくて吸いたくて心が折れそうになる。
ようやく煙と再会。やっと会えたね。
靄がかかっていた頭の中が次第に晴れてくるのを感じた。

退社後、写真屋さんに自分LOVE年賀状を受け取りにいく。
なかなかの出来映えである。早く年始にならないかなー。
私のココロ、日が射してきた。

家に帰ってもやることはたくさんある。あれもこれも。
再び雷雨になる前に、今夜は投薬で強制終了だ。

まあ長い人生、こんな日もあるよな。

明日天気になぁれっ!

おやすみなさいませ。




はやぶさ信じ逝った息子 遺影抱えた父、一番乗り

2010年11月29日 20時11分14秒 | Weblog
帰宅後、ネットを散策して発見した記事。

はやぶさ信じ逝った息子 遺影抱えた父、一番乗り(2010年11月28日 読売新聞)

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kagoshima/news/20101128-OYT8T00017.htm

>7年にわたる約60億キロの宇宙の旅を終え地球に帰還した小惑星探査機「はやぶさ」。九州初の一般公開が始まった27日、会場の佐賀県立宇宙科学館(佐賀県武雄市)に一番乗りしたのは、はやぶさの帰りを心待ちにしながら16歳で早世した曽於市の少年の父だった。はやぶさとの対面に、「息子が連れて帰ってきてくれたような気がする」と声を詰まらせた。

こ、こんなお涙頂戴な話で、…な、泣かないもん。
…な、泣かないもん…。

…ダーッ(←鼻水と涙が流れ落ちる音)。

「はやぶさ」って聞くだけでパブロフの犬の如く条件反射で涙腺が緩くなるのに。
息子の遺影を抱き締めながらカプセルの前に立つお父さんの想いを考えたら、胸が締め付けられそうになった。

イトカワと地球だけでなく、死んだ者と生きている者の絆を、はやぶさは結んだのだ。

そう思ったら、また泣けてきた。

紅葉色の夜

2010年11月28日 22時30分12秒 | Weblog
母ヨーコたんは、今、奈良に行っている。
一人旅である。
奈良の秋を満喫することは彼女のずっと以前からの願いだった。
今日は阿修羅像と再会できたそうで喜んでいた。
ヨーコたんが喜ぶと私も嬉しい。

節約家の彼女は、新幹線=ぜいたく品だと思っている。
最後まで「新幹線に乗ってもいいよね?」と躊躇っていた。
でも、4年前、「自分探しに行ってくるね」と、マチュピチュへピュ~っと行ってしまう大胆さも彼女にはある。
「自分探し」って、…自分、そこにいるじゃん…と突っ込む暇もないぐらい、あっという間に日本の裏側に出発してしまったっけ。

そんな彼女と電話で話したのは、夜の帳が下りたころ。
一日中家にいたので、外の空気を吸いに、私も出かけたくなった。
12月5日まで、六義園で紅葉のライトアップイベントが開催されている。
夜桜と紅葉の時だけ、夜間、ライトアップされている(園内は広大なので夜間は立ち入り禁止区域がある)。昼の六義園とはまた違った趣があって良い。



池の中島。
緑、赤、そして右端の雪吊…なんだかクリスマスみたいだ。


昔、この辺で外国人観光客の青年にシャッターを押してあげたことがある。
あの青年は今、何をしているだろうか。


茶屋で一服。
ライトアップされた紅葉を見ながら抹茶とお菓子を食した。
吉熊、ご機嫌。


暫く進むと、なにやら怪しげな雰囲気に…。
ブルーライトと癒し系の音楽は例年通りだったのだが、今年はさらにバージョンアップして、スモークが焚かれていた!

もうね、これはね、一種の怪奇特集かと。
「あなたの知らない世界」かと。
http://www.youtube.com/watch?v=YJYDoksqluo

「この世に地獄があればこそ、あの世にも地獄が続く。
生と死の二つの世界を人の心はつないでいる。
人は死んでも、人の恨みや呪い悲しみはけして消えることはない。
死んだ者たちがよみがえるとき、あなたは本当の人の世を知ることが出来る。
それが、あなたの知らない世界」
って、ナレーションも思い出してしまうぐらい、ホラーな状況だった。
(余談だが、新倉イワオ先生って、今、何してるんだろう)

でも、好きだよ。こういう演出。





漆黒の闇に浮かぶ紅葉の形が愛らしい。




今年もここで紅葉を観られて良かった。
都会にありながら喧騒を感じさせない六義園マジックを堪能し、すっかりリフレッシュできた。




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渡部潤一講演会 ~天文学最前線~

2010年11月27日 23時48分47秒 | Weblog
今年、私の中で1番輝くニュースは、なんつっても小惑星探査機はやぶさの帰還である。

今日は大宮の宇宙劇場へ、渡部潤一氏の講演会に行ってきた。

渡部潤一講演会 ~天文学最前線~
テーマ:「はやぶさ」とオーストラリアの星空

渡部潤一氏は、日本の天文学者。専門は太陽系天文学。理学博士(東京大学、1988年)。国立天文台教授兼天文情報センター長。総合研究大学院大学物理科学研究科天文科学専攻教授。福島県会津若松市生まれ。2006年、国際天文学連合の「惑星の定義委員会」委員となり、冥王星の惑星からの除外を決定した最終メンバーの1人となった。(ウィキより)

ネットで渡部潤一を検索すると「もしかして渡辺淳一」と出ることを嘆いていた。
そんな自虐的な自己紹介を経て、はやぶさや天文のことを熱く語ってくださった。

はやぶさがぶちあたる数々の困難や要所要所の成功で、宇宙科学者たちが盛り上がったり嘆いたりしていた「裏事情」みたいな話が一番面白かった。

はやぶさが帰還したとき、渡部氏はあのウーメラ砂漠にいたそうだ。そして実際に四散するはやぶさを見たとのこと。そのときの状況など、とても興味深く拝聴した。プラネタリウム版「銀河鉄道の夜」の加賀谷氏も一緒だったらしい。はやぶさの帰還した夜は新月で、光がない夜空に輝く星が抜群に綺麗だったそうだ。また天の川の光で影ができたという、想像するだけでも心が躍動するようなお話を聞けてうっとりした。
最近は天の川を見たことがない子が増えているそうだ。私もその中の一人なんだが。会社の先輩で秩父にて天の川を見たという人がいる。私もいつか絶対に見てみたい。

プラネタリウムでの講演会ということだったので、一瞬だけ暗くなり、頭上に満点の星が出た。はやぶさの「奇跡の軌跡」をポインターによって解説してくださり、とても分かりやすかった。
アメリカやロシアの宇宙開発が軍事目的を孕んでいるのに対し、日本は人工知能を搭載したもので、これは世界に誇れるものだと渡部氏は言う。全くその通りだ。
星が綺麗。
その綺麗なものをもっと知りたいという探求心を人殺し開発に転換、利用してはならないと私も思う。

今日は貴重なお話を聞けて大満足だった。

休暇をイースター島で過ごそうとしたのに、船上で某テレビ局の人に見つかり、取材を受けている渡部氏。
「取材費は支払われませんでした」
とのこと。
46年ぶりの皆既日食・太平洋上



お誕生日おめでとうございます!小室さん!

2010年11月27日 23時45分51秒 | Weblog
毎年この日は、神聖な気持ちになる。
11月27日は、小室哲哉氏のお誕生日。
めでたい!

ってなことで、私が選んだ小室さんの曲ベスト10。
時期が変わると選曲が変わるのもこのチャートの特色。
今はこんな感じ。

1.「Anytime smokin' cigarette」(globe)
この歌詞、奥深い。喫煙者が1本の煙草を吸い終えるまでに考えることを巧妙に表現している。

2.「SWEET PAIN」(globe)
聴いていて気持ちがよい。

3.「I'm proud」(華原朋美)
いわずもがな。私の人生のテーマソング。

4.「TOO SOON」(小林幸恵)
切ない。詩は小室みつ子さん。

5.「DEPARTURES」(globe)
初めて聴いた時からずっと好き。
魂を掴んで離さない力がある曲。

6.「humansystem」(TM NETWORK)
すれ違う少女と少年の物語。
出会えればいいのに。
この曲を聴くと、今まで自分が得てきた出合いの偶然性に感謝する。

7.「ふわふわふるる」(tohko)
透明感のあるtohkoの声と小室さんの音楽が合っている。
恋愛における駆け引き、純粋に相手を想う気持ちが入り乱れた女心を巧みに表現した作品。

8.「LOVE BRACE」(華原朋美)
今年の夏のニューヨーク一人旅でよく思い出した。
今年に限らず、一人旅の夜には毎回思い出す。
恋人と自分を繋ぐブレスレットがテーマなのに。
自分には旅情を歌った曲に変換されるらしい。
妄想結婚式のエンドロールに流しているぐらい好きな曲。

9.「Opera Night」(小室哲哉)
ゴージャスな音と世界観(と小室さんのヌメヌメボーカル)。
仮面舞踏会には出席したことはない。
けれども、自分が古城内で行われている会で仮面を被った小室さんにじっと見つめられるシチュエーションを妄想してしまう。

10.「kimono beat」(小室哲哉)
松田聖子バージョンも好きだが、間奏がある小室さんバージョンがより好きかも。
6月の鎌倉紫陽花巡りのときに必ず口ずさんでしまう。



今後の活躍にも期待している。

お誕生日おめでとうございます!
小室さん。
あなたのファンでいることを誇りに思います。

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集積

2010年11月26日 23時24分44秒 | Weblog
今週も穏やかに過ぎた。
ロビーの花は今週もピンクの薔薇。
一週間、ご苦労様でした。


今日は久々に●●●ィ~(部長)から仕事を振られた。
彼が求めているものをどう提供するのかが腕の見せ所。
毎月人知れずコツコツと貯めてきたデータを加工して「ほいっ!!」と放出する瞬間は気持ちが良い。
こういうことがあるから、地味なことでも手を抜いては駄目なんだということを実感した。
「こんなデータ、どうせ誰も興味がないんだろうなあ」と、ちょっとしたサボり心があると、今日のようには上手くいかなかったと思う。ありがとう、過去の私。

月末業務のキリが悪かったので、ちょっこし残業をして後輩女子Cちゃんと帰った。
吉熊上司や後輩男子タイスケくんの言動を思い返し、二人で大爆笑。
毎日毎日、笑いが絶えない。
こんなささやかな笑いの集積が私の多幸感の基なのだろう。

帰宅後、吉熊の洋服を羨ましがっているワルツくんに吉熊の洋服を着させてあげた。
体格が似ているから、まあまあフィット。
このオーバーオールも編み物おたくの母ヨーコたん産。


よく観たら「KYコンビ」!?
君たちは空気が読めないクマなのかい?
しかもワルツくん、帽子を被った姿がドンタコスのCMの人みたい!!!
可愛い。

会社同様、我が家もクマたちとの笑いで溢れている。
こんな日常を愛おしく思えた。

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クマ連れ出勤

2010年11月25日 22時58分15秒 | Weblog
吉熊と同伴出勤。
昼休みにお弁当を食べ終え、吉熊を連れて公園で撮影会を開催。
生憎、薄日の射すどんよりとした天気だったけれど、吉熊は楽しそうだったのでよかった。
私の気晴らしにもなるし。





吉熊の洋服(母の手編み)は、クマ好きの他部署の先輩に大絶賛だった。
やたら褒められて吉熊もデレデレしていた。

吉熊を連れてきた日は、仕事に張り合いが出る。
鞄の中から吉熊に見られているような気がするからだ。


昔、「アグネス論争」というものがあった。
私が林真理子先生を知るずっと前のことだ。

1987年、アグネス・チャンが第一子を出産した。彼女がその直後に乳児を連れてテレビ番組の収録スタジオにやってきたことがマスコミに取り上げられ、林真理子などから「周囲の迷惑を考えていない」、「プロとして甘えている」といった点で痛烈に批判された。
(この議論の存在は、大学時代、林先生の『いい加減にしてよアグネス』を読んで知った)

どちらの意見が正しいのか。
そりゃ、尊敬する林先生に一票!と、きっぱり言いたいのだけれども、私には子がいないのでよく分からない。それに社会人になり、数々の女性の先輩を見てきて、一概には言えなくなった。

産休中、保育所が見つからなくて、泣く泣く退職した先輩。
高級な保育園に通わせるため、月額7万円を支払って働いている先輩。
産休後、元の職位で元のように働くことは、並大抵の運の良さや資金力がないと、うちの会社の場合は困難なのである。

様々な実例を見ていると、やはり保育所がもっと増えたらいいと単純に思う。
事業所への設置云々は別にして。

子連れ出勤のことはよく分からないけれども、
…クマ連れ出勤はしたい!
これは、世界の中心で亮子が声を大にして呟きたいことだ。

クマ連れ出勤…
アグネス論争みたく、この先、世間で論じられる可能性は低いだろうけれども。

困った。クマった。

2010年11月24日 23時32分05秒 | Weblog
心療内科デー。

今日の服装は意図したわけではないのだが、全身黒になってしまった。黒スーツ、黒カットソー、黒い髪飾り、黒の靴とストッキング。まるで「女王の教室の」阿久津先生みたいだ。「いいかげん目覚めなさい」と、自らを叱咤しちゃったりなんかして…。


夕方、総務部の納戸に置かれた不要の資料を「なんとかしなさい」という指示を吉熊上司から受けた。手が空いたので、すぐに遂行することにした。台車に段ボールを乗せて他の建物へ。段ボールが大五郎に見えてくる。しとしとぴっちゃん…。誰もいない建物に一人で入場。ちょっこし怖い。私が宜保愛子だったら何かが見えるに違いない。カビ臭い空気を感じながら恐る恐る大五郎を押しながら進む。一人肝試し大会。無事終了したのだが…嗚呼、怖かった。


そんな一日だった。

定時の鐘と同時に会社を出て駅へとダッシュ。走りすぎて足がエイトマンみたいになっていたかも。この日は、とにかく1分1秒を争うのである。
駅から心療内科までもダッシュ。
受付時間、セーフ!
待合室の状況から、今日の解放予定時刻を目測。大体21:00ぐらいかな。

待合室で待っていた殿方患者がいきなり嗚咽を始めた。嗚咽はやがて絶叫に。このような状況に慣れた感じ看護婦さんによって彼は別室に運ばれていった。彼をチラ見したのだが、ごくごく普通の青年だった。別室に入ってからも彼はしきりに「…ごめんなさい」「先生、助けてください!」を繰り返していた。
発作だろうか。

これをきっかけに、読んでいた本が頭に入らなくなる。ちょっと動揺したのかもしれない、自分。煙草吸いたいなー…と苛々しかけたところで名前を呼ばれた。

今日のクマ医師は黒のカットソーをお召し。散髪したのか頭が小さくなっていた。その様子が余計にツキノワグマみたかった。カワユス。

先週半ばから、口周りに吹き出物が7つぐらいできたことを報告。ヘルペスを疑っちゃうほどの吹き出物だった。
排卵直後ということでPMS(月経前症候群)ではないかとのこと。最近の落ち込み気味や不眠の悪化もPMSなんでは?とのこと。嗚呼、たしかに。
落ち込むことがあったらまずは「PMSを疑いましょう」と指示された。そういえばホームページを見てみた感じではクマ医師はPMSの緩和治療に力を注いでいるんだっけな、たしか。

対人関係では、「もっと自信を持ってください」と言われた。
できるかな。

処方変更はなし。
パキシル、マイスリー、パリエット、防風通聖散

マイスリーを減らされた。「5ミリと半分」を「5ミリ」に。2.5ミリでも大分作用が異なる。
それに生理前は睡眠の質が落ちるのに。

困った。クマった。

クマ医師、処方ミス?
次の患者さん(絶叫していた彼)のことで頭がいっぱいになっちゃったのだろうか。

眠れなかったら在庫過多のソラナックスを投入するか。


若い子

2010年11月24日 23時29分14秒 | Weblog
帰りに寄ったファミレス。
隣は女子8人。大学のサークルの会合らしい。
食後、付き合っている男の話で盛り上がり、ドリフの笑い屋のような笑いを発し、更にデジカメなどを取り出して写真撮影を開始。
若いっていいなあ。
8人全員で撮りたいらしく一人の子が腕を伸ばし、カメラを自分たちの方に向けてシャッターを押そうとしていた。

旅先で私はよくシャッターを押してもらう。
一人旅が多いからだ。
頼むと大抵の人が押してくれる。
そのことを考えていたら、つい、
「シャッター押しますか」
と立ち上がっていた。
「うわあ!」
「なんて良い人なんだあ!」
「ありがとうございます」
と、黄色い声を受ける私。

月並みだけれども、良いことをすると気持ちが良いことを実感した。

…カメラを介して若い子のエキスを吸いとろうだなんて思ってないもん!

年賀状作り

2010年11月23日 23時03分32秒 | Weblog
休みだったので、昼まで布団から出なかった。

朝食兼昼食は、一昨日の帰省で母ヨーコたんが持たせてくれたパン。
サワークリーム入りのベーグルとメロンパン。
スーパーの中に入っているパン屋さんで購入してくれた。
美味しい!
朝(昼)から、ご機嫌♪

特にサワークリーム入りのベーグルはヨーコたんのお墨付き。
「美味しいから」
と一押しだった。
そんなに美味しいのかね、と半信半疑だった私。
一口食べたら…ティーレッテレー!(ねるねるねるねのCMふうに)

インディアン、…いや、お母ちゃん、ウソ、つかない。


食後はひたすら、ひきこもり。
机に向かっているかゴロゴロしているかのどちらかだったような…。

夕方、重い腰を上げ、写真屋さんへ行く。
そう、年賀状の作成のために。
毎年、自分の写真入り年賀状を送り付けている私。
従来は、京都で撮影した舞妓・十二単に変身した写真入りだったのだが、今年は京都には行かなかったのでどうしようかと思っていた。
小惑星探査機はやぶさとの2ショットかNYでの写真か、どちらかで悩んだのだが。
結局、ファーストインスピレーションで決めた。

今年もあと1ケ月とちょっこし。
毎年思うのだけれども、一年が経つのが本当に早い。

さて、明日からまた頑張りましょうか。


続・セカンドなんちゃら

2010年11月23日 23時01分56秒 | Weblog


クマたちを寝かしつけたあとは、大人のドラマ「セカンドバージン」を堪能。
雑誌AERAでも「京香なりきりで悪いか!」って特集されていたあの今人気の官能ドラマである。
こういうドラマは一人でこっそりと観るのが乙。
クマたちの教育に影響するので。

うんと年下の隣人・行(長谷川博己)とデキてしまったアラフォー女性るい(鈴木京香)。
先週の放送で、ついにその仲を妻・万理江(深田恭子)に目撃されてしまう。
今週は万理江のるいへの嫌がらせが勃発。
会社にるいの写真(目をくりぬかれている)を送ったり!
るいの愛猫レタス君を誘拐しちゃったり!
こえー!
クマたちを誘拐されたら、もう私は生きていけない…。

行の狙う証券会社の買収が着実に進む中、週刊誌に行とるいのスキャンダルが取り上げられる。
マスコミの取材を受けていた万理江は、心労が原因で流産になったと偽る。
さらに万理江の行動は止まらず、ついに行は東京地検特捜部に連行されてしまう・・・。

NHKがM&A絡みのドラマを制作すると、どうも「ハゲタカ」に似てしまう。
「ハゲタカ」同様に、今後も「セカンドバージン」(奥様の間では「セカバー」と略されるらしい)から目を離せない。
脚本は大石静なんだな。
…やっぱりね。


毎度、るいの服装や髪形も見どころの一つ。
お洒落なんである。
あのエレガントな巻き髪と洋服、いいなあ。
AERAじゃないけれど、「京香なりきりで悪いか!」って息巻いてしまう。


でも、クマ誘拐は嫌。

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Where the Hell is Matt? (2008)

2010年11月22日 22時44分46秒 | Weblog
YouTubeで夜明けの高速道路の動画を観ていた。

右側のリンク先にあり得ないほどの再生回数の動画が出ていた。
その数、3千万回以上。
あれ、二桁ぐらい間違えちゃったのかしら。
どれどれ。
軽い気持ちで観てみた。

Where the Hell is Matt? (2008)


1回目…変なダンスだな
2回目…世界って広いんだな
3回目…じーん

男性が世界各地でダンスをしているだけの映像なのだが、なぜだか込み上げてくるものがある。
世界平和って難しく思っていたのだけれども、本当はもっとシンプルなもんなんじゃなかろうか。
この動画を観ているとそんなことを感じる。

世界各地の国柄が出てて面白い。
日本の場面が、浅草や築地ではなく秋葉原?のメイドさんと渋谷の階段っつーのが気になった。

朝鮮軍事境界線がシュール!
マーライオンがあんなに巨大だったとは知らなかった!
そして、人々の笑顔。
世界旅行をしている気分になる。

私もダンスを真似してみたのだが、これがなかなか難しい。
このダンスを踊っているのはマットさん(1976年生まれ)というアメリカ人。殺人系ゲームを作っていたのだが虚しくなって退社をし、有り金をはたいて世界中を旅したらしい。

毎日同じような日々を繰り返しているとどうも麻痺してしまうのだが、こうしている間に、あのような人たちがあのような土地で今まさに生きていることをなんだか不思議に思う。

見知らぬ土地の見知らぬ人々の息吹を感じられるのも、ネットの良さなのかもしれない。

いつか「Where the Hell is Yoshikuma?」を作りたいなあ。

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